マインドセット ものを考える力

  • [著]ジョン・ネスビッツ
  • [監修]本田 直之
  • [翻訳]門田 美鈴

カテゴリ:
単行本 (278頁)
ISBN:
447876106X
発売元:
ダイヤモンド社 (2008/05/16)
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7,665 位
評価: 3.5
2008
09/13
Sat

いまひとつしっくりこない

[No.7] posted by N

興味をもって読み始めたあたりの62ページにGMの話しが出てくるのだが、「北米で年間五億一千万台ではなく、四億台の車を作るのだろう。」という部分で一気に冷めてしまいました。
この本はうその数字の上に作られた妄想か?と一瞬思いましたが、多分訳者が一桁間違えて、それを編集者も気づかなかったんだろう、と好意的に自分を納得させました。
こうして印象の悪いまま読んだせいか、事例を挙げた遠まわしの説明と比喩の多い語り口で、受け取り方によって様々な解釈が可能なまとめが個人的にはなじめませんでした。

2008
07/22
Tue

将来を予測する力はどうすれば身につくのか

33.3% (1 / 3)
[No.6] posted by nyagorin

「地球温暖化」「世界大恐慌」「食糧危機」・・・

日々脅されっぱなしである。
もっともらしい理由をつけられ、将来それらが起こるような気がしてくる・・・

そんな不安な気持ちをぶっ飛ばしたい、自分の考えで日々生きていきたい。
そう思っている時に本書に出会った。

マインドセットとは、「未来を読み解くものの考え方」のことである。
アルビントフラーやネスビッツなど未来予測学者の予想を聞いていればいい時代ではなくなった。
自分で情報を取捨選択し、考え納得する時代である。自分が未来を予想する時代である。

どうすればいいのか、未来予測で飯を食ってきた学者が書いた本書にヒントがある。
ガイドに従って、日々勉強である。
自分自身で将来を見通そうではないか。

2008
07/13
Sun

期待はずれ

0.0% (0 / 8)
[No.5] posted by 書評太郎

 タイトルと目次の印象から購入しましたが、期待はずれもいい所でした。11のマインドセット自体には非常に興味をそそられたのですが、その内容として書かれていることは「???」というものばかりです。
 聖書だとかIBMだとかアインシュタインだとか、そんなものを例に上げて、11のマインドセットを説明していますが、ぱらぱら見て読む気がうせたので、もう本を開くことはないと思います。
 ファッション、芸術、建築などに関する記述も、大学で読まされる新書の歴史教養本みたいな知識が書かれていて、なんだか、みてるだけでうんざりしてしまいます。
 この本を『7つの習慣』『成功の9つのステップ』と同じようなカテゴリーに入るビジネス本だと思って買うと痛い目をみます。お気をつけください。

2008
07/02
Wed

マインドセット

40.0% (2 / 5)
[No.4] posted by 常夏

前半部分は非常に役に立った。
この本のタイトルにあるように、ものの考え方について、
さまざまな側面から書かれている。

後半の「未来図」の部分は、
私の関心のある事柄が少なかったせいか、
いまいちの内容に思えた。

2008
06/18
Wed

未来予測をどのようにするか?

81.8% (9 / 11)
[No.3] posted by マストロヤンニ

未来を予測した本は、占い師などのものも

含めて多数ありますが、この本は、

未来予測の方法、予測する際の考え方に

ついて述べています。

11個のマインドセット(見方、考え方)は

どれも納得できるもので、頭に入れて

日常生活を営めば、見えてくる世界が変わるかも

しれません。

既に「現在」の中に「未来」は現れているとか、

経済のみ、データのみで未来を予測することは

難しいなど、その他、未来予測の方法が語られます。

「はじめに」で翻訳者が内容を簡潔にまとめて

いるので、急いでいる方はココだけ読んでも大丈夫

だと思います。(ずいぶん「おいしいところ」先取りの

「はじめに」ではあるなーとは感じました。)

