- [著]佐々木 高政
- カテゴリ:
- 単行本
- ISBN:
- 4760820019
- 発売元:
- 金子書房 (1980/03/20)
- 価格:
- ¥ 2,730 (税込)
- Amazonポイント:
- 27 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 1,980 より
英語を学ぶ
この本は塾の先生から紹介されて買ってみました。
前々からインターネットのレビューを見ていて、なかなか良さそうだと思っていました。しかし、「味読といった高校生には高度過ぎる内容」、といった感想もあり、買うかどうか迷っていました。塾の先生が言うには「英字新聞一日分と英辞書を持って一年間無人島で過ごせば、英語はできる」とおっしゃいました(無人島はどうかと思いますが)また「和文英訳の修業と英文解釈考があれば英語はできる」と。要は「質の高い英語を大量に味わえば、英語はできるのだ」ということだと思います。
その言葉を信じ、買って見ましたが、開いてみて、まず英語と日本語がぎっしりと詰まっていることに驚きました。
僕は理系ですが、英語は得意であり、またさらなる高みを目指していたので、なんとか食いついていけて、書き取り、暗唱を繰り返し、腑に落ちない箇所は先生に質問すること半年、ようやく半分を過ぎたところですが、多少クセのある問題もおもしろいぐらいに読めるようになりました。
僕自身、この本は高校生必読の書だと思います。ただ英語を学べるだけでなく、「知識」も身につくからです。この本を勉強すれば必ず財産になると思うのでこの本はオススメです。
柔軟な頭脳が必要だ。
(上級者向き)丹念に辞書を引き、読むことが必要なのは言うまでもないが、それだけでは英文を読める様にはならないことがこの本を読んでいるとわかってくる。単に英語が出来るといった表面的なことではなく、幅広い学力・感性・常識ともいえるものが伴って初めて英文が読めるようになるのだ。それは日本語の場合も同じであるが、さらに辞書を丁寧に引くという努力が必要なのだ。
活字の洪水!!すごい本ですねぇ
佐々木高政先生の本といえば、和文英訳の修業が有名で、私は、高校生のときに散々取っ組み合った経験があります。以後15年を経てこの本を見つけて購入しました。中身を見ないでも佐々木ブランドならば間違いあるまいと思っていたところ、予想を上回る内容でした。一般的な学習参考書的意味からすると、解釈、というのをはるかにはるかに超えています。味読という言葉がありますが、実際にそれはどういうことなのか、なかなかわかりませんでした(それは日本語についてであってみても)。
本書で佐々木先生が示しているのが一つの味読のスタイルであろうと思います。
大学受験向きでないことは明らかであり、はしがきでも誰を対象にしているかは明示していません。ただ先生は書かずにおれなかったと述懐しています。そういう切実な本にはなかなか出会えないだろうと感じ入りました。手元のものは04年の14刷り(80年が初刷り)で、硬派な本がまだまだ世にはあるものだなぁとおもいました。少しでもほしいと思ったら、絶版にならないうちに買っちゃわないといけないと思います。
おそるべき佐々木高政
佐々木高政氏の”和文英訳の修業”に感銘を受けて、思わず買ってしまいました。開いたときは、文章の羅列にちょっと面食らいましたが、内容は非常に深いです。(確かに見づらいのが難点!)”和文英訳の修業”と同様にやり応えがあります。かなり英語の学習を積んで、受験レベルでは難しいとされている伊藤和夫氏の”英文解釈教室”のレベルを超えている人にも、お勧めします。英語に深みがでると思います。中身の密度が違いますから。ここまでくれば、そこら辺のネイティブには負けません。30年、40年前の骨のある英語本をみると、最近の本が非常に軽く感じます。そして、そのなかで、”あたかもそれまで日本人の英語はまったく役に立たなかった”、などといわれているのをみると虚しく、馬鹿馬鹿しくなります。ずっと前から、日本人はここまで英語を理解していたではないかって。
佐々木先生の講義を受けたかった・・
実は、1977年発行の改訂前の初版本も持っています。高校の頃、少ない小遣いの中から買いました。書店で手にし、ふと読み出した佐々木先生の「はしがき」にホダサレて買ってしまった、というのが実情です。その「はしがき」を読むだけでも英語習得の志を新たにさせられること請け合いです。また、この書籍の中で取り上げられている例文は、「わたしたちの身の上に起こるいろいろなことをどのように受けとめ、どのように対処するかを思わず説いてしまったという文章が多く」、「30年の月日」の中で、先生に「拾い出された」それらの例文から、英文解釈の技法を学ぶことができるのはもちろんのこと、同時に先生の人柄も想起できるものです。ああ、ほんとに先生から直接講義を受けたかったと真に思います。皆さんもきっとそう思われるにちがいありませんよ。
佐々木高政先生の力作!音読にはうってつけ
「和文英訳の修業」「英文構成法」と並ぶ佐々木先生の名著。はっきりいって中途半端な気持ちで読むと手ひどく叱られるよう、それくらい中身の濃い書籍だと思います。
ここで出てくる例文を、国弘正雄先生の提唱しておられる「只管朗読」「只管筆写」を行なうことで、これらの格調高い、しかも現代英語にも充分通用しうる英語を吸収していけそうな気持ちを抱かせてくれる本だと思います。
20年以上前の本を絶版にしない、金子書房さんの姿勢に敬意を表したいと思います。
