- [著]V.E. フランクル
- [原著]Viktor Emil Frankl
- [翻訳]山田 邦男
- [翻訳]松田 美佳
- カテゴリ:
- 単行本 (218頁)
- ISBN:
- 4393363604
- 発売元:
- 春秋社 (1993/12)
- 価格:
- ¥ 1,785 (税込)
- Amazonポイント:
- 17 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 195 より
前向きに生きる大切さを思う
ナチスによって強制収容所に送られ、死と隣り合わせの過酷な状況の中で
生き抜く。その体験は「夜と霧」ですでに読んでいた。だが、この作品で、
そのような過酷な状況の中で作者はどう考えどう行動したのかがより深く
分かったような気がする。どんな状況になっても人は生きていかなければ
ならないのだ。人は絶対に生きることをあきらめてはいけないのだ。
「どんな人生にも意味がある」この言葉の持つ意味は深くて重い。与えられた
命の大切さをもう一度考えさせてくれる、貴重な作品だった。
心の支えとなる本
「夜と霧」もすばらしい作品ですが、この本も本当にすばらしかった。
自殺者が年間3万人を超える現在にも・・というか、現在のような状況
だからこそ、フランクルの哲学は必要とされていると思いました。
アウシュビッツの収容所と現在を比較すると、あまりにも違いすぎ
ますが「苦悩する人間」が減ったかというとそうでもない。
環境は違っても、色々な問題を抱えて人々は苦悩している。
フランクルのいう「この世の中にはいい人と悪い人の二種類しかない」というような
人間の性質というのも現在でも通じるものだと思う。
遺伝子技術によって、人間が自分自身に生物学的な変化を与えたとしても、
おそらく苦悩は消えないと思う。次から次へと、さらなる要求や環境の変化が
生じ、新たな苦悩が生まれると思う。
そういう意味で、フランクルの哲学は未来の人間にも重宝される貴重な思想である
と思います。
ぜひ読んで頂きたいです
人生の中で一度は「生きる意味」や「自分の価値」について悩むことがあると思います。
そんな時に、読んで頂きたい本です。
色々心に関する本を読みましたが、これほどすっと心に残った本はありません。
なお、フランクルの理論は強制収容所の体験を通してできあがった理論、と
思われることが多いですが、強制収容される10年以上前にすでに発表もされています。
強制収容所の体験をへて、確認、確信した部分があったようです。
その後の市民講演の内容がこの本になっています。
衝撃
大学の先生が退官して置いていった本の中から見つけました。
この本を耽読すれば長生きすることに本質的な意味は無いと
いうこと、例え子孫を残すという遺伝子の命令を果たすこと
が出来なくても人生の意味は失われないということがわかり
ます。怪しいニューエイジ系の自己啓発書の様な無責任なこ
とは一つも書いてありません。ぜひ「夜と霧」とあわせて読
んでいただきたいと思います。
タイトルが物語る
「それでも人生にYESと言う」
このタイトルが導き出されるまでの著者の人生が全てを物語っています。
全ての経験には意味がある
人生への絶対的な肯定。
壮絶な経験を経た著者だからこそ重みが違います。
心の底まで響いてくる一冊です。
生きることへの絶対的な希望
この本を読めば、絶望することがいかに無意味なことかが理解できる。生きることについて絶対的な希望を持つことができる。一生物の本です。
フランクルの心は永遠に語り継がれる
戦争が終わった”翌年”に行われた講演の記録とのことですが、
当時、アウシュビッツの話は、さぞかし生々しいものだったのでは?と思
います。
私は戦後60年以上経った現在、この本を読んでいるので、アウシュビッツ
の情景は鮮明には浮かんできませんが、この講演の時点では、「それは、
すぐそこ」にあったようなものだったのでしょう。
アウシュビッツの地獄は、たった1年前にすぐ近くで実際に起こったこと
だったのです。
とても重厚な講演だったのでは・・などと、いろいろ思いをはせてしまいました。
フランクルは、精神科医でロゴセラピー(実在分析)の創始者です。
21世紀、心療医療は目覚しい発展をとげ、長年引きずってきた心理的苦痛
を数分で消去するような画期的な療法(EMDRやTFT)などが出てきたので
「苦しみに意味を見出して生きるより、苦しみは早く取り去って楽に生き
たほうが100倍良い!」
という人が増えてきました。まあ、私もそのほうが良いですが(笑)。
でも苦しみに意味を見出して生きる姿勢は崇高です。
この本を読んだら「夜と霧」も是非読んでください。
「苦しむことにどのような意味や価値があるのか?」ということを
極限の状態において、フランクルが語るシーンがあります。
このフランクルの心は、しっかりと受け継いでいきたいと思います。
凌駕させられた数少ない書
強制収容所から生還した数少ない人物の一人である著者の
体験を基にした圧倒的な人生肯定論。
僕は学識もなく、哲学や思想などにも疎いです。
しかし著者が哲学者や思想家など引き合いに出し、講演した模様を
綴った本書を手にし、揺さぶれられる程の感動を受けました。
それは言葉で表せられない程の残虐世界(言い表せないですね。)の中でも希望の光を見失わず、「どんな事にも意味がある」、
「目的はある」と固く信じ、答え続けようとしたからだと言う事でしょう!
ありきたりな書き方しかできない自分に腹立たしさを感じますが、
「生きる」という事において本書は、そこらの心理学者や
人生を語っちゃってる人達よりも何十倍、何百倍もの
生命へのポジティビィティを感じさせてくれました。
もちろん今までの自分自身にも考え直させれるところが沢山ありました。
読書メモ
人生の意味を実現する三つの方向
1 何かを行うこと
2 何かを体験すること
3 全ての可能性のない事実を引き受けること。
「人生それ自体が何かであるのではなく、人生は何かをする機会である」
「もし私がそれをしなければ、誰がするだろうか。しかし、もし私が自分のためだけにそれをするなら、私は何であろうか。そしてもし私が今しなければ、いつするのだろうか」
どんな人生にも意味がある
どんな時にも、人生には意味がある。
どんな人の、どんな人生にも意味があり、
なすべきこと、満たすべき意味が必ず与えられている―。
強制収容所を体験した、精神科医フランクル。
彼は「夜と霧(原題/心理学者、強制収容所を体験する)」の作者です。
本書は、強制収容所から解放された翌年にウィーンの市民大学にて、
その体験と思索を語った3回の講演会を収めたものです。
話は、優しい語り口で展開していきます。
彼に「それでも人生にイエスと言おう」と言われて、
励まされない人は少ないのではないでしょうか。
