- [編集]小西 友七
- カテゴリ:
- 単行本 (2097頁)
- ISBN:
- 4385105960
- 発売元:
- 三省堂 (2006/10)
- 価格:
- ¥ 3,465 (税込)
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ユーズド商品:¥ 2,500 より
小さな宝物のような和英(☆6つ付けたいくらい)
1986年に出た小学館の『プログレッシブ和英』を初版で買い、それからなんと20年以上使い続けてきた。辞書はやっぱり実物の中身を確かめてからでないと選べないと思い、日本帰国のたびに書店で新しいものを手にとってみるのだが、どうもピンと来ない。ジーニアスも世評のほどではないと感じて購入がためらわれた。それが、これである。このウィズダム和英。今回は例外的に、他のユーザーの方々のレビューを参考に(初版から愛用しているウィズダム英和の新版と一緒に)AMAZONで購入したのだが、全く後悔なし。個々の例文や「使い分け」等の注意事項も素晴らしいが、特に好きなのは「翻訳のこころ」、「古今ことばの系譜」、「DISCOURSE」。なるほど!と心で叫んだり、読んでいて思わず鳥肌が立つこともある。大げさかも知れないが、これ1冊あれば巷に溢れる「発信型○○」とか「ネィティヴ感覚○○」系の参考書、学習書は不要ではないか。自分にとって、小さな宝物のような辞書だ。
辞書のおかげ
英会話に通い始めて半年ほど経って、新しい辞書が欲しくなり、ユーザーの評価が高かったこちらを購入。これを使い始めてから、ネイティブの先生に「この表現は良いね!ピッタリだよ」と感心されることがしばしば。。。(辞書のおかげ)やはり細かいニュアンスは英和の方を引きなおす必要がありますが、Webからも利用できる点も合わせて、非常に重宝しています。
使った瞬間からその良さが分かる
名前で買ってしまったジーニアス和英辞典(第2版)に失望してから数年。
今度こそ後悔しないようにと「ウィズダム和英辞典」を選んだ。
多くの方々が高評価をつけておられるように使うごとにその良さが分かる。
コーパスを軸に分析された訳語は信頼性も高く、編集者の努力が感じられる辞書である。
もちろんコーパスにも問題点はあると指摘されているが、客観的なデータとしては申し分ない。
購入するとWeb上でも使えるので検索スピードは速く、従来の紙辞書のコンセプトを覆している。
最後に載せられている動詞の5文型もかなり使えるので画期的な1冊だ。
(文型に関しては様々な議論があるので5文型で全て表せるかと言われると難しいが)
動詞の文型例)see
意味1.「見える、見る」
S〈人〉VO〈人・物〉 *進行形不可
I can see several ships in the offing. 「沖に船が数隻見える」
S〈人〉VO〈人・物〉C〈do〉
I saw him cross the road. 「彼が道を横切るのを見た」
S〈人〉VO〈人・物〉C〈doing〉
I saw him crossing a load.「彼が道を横切っているのを見た」
S〈人〉VO〈人・物〉C〈done〉 *受け身不可
I saw an old man knocked down by the car.「人の老人が車にはねとばされるのを見た」
S〈人・動物〉V
Cats can see in the dark. 「猫は暗い所で目が見える」
意味2.「会う」
S〈人〉VO〈人〉
I saw him on the street yesterday. 「昨日、道で彼に会った」
意味3.「見物する」
S〈人〉VO〈場所・劇など〉
Have you seen the sights of Paris? 「パリを見学されたことがありますか?」
意味4.「見て知る」
S〈人〉VO〈事〉 *進行形不可
I saw his arrest in the paper. 「彼が逮捕されたことを新聞で知った」
S〈人〉VO〈that節〉
I saw it in the paper that he was arrested. 「彼が逮捕されたことを新聞で知った」
意味5.「調べる」
S〈人〉VO〈wh節・句/if節〉
Could you go and see if the door is locked? 「ドアに鍵がかかっているか確かめに行ってくれますか」
意味6.「経験する」
S〈人〉VO〈事・時〉
She has seen a great deal in her long life. 「彼女は人生でたくさんの経験をしてきた」
意味7.「分かる・理解する」
S〈人〉VO〈事〉
Do you see the point of his argument? 「彼の議論の要点が分かりますか?」
S〈人〉VO〈that節〉
I didn’t know see that the door was unlocked.
