脳を活かす勉強法

  • [著]茂木 健一郎

カテゴリ:
単行本(ソフトカバー) (192頁)
ISBN:
4569696791
発売元:
PHP研究所 (2007/12/04)
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337 位
評価: 3.5
2008
09/25
Thu

モチベーション

100.0% (2 / 2)
[No.78] posted by ハカセ

茂木さん自身の学生時代の成績が具体的に出てくるので自慢のように見えてしまう面がありました。ただ内容は素晴らしいと思いました。やはり勉強は楽しむもの。モチベーションに火が点く本です。

2008
09/23
Tue

効率を上げるには楽しんでやること ドーパミンの作用を解説

66.7% (2 / 3)
[No.77] posted by 三好明広

脳の基本的な原理を意識して行動するのとしないのとでは、有意差をもって結果が違ってくる。非常に易しく書かれているので、中身も軽薄かと一瞬感じたが、研究の成果、実体験をコンパクトにまとめてあり、役立つ知識という実感を得られる。

参考になった箇所は以下の通り

→ドーパミン
 人間の脳はドーパミンが分泌された時、どんな行動をとったか克明に記憶し、ことあるごとにその快感を達成しようとします。

→ドーパミンによる強化学習
 脳科学的に見れば、人間は誰しも境遇や年齢、性格などにかかわりなく、飛躍的な成長を遂げたり、劇的な変化を遂げる可能性を秘めた存在であるといえる

→喜び
 脳の働きの本質は「自発性」です。脳に何かを強制することは、とても難しい。脳はポジティブな期待や褒められた体験を、とてもよいものとして受け止めます。

→楽しいな
 僕自身は、いい学校に入ることを目的に勉強したことがない
 脳がずっと興奮している状態にあって、楽しいなと思ってやっていただけなのです。

→「突き抜ける」感覚
 ドーパミンは、できるかどうか分からないことに、一生懸命になってぶつかり、そして苦労の末それを達成した時に大量に分泌されます。
 苦しければ苦しいほど、その後の喜びは大きく、より強化される。これが脳のメカニズムです。この「苦しい」状況を何とかして突き抜けることは、とても重要なことです。

→鶴の恩返し勉強法
 頭の中にあかあかと白熱電球が灯っているような感覚
 周りから隔絶された環境の中、全身全霊をかけて勉強に集中する
 作業のスピードを極限まで速くする
 圧倒的な作業量をこなす
 周囲の雑音が耳に入らないほど夢中になる
 アスリートのトレーニングのように限界を少しずつ上げていく、これを徹底的に繰り返す

→Studious(生き生きと熱中している幸せな状態)
 人間の幸せは、生き生きとした興奮状態を人生の節々で持てること、日々新しい発見に興奮できることではないか

→フロー状態
 本人が、行動に伴う結果ではなく、その行動自体に価値を見出している
 給料や成績、勝敗に対する執着はまったくなく、純粋に仕事や勉強、競技に集中し、その集中している状態を楽しんでいる

→瞬間集中法
 ルーティンやインフラなど、ありとあらゆる手を使って、瞬間的に集中する習慣を身につける
 脳の中に回路ができてしまえばしめたもの。あとは、身体が勝手に動いてくれます。

→原書
 僕の英語学習の基本はやはり原書を徹底的に読むことでした
 ちょっとした細切れの時間でも、パッと読み始めます
 とにかくすぐにページを開くのです

→輝く
 一流大学に行っていても、時代の変化に気付いて自分なりに勉強している人でないと、これからは輝けない

→限界
 肉体の限界よりも精神の限界のほうが先に来るものなので、そのリミッター(抑制)を外すことが重要

2008
09/19
Fri

勉強が苦手な人にはお勧め!得意な人には目新しさはないでしょう

66.7% (2 / 3)
[No.76] posted by ばぶち?

脳科学的に証拠が乏しい、目新しさがない、など散々な批判もありますが、
それはある程度、勉強ができて、その仕方を心得ている人の意見でしょう。
勉強ができない人は、闇雲に努力して、覚えられず、自分は頭が悪いと苦手意識を
もちます。そうした人には、コロンブスの卵的な気づいたら簡単なこんな要素で
記憶力がアップするのだと、目からウロコがおちるでしょう。
勉強ができない記憶力が悪い人」にとっては、効果が実感できるはず。
そもそも勉強できる人はこの本を買うことはないでしょうが、読む価値は
ないとえいばないでしょう。

2008
09/16
Tue

書かれていることはいいのだろうが、根拠とワクワク感がない

75.0% (3 / 4)
[No.75] posted by 清高

言われていることは、たしかに正しいのだろう。また、「鶴の恩返し勉強法」(p65)、自分でタイムプレッシャーをかけること(第2講)、「細切れ時間活用法」(p77)などを試してみて損はないと思う(多かれ少なかれ、真剣に勉強した人は試している)。

しかし、『バカはなおせる・脳を鍛える習慣、悪くする習慣』(久保田競 アスキー)や『「超」勉強法』(野口悠紀夫 講談社)のように、根拠がはっきり書かれているわけではない(「脳科学」や「ドーパミン」ではあいまい)、『受験は要領』シリーズ(和田秀樹 ゴマブックス PHP文庫など)や『逆転勉強法「楽勉」のすすめ―学習崩壊から子供を救う』(浜田麻記子 経済界リュウブックス)のようなワクワクした方法論(短時間の勉強を暗記に費やすことだったり、答えを先に見ていいことだったり)に出会えるわけでもない、以上2点が欠点である。

