- [著]スザンヌ ヘンウッド
- [著]ジム リスター
- [翻訳]橋本 敦生
- [翻訳]浅田 仁子
- カテゴリ:
- 単行本 (342頁)
- ISBN:
- 4393360494
- 発売元:
- 春秋社 (2008/04)
- 価格:
- ¥ 2,625 (税込)
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本で読むだけでは効果が薄い
本書は医療従事者向けのセルフコーチングの本である。NLPって何?コーチングって何?と知りたい人にはよいきっかけになる。しかし個人的には本を読んで実践すると思い込みによる間違いも多々あるので、やはり多少お金がかかっても、よいコーチを見つけるほうが効果があるように思う。とはいえ、いきなり他人に自分の心のうちを告白するのは、かなりリスクもあるので、本書を読むことで、よいコーチとはなにかを判断する基準にすればよい。またそのコーチのバックグラウンドも十分調べて、自分との相性を考えるべきである。
専属チアリーダーが肩にちょこんとのっかってくれる感じです。
この仕事自分に向いていないのではないか、とメタメタに凹んだところから、この本は私を救い出してくれました。ネガティブな感情をほぐし、目の前の仕事に戻してくれたと思います。
多少翻訳にありがちなポップなノリ(?)が気になるかもしれませんが、軸となるメッセージは、現場ではたらく人間自身が元気でなくては、患者さんは元気になりっこないよ、という考えてみれば当たり前なことでした。現場の特に管理者クラスの人にもぜひ読んでいただきたいなあと。
内容は魔法のようなトリックが書いてあるわけではなく、自分自身を大切にする地道な姿勢が一貫して述べられているように思いました。私の場合は、同僚のちょっとした一言が突き刺さってしまってやばいくらいお酒や甘いものに走ってしまったりするのですが、一呼吸おいてごらん、という冷静さを少し意識する機会をもらいました。
ほかにも、ものすごくつらい場面に遭遇したあとに、それでも別の仕事に戻らなければならないときにどのような心の整え方が可能か、というようなことですとか、いろいろ事例が載っています。ハウトゥっぽい感じもしますが、いろんなことのある現場ですから、活かし方次第かと思います。今後は自分がぶつかっている場面ごとに、そのページを開くという読み方になりそうです。
メディカルサポートコーチングですとか、ナース系のコーチングには他にもいい本がありますが、この本もまた、そんな著者の思いのこもった役立つ一冊でした。