後半は、ネスビッツ氏による未来予測。

それぞれの未来予測で、前半で述べた、どのマインドセットを

用いて予測をしたのかを表記しているのは、非常にポイントが

高いと思います。

ただ、その未来予測をどう評価するかは、本書を読んだ

それぞれの読者に任せられているといったところでしょうか。

未来予測に限らず、時評にも役立つ内容です。

2008
05/29
Thu

ちょっと期待はずれという印象

66.7% (12 / 18)
[No.2] posted by 佐倉ごるふ

時の人、レバレッジ本田氏が監訳ということと、かつてのベストセラー
「メガトレンド」ネスビッツ著ということで、個人的には発売前からかなり
期待していたぼですが、なんか、ちょっと、思っていた、思考の枠組み
(マインドセット)とは、若干違ってました。

ダニエル・ピンク著、大前研一訳、「ハイ・コンセプト」のほうが数段、
インパクトありましたねえ。機能でなく、デザインとか、米国でなく、
BRICSが台頭、とか・・・。先に出ちゃってますからね。

でも、まあ、しかし、大きな潮流を読む目を養う、という、その姿勢を
学べるということでも、11のマインドセット(格言?)は、その視点は
持っている、普通人の常識を覆します。ただ、この格言?が、格言を見た
だけでは、すぐには、ピンとこないという感じなのは、私だけでしょうか。

冒頭の、本田氏のまえがきだけを読んでも、本書の価値はあります。
なぜ氏は、この本の監訳をしたのか?その辺に、時代の神髄があります。
というと、ネスビッツ氏にしかられますが、私としては、後半の、
マインドセット応用編としての、世界情勢の分析は、さほど新鮮な感じ
はしませんでした。

原文のせいなのか、どうなのかわかりませんが、ちょっと日本語訳の
文章がわかりにくい印象を持ちました。

2008
05/23
Fri

時代の大きな流れを考える上ですごく参考になる一冊

89.5% (34 / 38)
[No.1] posted by 稀

著者は未来予測学者で昔「メガトレンド」を書いて、
ベストセラーになった人です。この本は、
マインドセット、つまり、ものごとに対する考え方に
ついて書いたものです。二部構成になっており、
前半では筆者の主張を11個紹介、後半ではそれに基づいた
未来図を5つ紹介しています。
前書きは本田さんで、読みどころを自身の例と
ともに紹介しています。

この本で読むべきなのは、前半です。
というのは、すごくそうだなぁと考えさせられることが
身近な例とともに紹介されているからです。

11個のうち、著者ネスビッツが一押しなのは、
4番「正しくある必要はないということを理解する」とのことですが、
私から見て、この本の読みどころをあえて3つあげるとすれば、
1番、9番、10番のマインドセットです。

まず、1番「変わらないもののほうが多い」では、
「メディアというものは変化を煽るもの」であり、
「変化は良く売れる」ということを示し、生活の本質は
なんら変わっていないということを指摘しています。
ガツンときたところを紹介しますと、
「物事の『やり方』ではなく、『本質』が変化したことが
どれくらいあるだろうか』というところです。
本質的なものなのかそれとも一時的な流行なのかを考える
きっかけになりました。

また、未来本というと、今後こういうでっかい変化が
起きるので今のうちから早めに用意しましょうという
イメージを持ちがちです。この本を読んで、そのイメージが変わり、
本質は何だろうかと考えるきっかけになりました。

次に9番の「結果を得るには問題解決よりもチャンスを生かすべし」では、
123ページからの数ページでは、ダノンがポーランドで
いかにヨーグルトのシェアを獲得したかや
スタインブレナーがどのようにしてロドリゲスを獲得したか、
アフラックの創業者が日本市場に目をつけたきっかけが紹介されています。
著者の例の散らし方は見事だと思いました。
非常に元気が出ます。ここを読むだけでも元をとれたと言えるでしょう。

最後は10番の「足し算は引き算の後で」。
情報の墓場という章が良いです。著者は蔵書は
4000冊と決めているらしく、手放す本を選び出してからで
なければ新たに本を加えていないそうです。
そうすることで蔵書のクオリティが上がるとのことです。
床に本が散らかっている私にとっては、なかなか考えたことのない視点でした。

このように気づきがいっぱいありましたが、後半は
前半ほど興味深いことが書かれておらず、興味がちょっと
薄くなってしまいました。その意味で6+4を2で割って5としました。
ちなみに、この本は勉強家の人であれば、
何らかの良い気づきを得られる本なので、マインドセットを読んだ人で
どこが印象に残ったかを語り合う会をやると面白いと思いました。


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