- [著]岡野 雅行
- カテゴリ:
- 新書 (196頁)
- ISBN:
- 4413042042
- 発売元:
- 青春出版社 (2008/06/03)
- 価格:
- ¥ 788 (税込)
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ユーズド商品:¥ 379 より
着想の本、交渉の本、演出の本としての価値大
かなり得るところのある、良書です。「世渡り」というと、なんともつかみにくいテーマですが、仕事をしていくうえでの、着想や対処法、演出法などがふんだんに盛り込まれており、タイトルには「人生は勉強より・・」とありますが、大変「勉強」になります。重要な部分は太字を用いて書かれており、全体的に大変読みやすい本です。
本音で書かれた成功への指南書
自分のノウハウに絶対の自信があれば、たとえ相手が大企業
でも怯むことはない。本書は成功者にありがちな綺麗でカッコイイ
話ではないが、全て本音で書かれた成功への指南書でもある。
全てを鵜呑みにするには多少疑問があるが、実際の話なので
説得力は十分ある。ベラメエ調の語り口調もいい味出している。
岡野さんといると楽しいだろうし、こんな社長と一緒に仕事
ができたら従業員もいい仕事ができると思った。
コンサルタントの書いた成功本より、よほどためになります。
大手企業をギャフンと言わせたいあなたにお勧めです。
中小の会社で働いていると、著者の岡野さんのような気持ちになります。
大手企業は常に上から目線で、「お宅の商品を買って上げるよ」「いいだろう
言い値で」、見積もりを取って、注文が来て、製造してから「もう少し値段を
負けてよ」と後出しジャンケンをしてくる人たちをギャフンと言わせた下りは
本当に読んでいてすっきりします。
商売の、製造の基本中の基本です。「いい物を作れば営業はいらない」
私もよく話していましたが、痛く無い注射針などはまさしく「いい物」の基本
です。
特許を取るときも大手と一緒に取ると言うことは、目から鱗の発想です。
大手企業にいじめられているあなたにお勧めの一冊です。
一瞬、誤解してしまうタイトルだが中身は面白い!!
岡野さんは、要するに「職人の親玉」である。頑固を地で行く人だ。
だから「世渡り力」というタイトルには、はっきり言って違和感を覚えた。
しかし「はじめに」に、
「世渡り力」ってのは、おべっか使ったり自分だけ得するような薄っぺらいものじゃないよ。「人と情報のマネジメント」って意味だ。
とあって、まず納得。そして「オレの言う世渡り力とは……」と、こう続ける。
・自分のアイデアとノウハウを守る
・「前例がない」盾にとる人を突き放す
・ナメてくる相手を返り討ちにする
・権威をカサに着てくる人をギャフンと言わせる
もちろん、岡野さんはサラリーマンではない。だからこの本で言っていることが
誰にでも通じるとはいえないだろう。
しかし、「職人」とは、いわば「プロ」の世界だ。
プロフェッショナルの生き方を知ることは、たとえ仕事のフィールドが違っても、大いに意味がある。
全体が、語り口調で書かれており、一気に読むことができる。
気づきの多い一冊だった。
人生の機微を知る、人との付き合い方、仕事や会社との付き合い方。
岡野さんの本は本当に面白い。この方の話しを直接聴くチャンスがあったら、ぜひ行って見たいものだ。
世渡り力というと、なにやら調子よく、ひょいひょいと進む力という聞こえ方もするが、冒頭でご本人が(要約すると)「そんなものじゃない。人生の機微と、義理人情と、人様に可愛がられ引き上げてもらう総合力だ」とおっしゃっている。
仕事が心底好きで、その仕事を通じて培った考えや、人付き合いのノウハウを惜しみなく話してくれる。
この本は、すごく腕のいいおじいちゃんが仕事にからむ人生の機微を語ってくれる本だ。
とても参考になったし、良い本だった。こういった昔からの洗練された、人のことを考え尊敬している人付き合いの方法って、もっと見直されるべきだと思う。
デジタル世代へのメッセージだ!
