- [著]甲田 幹夫
- カテゴリ:
- 単行本 (155頁)
- ISBN:
- 438805884X
- 発売元:
- 柴田書店 (2001/04)
- 価格:
- ¥ 2,520 (税込)
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レシピを超えて、もはや哲学書
著者の甲田さんのお人柄とパンに対する真摯な想いが伝わってくる素晴らしい一冊です。中身の濃さとお値段を比較したら、実に安い買い物だと思います。
私は実際のルヴァン店舗(幡ヶ谷、喫茶ル・シァレ、上田)にも足を運んでいますが、あの秘密をここまで明かしていいのか、と疑問に思うくらい本書ではレシピが丁寧に解説されています。また、家庭用の電気オーブンで焼く場合のレシピと、業務用のレシピが別に記載されているのもポイントです。
ベイカーズパーセントで表記してあると計算が厄介!と思うような方はきっと初めからこの本を購入しようとは思わないでしょうから、カスタマーを絞った内容とも言えます。ルヴァンを知っている方なら、この本を見てソフト系のパンを焼こうとは思わないでしょうし。
また、パン以外のレシピも非常に独創的で参考になるものばかりでした。全粒粉を使ったパイやキッシュ生地、卵や生クリームを使わないキッシュフィリング、砂糖を使わないお菓子など、自分の料理に対する固定概念を崩されることが多々ありました。そして、手に入る材料を最大限に活用するという姿勢を学べました。
本書をパン作りをしない友人にも見せたところ、装丁や写真やイラストが素晴らしいため内容が理解できなくても見ているだけで楽しい、という声を何度も聞きました。この本を手にするきっかけは人それぞれだと思いますが、パンを焼く方にはもちろんのこと、色々な楽しみや知識を与えてくれる一冊だと思います。
体にも心にも美味しいパン☆
リーンなパンが大好きなので買ってみました。最初はプロ仕様だからレシピは何キロ単位で計算しなおすのが大変そうだなぁっと思っていましたが、計算や種のかけつぎ方法はいたってシンプルで家庭でも簡単に作れます。何よりこの天然酵母種で作るパンは一次発酵が1時間半から2時間、二次は2時間〜3時間…発酵時間が早いのです☆また、全粒粉でつなぐ種は酸味が出やすくて管理が大変というイメージがあったのですが、この本の通りやっていれば大丈夫です。(一度自己流配分でやってみたら案の定すっぱくなりました…)今までカンパーニュ、フランスパン、ベーグル、マフィンなど焼いてみましたが、どれも焼いてから時間が経っても酸味が増さず、甘みと粉のうまみが深くなります。こんなパンは初めてです。自家製で果実や酒粕酵母を育てて焼いていますが、ルヴァンのパンにはなかなか敵いません。う〜ん…実際お店に買いに行きたい。
スケールの大きな一冊!
オーナーの甲田さんの大らかでオープンな人柄が伝わってくるような一冊。
通常職人さんは技を隠したがるものですが、作り方のコツが豊富な写真付きで丁寧に語られていきます。生地の丸め、成型、クープの入れ方等は何気に「目からウロコ!」でした。
レーズン酵母とライ麦酵母の起こし方、家庭向けアレンジ、本格派編(ベーカーズパーセント付きで家庭用にも応用可能だと思います。)と、ハードブレッド大好き派にはたまらないはず。クロワッサンやパイ、お菓子(ノンシュガーのルヴァン系ハードスイーツともいえる)のレシピもあり。
ごく普通のパン屋さんの、焼き色の薄いフワフワしたパンに慣れている方は、表紙を見ただけで「何、これ。焦げているじゃない!」
そうおっしゃることなかれ。パンとは本来どっしりとした力強いものなのです。
最後の方の「ルヴァンのパンによく合う料理」も、野菜がメインのヘルシーメニュー。毎日は無理でも意識してこういうものを食べていれば、いわゆる「キレル」こともなくなるんだろうなあ、としみじみ納得。
主張が強すぎる、とおっしゃる方もいますが、一本筋の通った「これこそがルヴァンです。どうか見てください!」という姿勢が私にとっては何とも潔く、心地良いのです。
天然酵母とパンの作り方が詳細にわかる!
写真付きでパンの作り方、レシピが詳しく説明されています。天然酵母と天然素材にこだわったおいしいパンの作り方、一般家庭でのレシピ応用方法が載っていて、初めての人にもわかりやすく説明されています。パンの他に、パイやキッシュの作り方も掲載されています。写真が多く見ていて楽しい本です。
love&peace
最近、パンを作る方にはまっています。何とかサワー種からライ麦パンを作りたいと、いろいろと本を読んでみると”ルヴァン”という名前があちらこちらで顔をだします。それではと読んでみました。
作り方を参考にしたいと思って読みましたが、そんな小さなこと(?)には終わらない本でした。何十年、何百年安心して食べ続けていける、そして、もっともっと体が元気になりそうなルヴァンのパン、そしてルヴァンの本でした。love&peace愛情いっぱい、心も体も温まるやさしい本でした。この本に出会えてよかった!
