- [著]R. A. サルバトーレ
- [翻訳]笠井 道子
- カテゴリ:
- 単行本 (488頁)
- ISBN:
- 4757712650
- 発売元:
- エンターブレイン (2002/12/20)
- 定価:
¥ 2,520 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 469 より
ダークエルフとドリッズト
この物語は、アイスウィンドサーガの主人公のダークエルフ、ドリッズトの物語で、時期的にはドリッズトの少年時代から、アイスウィンドサーガの始まる前のところまでを描いている。
ダークエルフがいかなるものなのか、どういう生活をしているのか。
そういったことがとてもよくわかる本だ。
さらに、アイスウィンドサーガを読んだことのある人にはおなじみの、グエンワイヴァーとの出会いも描かれており、ぜひともこれもセットで読んでおきたい。
ただし、ファンタジー色は大変濃く、舞台も裏切りなどのダークエルフの集落であるため、ファンタジーになじめない人には少々読むのが大変かもしれない。
過剰演出
2000万部という売り上げで、
アメリカではドラゴンランスと双璧をなすほど人気がある。
こちらもテーブルゲームを元につくられた小説で、
善なる心を持って生まれてしまったダークエルフの少年、
ドリッズトの成長、葛藤、冒険などを描いた物語だが、
ちょっと過剰演出なのが鼻につく。
心に響く台詞もあるのだが…。
純粋すぎるが故の苦難
ファンタジー世界ではよく見られる善悪二元論の中で、この作品は
珍しく同じ集団の中での異端者として、善の側の主人公を描き出している。
利己的であり、常に他者を出し抜くことに長けた種族である邪悪な
エルフ(妖精族)の中で善なる心を持つ主人公の心の叫び、孤独、絶望、
そして自らの背負った十字架を受け入れた上で、仲間とは、そして
父とは違う人生を歩もうとする一人の若者の成長物語である。
ゲームの世界(AD&D)を彷彿とさせる不気味なモンスターとの
緊迫感溢れる戦闘シーンなどの描写は著者のD&D処女作にして出世作である
「アイスウィンド・サーガ」にて存分に楽しめたが
今作に至っては、主人公の複雑な心情描写などにも磨きがかかり
小説としてもテンポがよく、非常に読みやすくできあがっている。
まだ3部作のうちの第1巻しか出版されていない状態であるが
続刊が楽しみな作品である。
カバーのイラストと、いくつかの固有名詞の訳し方を除けば
非常に満足のいく作品であると言えるであろう。
ドラゴンランスと双璧を成す…
D&Dの世界観を背景にする物語で
ドラゴンランスに並ぶ面白さだと言われているシリーズ
「アイスウィンド・サーガ」(日本での出版タイトル)の主人公ドリッズトの成長の物語です。
本の値段を見て高い。と思われるかもしれませんが
486ページもありドラゴンランス(持っていない人はハリポタでもいいが)
と比べてみても圧倒的に厚いです。
読んだ感じではドラゴンランスよりも読みやすいです。
本の厚さからちょっと辛いかなと思いましたが読み始めれば一気に読めてしまいました。
この値段でも充分に読む価値があると思います。
評価は続きへの期待を込めて星5つです。