■ 【下町の人間関係で揉まれ育つ】
東京の下町(墨田区東向島)に生まれ育った著者(08年
現在75歳だが、若々しい)が、親父さんから受継いだ金
型工場で、大企業に出来ない、「無痛注射針」や「携帯
電話電池ケース」を世に生み出している。本人は、幼くし
て勉強嫌いというか、周囲の下町特有の人間関係に包
まれ、学歴に拘らずのびのび育てられた環境に有ったよ
うです。
■ 【人に裏切られ騙されるも、スキルを信念に変え】
その結果、著者本人は義理人情に厚く、一方、他人から
騙されるなど、多くのことを人間関係を通じて学び、鍛え
られ知恵を身に付けたと思われます。そこで、役に立つ
「情報」、好かれる「人柄」、確実な「PR]、騙されない「防
衛策」、一流から学ぶ「品格」、仕事から生まれる「自信」
などを通じて、『世渡り力』として学歴社会をも凌駕するも
のがあることを警鐘しております。
■ 【高学歴世代の犯罪】
昨今世間を騒がせております「大分教員採用試験汚職」
は言うまでもなく、社保庁不正・官民癒着による不正事
件など、その枚挙にいとまがありません。又、「秋葉原事
件」を始めとする。ネットの闇サイト活用に代表される社
会の閉塞感などには、現代社会の識者達も成す術を
失っている感があります。
■ 【デジタル世代へのメッセージ】
教育委員会の皆さんは、高学歴であり、社保庁不正・官
民癒着などは、高級官僚と大企業幹部によって引き起こされ
ております。又、闇サイトは、人間関係の希薄なデジタ
ル世代によって運営活用されております。こんな風に考
えると、本書の著者「岡野 雅行」さんが主張する『世渡
り力』は、お人柄から言っても、極めてアナログであり、
アナログ世代の代表者の弁です。正に、デジタル世代
がなおざりにしていた数々を思い起こさせていただきまし
た。
本当のことをストレートに
上司と飲みに行った時の会話のよう。
さらっと楽しい口調の中に、本当の世の中の仕組みを伝えてくださる。
幸せな気分にひたるとともに、明日もまた頑張ろうという気持ちになりました。
気持ちいい
スカっとしました。この本を読んで明日から実践しよう!というものではなく、読み物としてとても面白かったです。生きることにひたすら愚直な岡野さん、とても親しみを感じました。まさしく働くことは生きること、生きることは働くことだと感じました。心に元気が湧いてきました。ありがとうございます、と言いたいです。
そういう生き方もあるさ
久しぶりにこの手の本を購入。別にこの本だけではないが、内容にはがっかり。
たたき上げの人であることを忘れていた。
もしサラリーマンの方で、人生の指針?になる本を・・ということで選択したのであれば
それは間違いです。著者の生きてきた世界はサラリーマンのそれとはまったく異なるからです。
書いてある内容を否定したり批判するつもりは全くありません。そういう世界や生き方も
あるでしょう。ただ、サラリーマンのそれとは全く違うということを言いたいだけです。
最後にもう一つだけ。この本を読み終わったときに著者のほくそ笑む顔が浮かびました。
やられた〜!って感じです。
この本は、重要と思われる箇所を太字にしてあります
タイトルにつられて購入。著者が世界一の職人であるかは知りま
せん。痛くない注射針なんてものがあるということさえ知りません
でした。
わたしは本を読むと、ここはと言うところに鉛筆で線を引きます。
そして、白紙のところに、線を引いた頁を書き込んでおきます。こ
うすれば、あとで見直した時に、線を引いたところがわかりやすい
からです。ぺらぺらと頁をめくるだけでは見落としてしまうことも
ありますので。
この本は、重要と思われる箇所を太字にしてあります。とても親
切な本だと思いました。線を引く手間が省けます。ところが、ほん
とうに大事なところは、太字になっていないところにありましたね。
「心づかいができなきゃ、ほんとの縁は生まれない」「苦労はこっ
ちからわざわざしに行くものじゃないんだ」「人を喜ばせるために
お金を使うことが、もっと自分を大きくするってこと」とか。
そして、一所懸命努力することは誰でも分かっていることだが、
それをアピールすることも大事だと。そのスキルこそが「世渡り
力」なんでしょうね。きっと。