ゆえに、方法論や記述の内容は星5つ、「しかし」以下の欠点で星1つ減らして、星4つ。

2008
09/11
Thu

なかなかに面白い

50.0% (2 / 4)
[No.74] posted by katayama1

確かに、実証的でないとは言えるかもしれません。
しかし「ゲーム脳」のように、いい加減な「データ」で煙に巻こうとするよりは、
「証拠は今は提示しないが、私はこのように考えている」と言うほうが、ある意味論理的ではありましょう。
当たるも八卦当たらぬも八卦、試してみる価値は十分あると思いました。

2008
09/06
Sat

批判されてるほど悪い内容じゃなかった。

70.0% (7 / 10)
[No.73] posted by カタログ販売

あくまで個人的な感想ですが(それはお前がバカだからって声が聞こえてきそうですが)

みなさんが言われるほど悪い印象は持ちませんでした。

今、池谷裕二さんの本と併読中ですが

池谷裕二さんの本が知的好奇心を満たしてくれるのに対して
この本は自分の中の知的好奇心の発見に繋がる気がしました


書いてある内容も押し付けがましくないし、自慢話も単なる経験談に聞こえるだけで不快感はありませんでした



少なくとも漢字を読める事=書ける事ではないことは理解しておかなきゃね

2008
08/22
Fri

怠け者への発奮剤

66.7% (2 / 3)
[No.72] posted by 穴熊

脳科学ブーム、脳を鍛えるブームである。
この種の傾向を醒めた目で見ていたが、ひょんなことで本書を購入した。
きっかけは、書店で立ち読みした際に、タイムプレッシャーが脳の持続力を鍛えるという箇所を読み、それをその晩試してみると効果があるように思われたからだ。ということで、後日同じ書店に本書を買いに行った。

本書の中心思想は、いたってシンプルである。脳は簡単なことをしていても喜ばない。ある種のハードルをもうけ、それをクリアしたとき、脳は喜び(=ドーパミンを分泌し)、この快楽をさらに得ようと新しい神経回路網(シナプス)を作る。つまりわれわれは「強化学習」をすることで、脳を喜ばせ、鍛えることができるのだ。著者は、自らの経験を引き合いに出しながら「強化学習」のいくつかの例を挙げている。特定の時間を制限して、その中で学習や研究に専念することもそのひとつだ。また、強化学習の例としてアスリートのトレーニングを挙げているが、このことは研究者にとってもなかなか示唆的だ。

われわれは(あるいは、すくなくとも、わたしは)「今日はいいアイデアが浮かびそうもないから論文を書くのをやめよう」「他のことが忙しいから翻訳はしばらくやめよう」とついつい考えてしまう。けれども、アイデアが浮かびそうになくとも、とりあえず30分という時間を区切って集中してみよう。忙しくても、わずかな時間でいいから翻訳の仕事を継続しよう。1日5分でいいから中国語を学ぼう。このことによって、脳がほんとうに鍛えられるかはわからないが、たんに仕事や学習をこなさなければならないノルマとみなすのではなく、自らを鍛え高めるトレーニングとみなすことは、前向きの人生につながり、予想外の効果をもたらすかもしれない。

本書には、著者の受験勉強の経験談が豊富に盛り込まれている。本書の想定読者は、おそらく高校生だろう。受験のためのハウツウものとして読む向きも多いかもしれない。
とはいえ、それだけですますには、いささかもったいない本である。

2008
08/19
Tue

著者の知名度ほどの内容はないかも

66.7% (2 / 3)
[No.71] posted by Pomodoro

著者の受験、テレビ出演の経験を例にして、「強化学習」を説いています。ドーパミンや側頭葉など脳科学用語は出てきますが、レベル的には和田秀樹先生の勉強本とあまり内容に差はないと思います。1時間もあれば読み終えられますが、著者の知名度、ブームに依存している印象です。

2008
08/16
Sat

勉強法の秘訣は、後天的な要素・習慣である

100.0% (1 / 1)
[No.70] posted by kabukaku

 "クオリア"でおなじみの脳科学者が書いた勉強法。東京学芸大付属高校から東京大学に進学し、学業面で優秀な成績を上げてきた秘訣を、思い出を交えて語る。

 その秘訣とは、勉強を楽しんでいたこと、勉強の仕方がわかっていたことであり、先天的な能力によるものではない。あくまでも、後天的な要素・習慣であることを強調している点に、売れている理由・救いがあると感じた。
 
 興味深い箇所はいくつかあった。ドーパミン放出を繰り返し強化学習をする、脳に負荷をかけるタイムプレッシャーを利用する、「モダリティ」で記憶を定着させる(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を総動員)など、脳科学者ならではの見解がみられた。中でも、英文を書き写す時に、原文から目を離し、一度、脳内に記憶させてから、手元のノートに書き写すようにしないと、記憶が定着しない、というメカニズムを説明しているところは、英語学習の参考になった。
 
 学習欲が強みの自分としては、なじみがあって、理解しやすい文章でした。

2008
08/06
Wed

脳の使い方からのアプローチが新鮮

75.0% (3 / 4)
[No.69] posted by メコノプシス

この本は数ある勉強本とは少し趣が異なります。
脳を如何に使って学習に役立てるか書いたものです。

特に参考になるのは記憶のところであろうと思います。海馬を意識して、五感を使って記憶を定着させるという方法は印象に残りました。

脳を使っての勉強方について語っていることが思ったよりは多くない(よって他の勉強本と比べての新鮮さは少なくなる)ということで4にします。


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