●パンから料理まで「素材を味わう」レシピ
最初にレーズン酵母作り~小麦・ライ麦による掛け継ぎの詳細があります。
仕入れた小麦をお店で「製粉」しているようで、丁寧なこだわりを感じます。グリーンレーズンも興味深いです。
材料やレシピは、家庭向けと本格向けと2つあり、手順は写真つきで読みやすいです。
パンの断面写真があるのも嬉しいですが、家庭向けとパイ系はベイカーズ・パーセントがないのが残念です。
ココの売りである(?)カンパーニュやライ麦、バゲット系、パイ系のレシピが豊富です。
食パンやキッシュ、マフィンやカレーパン等もあり、砂糖や油脂をほとんど使わない配合が特徴です。
必要以上に修飾せず「素材を味わう」感じで、素朴で重みのある感じのパンばかりです。
本の雰囲気も「森のパン屋さん」みたいで、お店の歴史やこぼれ話など、“ルヴァンの案内書” のようでもあります。
熱意に近い温かみが感じられますが、「これがルヴァンなんです」という主張の強い感じもするので、好みは分かれるかもしれません?
個人的には、ペーストやラスク、ジャム、野菜スープやカレー、サラダやマリネ、煮込みやきんぴら等の
充実したサイドディッシュに興味が湧きました(カラー写真が食欲・創作欲をそそります)。
こんなパンを食べたいな、とは思いつつ、粉の掛け継ぎなど少し手が込んでいるのと、全体に素朴&ハードなレシピなので、
気軽に作る感じではないかもしれません。白パンやお遊び系のソフトなレシピが、もう少しあったら良かったなと思いました。
この辺は、好みの問題でしょう。
気軽に天然酵母を始めたい方には、「天然酵母と国産小麦の焼きたてパンLESSON」がお勧めですし、
色々な酵母を試したい方は、「自家製酵母でパンを焼く―四季おりおり」も良いと思います。
この本は、天然酵母と国産小麦の「素材を味わう」パンを本格的に作りたい方に、お勧めだと思います。
ライ麦パン作ってみました。
この本に載っているライ麦パンを作ってみました。いつもイーストを使ってパンを作っていましたが、やっぱり天然酵母の味は違います!これは自分でパンを作ってる人なら絶対わかるはず。イーストのパン作りに慣れてしまっていると、酵母を育てるプロセスがちょっと面倒くさいように思えますが、なるほど、この面倒くさい工程が味と香りの違いとなって出てくるのです。味見をすると「やっぱり、天然酵母よね!」と納得。田舎風のどっしりとしたパンを作りたい方にお勧めです。
「パオの天然酵母パン」は天然酵母を育てる工程が写真入りで、しかもQ&Aつき。とても分かり易いので、こちらも参考にしてみては?
天然酵母パンの王道!ルヴァンのパン!
天然酵母のパンをいつか焼いてみたいな~と思ったときに薦められた
のがこの本。実際にこちらのお店にも伺ったことがあります。自然食の
食料品店に置いてあるのとはちょっと違った温かみのあるパンたちでした。
確かに材料が厳選されているとは思いますが、自然食料品店に行けば
大方入手可能です。酵母を作るのがやっぱり難しいですけど。でもこの
本、写真もとってもきれいで見ているだけでも楽しめます。
やっぱりすごい『ルヴァンのパン』
天然酵母パンといえば『ルヴァン』というくらい有名なお店。そのルヴァンのパンが自分でも作れる!と飛び付いたこの本。
材料から作り方までとても丁寧に写真付きで説明してくれています。こんなに全てみせちゃっていいの?っていうくらい詳細に見せてくれちゃっています。
でもここまでの厳選された材料を集めるのはやっぱり個人では無理。ルヴァンのパンはやっぱりこだわりのパン。すごいんだな~と思わせてくれた1冊です。
私とパン
昔々は御飯大好きっ子だった私。中学時代突然米粒が食べられなく
なった事があり、パンを食べ出した。米粒が食べられないのは一過性
の物ですぐに治って、いつもどおり米派に戻った。パンは菓子パンしか
食べなかったのはパン好きではなかったのだと思う。ネットの世界に入り
パンのメーリングリストなるものを発見して入会してみると皆のパン狂い
にびっくり。と共にオフ会などに出席し、それが自分自身にもいつの間
にか沁みついてきているのを実感。主人と出会ったのもパン好き絶好調
時代。デートはパン屋巡りが多く、主人も次第に感化されていく。
海外挙式のプロデュースしてもらう会社が東京だったので、はるばる東京
へ勿論第二の目的はパン屋巡り。憧れのルヴァンへ行く事が出来
店やスタッフの方の雰囲気が最高でパン達も良い顔をして並んでいる。
沢山買い込んで、ホテルの部屋で食べた。どれもこれも最高においしく
て感動。ルヴァンのとりこになった。今まで食べていたどこのパンよりいき
いきしていて天然酵母と言う物に目覚める。それからの私はパン狂いに
磨きがかかってしまった。今回ルヴァンの本が出ていると小耳に挟み近所
の本屋を探すがどこにもなくて、Amazonでみつけた時はめちゃくちゃ嬉しく
て主人に頼み買ってもらった。
自分でも自宅ショップのパン屋さんを開きたいと思っているのでレシピも
ついているのがすごく嬉しくて、届いてから毎日毎日穴のあくほど読んで
います。写真をみてるだけでも幸せ。酵母パンはつくるのがむずかしそう
だけど挑戦してみたい。又Amazonでもう一冊パン作りの本を買って実践し
よう。ルヴァンの本は本棚に綺麗にディスプレイして毎日読みたいから。