S〈人〉VO〈wh-節・句〉
I don’t see why he got angry. 「私は彼が何故怒ったのか分からない」
S〈人〉V
You’ll see. 「今に分かるよ」
意味8.「(・・を・・と)考える[みなす]」
S〈人〉VO〈人・物・事〉+副詞句
Try to see things differently. 「物事を違ったふうに考えてみてごらん」
S〈人〉VO〈人・物・事〉as C〈名詞〉
Can you see happiness as your aim in life?「あなたは幸福を人生の目的と見なすことができますか」
意味9.「・・・するように気をつける」
S〈人〉V〈+to it〉O〈that節〉
See to it [See to] that the door is locked.「ドアに必ず鍵をかけておきなさい」
S〈人〉VO〈事〉C〈doing〉
See the work done carefully. 「(監督して)その仕事を気をつけてやらせなさい」
意味10.「見送る」
S〈人〉VO〈人〉+副詞句
He saw her home [back to her house].「彼女を家まで送った」
センテンスを作る際の文型は動詞によって左右されることが多い。
ウィズダム和英辞典は動詞の使い方(文型)にかなりのページを割いている。
正しい英文を書くためにも動詞に適用される文型はぜひとも知っておきたい重要事項。
現在の中学生,高校生用の電子辞書にはジーニアス英和・和英が主流である。
しかしウィズダム英和・和英の方がはるかに信頼性,使いやすさとも上と断言できる。
正直言って、ジーニアスよりも良い辞書はウィズダムを含めて数多い。
今後の電子辞書はジーニアスを独占的に採用するのではなく、幅広く検討した上で決めることを願う。
ニューセンチュリー和英、グランドセンチュリー和英のマイナー改訂版
本書は同じ小西氏の作となる「ニューセンチュリー和英辞典」(第2版1995年刊)
の改訂版である「グランドセンチュリー和英辞典」(2004年刊)を、更に
マイナー改定したものである。内容的には前の二冊を踏襲しており、解説や
用例などを見比べると9割は前二著とまったく同じ。「グランドセンチュリー
和英辞典」に若干の見出し語・用例を追記し、コラム記事及び付録を追加し、
全体としてページ数で1割ほど情報量が増えたのが本書である。前二著と同じ
特徴を持つ本書であるが、類書と比較した際の特徴は以下の通りである。
1.非文(誤文)情報に詳しい
「こうは言えるが、こうは言えない」といった日本人が英文を練る際に
語彙の選択、文法、語法などで誤りやすいポイントが、「×」印で簡潔
に表示されている。これによって、英和辞典や文法書を調べ直す手間が
手間も最小限に抑えられる。
2.補足説明に詳しい
ニュアンスの差、アクセント(抑揚)、語法、慣例、等に関する補足説明
が(★)内に豊富である。
3.コラム記事及び付録の増強
前著「グランドセンチュリー和英」が類書と比べて弱かったコラム記事
に関して、"discourse", "Word Choice", "翻訳のこころ"等が、また同様に
付録記事は前著の付録に加えて、「アカデミック・ライティング入門」
「自己紹介のポイント」「カードの書き方」の3つが追記された。
英和辞典で既に「ジーニアス」ブランドへの有力な対抗馬としての地歩を
占めた「ウィズダム」ブランドの和英辞典を作成する際、ゼロから新しい
和英辞典を作る代わりに、既に実績と評価のある「グランドセンチュリー和英」
をベースにしたという事であろう。「新しい」和英辞典を期待していたユーザー
側からすれば出版社の怠慢ではないかという不満も残るが、それでも現在最良の
和英中辞典である事に変わりはない。誰にでも安心して奨める事が出来る。
文学作品の引用がキラリと光っている!
私にとって、この和英辞典の最大の魅力は、「翻訳のこころ」と「古今ことばの系譜」というコーナーです。有名な文学作品からの抜粋を解説付きで英訳してあります。前者には、太宰治、森鴎外、宮沢賢治から山田詠美、吉本ばなな、村上春樹まで。後者には、「枕草子」「坊っちゃん」「ごんぎつね」、そしてオマケ(?)として「高橋尚子選手インタビュー」というものまで収録されています。
このように、文学に興味をもってもらうという趣向が入った和英辞典は今まであまりなかったのではないでしょうか。
コーパスのよさを活かした辞書といったらこれ
ネット上で展開しているデュアルディクショナリーでは検索機能も充実していて、
書籍と電子媒体のよさを両方味わえる。辞書はこうあらねば、という形。
情報を得るためのものとして、覚えたものを身にしみこませるものとして、
やっぱり両方、しかも同じものをもとにしたものがあるのはうれしいです。
その用例をコーパスとして使えることになったので、一般人としてもありがたいです。
和英辞典の最高峰!
