- [著]荘司 雅彦
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (208頁)
- ISBN:
- 4534044003
- 発売元:
- 日本実業出版社 (2008/06/19)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
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他人もそうだけれども、自分の記憶が完全であることはほとんど無い
「嘘」というものには二種類ある。
・記憶違いを本当だと思い込むもの
・悪意からくる嘘
人間は基本的には「悪意からくる嘘」がつけないものである。
そして嘘をついている相手は、「悪意からくる嘘」をついているものだと決めつけて対応していくのは、双方にとって大変好ましくない。
この本は、双方にとって良い結果をもたらすための交渉術について書かれている。
双方にとって良い結果にするには、多くの場合相手が「嘘」をついていたとしても、実をとってから相手に逃げ道を与えるようにすれば良い。
「悪意からくる嘘」をつく相手を追い込むのはあくまでも最終手段である。
被害を最小限に留めるための、人を見る技術についても書かれているが、あくまでも実を取るための手段として使うべき、として紹介されている。
なのでカバーに、このスキルの悪用は危険なことになりかねない、と書かれてあるが、その辺はまったく問題無いだろうw
交渉を円滑に進めるための導入書として読むのにおすすめである。
手元にあると心強い一冊
嘘や記憶違い、専門家といかに戦うかを明快にノウハウ化した本。
外堀から埋めて相手の嘘を見破る方法、記憶をあらぬ内容に変えてしまうバイアス、
女性の嘘の巧みさ(著者が言ってることですからね!)、
専門家との議論における対処法など、頭に全部入れるのは無理でも
手元に置いて必要に応じて参照できれば心強い。
もっとも、本の冒頭でいきなり「本書を手にとったあなたは、
おそらく思いやりが深く責任感が強い性格の方だと思います」と読者をおだてたり
(占い師が開口一番「あなたは今、大きな悩み事を抱えていますね」と
当たり前のことを仰々しく言う手法にそっくり)
本の奥付を見るとたった20日で重版していたり、
この本自体ちょっと疑ってかかり、慎重に読む方がよいとは思う。
その点を念頭に置いて、盲信さえしなければ頼りになるであろう一冊。
嘘を見破れるかどうかは結局その人次第
嘘を見破るのは結局その人の話術であり、この本からはその技術までは書かれていない。
例文はいくつかあるが、日常の場面で駆け引きのような会話になればこの本の技術だけではどうにもならない。
曖昧な表現や弁護士の立場からでしか必要ないような場面もあり、やや困惑した。
タイトルである質問力がつくような内容を期待していたが、質問力というよりは、嘘の見破りかたが中心に書かれていた印象が強い。
このような弁護士の技術を一般の人が実際にこれを応用してできるか疑問が残る内容だ。
ただ、弁護士の観点から、嘘の見破り方を応用させようという考えが面白く、人の瞳孔から嘘を見破れるということや人の記憶はあてにならないなど参考になる点もいくつもあり、読んでも損にはならない。
非常にわかりやすい本
法廷でのテクニックを、豊富な事例を用いて、
ビジネスに反映させた内容。
著者が弁護士ということもあって、説得力は
あるのだが、書かれている内容はほとんど心理学的な
内容なので、この問題について、語るべき人物かどうか
疑問が残る。
心理学ですね
法律系の本はあまり読んでなかったので興味があったのですが
今まで読んできた心理学の書籍にちかいです。
弁護士の仕事も人間の感情探りあいということはわかりましたが、
これといって目新し物はなかったのが残念です。
意外と内容がコンパクト
題名から想像したいた内容とは異なり、意外とコンパクトな内容でした。特に外堀を埋めて退路を断つことの重要性が必要なこと、女性の嘘を見破るのは難しいことの実情がよく分かりました。
コロンボと古畑任三郎の質問はなぜまわりくどいのか
弁護士の書いた相手の嘘を見破るための質問技術本。
ビジネス、実生活にも応用可能ということになっているが、それはさすがに無理。
(友達なくす)
私は、コロンボと古畑任三郎の犯人の追い詰め方の解説本と読んでしまいました。
最初にアメリカ大統領のリンカーンが弁護士だった時の反対尋問が紹介されており
非常に印象的なのですが、この外堀を埋めて退路を断ち、相手を論破する方法はコロンボや
古畑さんにそっくりですね。
その他にも
・相手の情報を引き出すため謙虚な姿勢で「教えを乞う」ような態度をとる。
・おもむろに世間話をはじめ、相手がイライラしだしても気にしないで、突然元の肝心の
証言部分に話を戻す。
・肝心な部分にさしかかったら証人の前まで行き、少しかかんで目の位置を合わせ質問をする。
・ハッタリによって相手をあわてふためかせてボロをださせる。
・専門家に質問する時は質問の内容を少しずらし自分の土俵に持ち込む。 等々
コロンボと古畑任三郎の質問はなぜまわりくどいのか。
そろそろ結論。(このレビューはちっともまわりくどくないな)
彼らは、法廷での弁護士の反対尋問のテクニックを忠実に実行しているからなのです。
人間関係の悩み解消本!
著名なブロガーのお勧め本。
その書評にあったように、嘘を見やぶって相手を責めるのではなく、人偏関係を円滑にする方法まで書いてあった。
職場の人間関係に悩んでいたが、「悪意の嘘」と「記憶違い」の微妙さ、「悪意の嘘」でも人間関係を円滑にしていく方法が説かれている。
たくさんの人間を見てきた人の書いた本なので、下手な自己啓発本よりもずっと心が楽になった。
みんなで楽しめる???
騙されないための「予防法」の本くらいに思っていた。
しかし、中身はたくさんの論理的、心理的、生理的、などなどの「ノウハウ」が詰まっている。
あれこれみんなで試してみる面白味があり、血液型や占いの本よりよほどたくさん楽しめる。
みんなで集まって、瞳孔ゲームやハッタリゲームなんていいんじゃないだろうか。
わかりやすく書かれた本のお手本。
最初に、下手な探偵小説も真っ青になるようなリンカーンの反対尋問が紹介される。
それについて、映画評論家のように丁寧でわかりやすく解説しており、見落としていた部分がハッキリわかって納得。
さらに、戦略をビジネスシーンに適用して、使い方の具体例を挙げている。
こんな形で、弁護士の反対尋問による嘘の見破り方などを、やさしく説明し、ビジネスや実生活での活用方法が具体例で書かれてある。
以前、某弁護士の親書を読んだら、最初から専門用語だらけで30ページくらいで投げ出してしまった。
本書は、中学生にでも読めるように噛み砕いて説明してあり、楽しく読めた。
家族で、瞳孔の変化を実験して楽しめたので、今度は職場や飲み会でやってよう。
たくさんのネタがあり、週明けが楽しみ!
