サッカー批評 issue39―季刊 (39) (双葉社スーパームック)

カテゴリ:
ムック (138頁)
ISBN:
4575450065
発売元:
双葉社 (2008/06)
価格:
¥ 980 (税込)
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評価: 5.0
2008
08/04
Mon

最高のサッカーメディアです

66.7% (4 / 6)
[No.1] posted by recluse

今回も興味深い記事が満載です。冤罪事件の記事は、専門用語が氾濫しますが、今回の事件の本質を突いています。トップの間違った理解と解釈が生み出したその後の混乱と犠牲が見事にたどられています。佐山氏による川渕時代の考察は、見事な総括です。「突貫フォーワードの高度成長時代の中での生き様」としての描写は、ユーモラスでもあり世代論としても、鋭いものですが、個人的には余りにも嫌味と当てこすりが強すぎるのではという印象も残ります。しかし佐山氏の結論は、個人の軌跡の解明の先に不吉な兆候とサッカーのある本質を見出しています。「もしかするとこの発散的競技には....思慮深い一流の人間を創りにくい何かがある。日本人が長くファーストスポーツに選ばなかったのにもそれ相応の理由があったのではないかーと結論付ける人たちがとうのサッカー関係者の中からでてきたそのことこそが問題」との指摘は、長いサッカーファンである私にとっても、新鮮ながらも鋭い指摘でした。大分の溝畑氏とのインタビューでは、地方クラブの置かれた現状とその中で地方の情熱と地方外からの資金を組み合わせながら、見果てぬ夢を追いかける大分の厳しいながらも新しい仕組みづくりへの情熱が熱く語られます。サッカーメディアをめぐる対談は、相変わらずのメディアの腐臭が取り上げられていますが、そのような現状の中でも、現実を踏まえた議論と提言がなされています。追記ながら、「へなちょこフーリガン」、最近ちょっとパンチがかけているようですが・


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