和英辞典では、現時点でこれが最高の学習辞書だと思います。
(私はけっこう辞書マニアなので、英和も和英も10冊ずつくらい持ってますが)
単に日本の単語を英単語にしているだけではなく、できるだけ英語の文章で紹介しています。
また「こうは言えるけど、英語ではこうは言えない」とか日本人の間違いやすい点を語法・用法として細かに丁寧に説明しています。学習辞書としても最適です。
さらに英単語の使い分けや各種コラムも充実しています。
編者はジーニアスを手がけた小西友七氏。
同じ三省堂で小西氏編集の「グランドセンチュリー和英辞典」がありますが、本書の方が、内容が新しくて詳しいので、このウィズダムがお薦めです。
最後に本書の最大の特徴としてディスコース文を書くための文法,すなわち談話文法の知識があちこちで書かれています。例えば,「私は数年間フランス語を習っていたが,パリでは私のフランス語が通じなかった」と言う場合,日本語につられて I had been learning French for several years, but in Paris I couldn't make myself understood. と副詞句を先頭に持ってきがちである。しかし,英語では I had been learning French for several years, but I couldn't make myself understood in Paris. と副詞句を後置する方が自然であり,文章のつながりがよくなるとのこと。本辞典の用例の執筆にあたっては,このような談話文法の概念を全面的に取り入れ,より自然な英語の提示を心がけている!
これからあるべき和英辞典
かつてジーニアスの登場が、それまでの英和辞典をいっぺんさせたように
この和英辞典は今後の和英辞典を一変させるのではないかと思わせてくれます。
ジーニアス和英が「不十分だ」といわれるのは、
単純に英和辞典をひっくり返しただけのもの
にすぎないというのが一つの理由だと思います。
故に、ジーニアス和英で逐語的に行った英文はbig wordsにあふれた
不自然な英文が生まれてしまいます。
しかし、新たに生まれたウィズダム和英は日本語から始まる真の和英として
日本語と英語に存在するギャップを埋めてくれます。
例えば「お疲れ様」「ご苦労様」といった日本文化特有の表現が、
明快な説明と共に「使える英語」として載っています。
「なるほど!こういえばいいのか!」と思わず膝を叩きたくなる生きた英語が載っています。
未来を感じる和英辞典の登場です。
日英言語文化の架け橋
最近逝去された小西先生による和英辞典であるが、次のような点なおいてこれまでの和英辞典とは一線を画している。
まず、国語辞典やコーパスを踏まえ、実用性の高い語彙項目が選ばれている。
つづいて、英語的なコミュニケーションができるように、ディスコースマーカーの一覧や、アカデミックライティング、eメールの書き方などの書き方が充実している。
また、細部にわたっての、日本人学習者が迷いがちな類義語の使い分けにおいても、コーパスによる頻度チャートや、意味論的・語用論的に詳細かつ明快な解説は大変な助けとなる。
そしてなにより「家」といった日本的な概念の解説や、古今の名文(枕草子、坊ちゃん、風立ちぬ、高橋尚子インタビュー)の大胆かつ繊細な英訳コラムなど、読みどころは多い。
さらにはデュアルディクショネリーシステムによってアップデートされたオンライン情報が利用可能となる。
このように、本格的に日本語から英語という全く統語体系、文化背景の異なる両言語間の架け橋となろうという意気込みの感じられるものとなっている。
待望のコーパスベースの和英辞典
編集モニターの一人として、お話しさせていただきますと、予想以上に見た目がスッキリしてスマートなできです。「是非和英辞典を」との意見に見事に答えてくれました。コーパスもさらに充実させているようで、ますます、使いやすく、見やすい辞書になっていると思います。
例文も英作文などに応用が利くように配慮しているだけでなく、英作文を書くときのちょっとしたポイントやディスコースマーカーも載せているなどおもしろい作りです。。
ウィズダムは負けません!!まだまだ進化します。この進化は誰も止められないと思います。
今回の売りはデュアルディクショナリー!!
ネット上でウィズダム英和辞典、和英辞典が検索でき、コピー&ペーストも利用できるところ。CD-ROMとは違い、常にアップデートして、最新の語法などがチェックできます。
新しい、辞書の使い方ができると思います。
すごいお得な辞典だと思います。
今までは『プログレッシブ和英中辞典』を使っていましたし、勧めていましたが、今度は『ウィズダム和英辞典』でしょうね。
