レポート・論文の書き方入門

  • [著]河野 哲也

カテゴリ:
単行本 (122頁)
ISBN:
4766409698
発売元:
慶應義塾大学出版会 (2002/12/13)
価格:
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大学などの講義でレポートや論文の提出を求められ、どのように書けばいいのかとまどった人におすすめの1冊。レポートや論文のまとめ方の基本的な考え方やルールをていねいに解説したハウ・ツー本である。

まず、論文には論文の形式がある。論文は、あるテーマにもとづく「問い」から始まり、「議論」を経て「答え」に至る「序論―本論―結論」で構成されていなければならない。論文での説得は論理と実証によって行わなければならないので、文学的美文は必要ないが、論理的・実証的説得力が不可欠となる。そこが、感想文やエッセイとの大きな違いであると著者は説く。レポートも論文の一形態であり、基本的な定義・要件は論文と変わらない。

本書では、「論文の要件と構成」を簡潔に説明した上で、「テーマ・問題の設定、本文の組み立て方」「注、引用、文献表のつけ方」「見本レポート」「インターネットの利用法」などを具体的に解説する。また、導入部に「テキスト批評」の章を設け、実際のゼミナールの場面を想定し、テキスト批評の方法を記述しているのも特徴といえる。テキスト批評とは、ある論文や著作を要約し、そこから自分なりの問題を発見・提起して議論を展開していくことであり、論文をまとめていく上で有効な訓練となる。

レポートを求められたにもかかわらず、作文を提出する大学生が多いようだが、そのことに問題を感じていない学生にこそ、本書を手にしてもらいたい。(清水英孝)

2008
07/23
Wed

テキスト批評ね!

[No.14] posted by pp-tang

「著者の主張をさまざまな問題や事例に適用しながら検討していくことこそが、問題意識やテーマ設定能力を養うことにつながります」(本書16頁)

私は普通に仕事をしてなんとなく生きている社会人。遊びもそんなに好きじゃないし、何か突き詰められるものがあったらいいなあと常日頃思っているのだが、それでもなかなかそうした対象が見つからず内心忸怩たる思いをしてきた。

だが、もしかしたら本書で推奨される「テキスト批評」の取り組みは、ちゃんと自分の中に突き詰める対象(問い)を見出すきっかけになるかもしれないと思い、読後にちょっと希望がわいた。

どうなるかわかりませんが、地道に少しこの「テキスト批評」なる方法による読書をすすめてみようか。方法は具体的に書かれている。私と同じような悩みを抱えている人は一読すると、視界が開けるかもしれない。

2007
06/13
Wed

必読の良書

50.0% (5 / 10)
[No.13] posted by 社会人大学院生

なにはともあれ購入をお薦めします。
大学院なので、自力で書き方をマスターしてください。
ほんとうに良書なので必ずマスターできます。

できれば次段階として、
「レポート・論文の書き方 上級」
桜井雅夫,慶應義塾大学出版会
も押さえておきたいです。

2006
09/03
Sun

良い本です。

62.5% (10 / 16)
[No.12] posted by チョコレート

 この本は今までレポートや論文をあまり書いたことがない人から自分の論文に自身のある人まで読むことができると思います。分かりやすい文章で読みやすく、どのように文を構成すればよいかの要点を絞って書いてあるので、いいと思います。また、見本レポートがあるので、注、引用、文献表のつけ方なども理解しやすいです。よかったので一度読んでみてはいかがですか。

2006
07/24
Mon

本当に親切な良書

82.1% (23 / 28)
[No.11] posted by みつば

数多く出版されているレポート・論文等の書き方の本の中でも、トップクラスの良書だと思います。

今までに同様の書籍を読んだことが無い人、初めて論文を書こうと考えている人、社会人で報告書の作成が苦手な人、多くの方に役立つ本です。

もし何かの論文を書かなければならず、しかしながらまだテーマすらも決まっていない人であればなおさら、テーマを決定する前にこれを読むことをお薦めいたします。

ページ数も少なく、一日で読めてしまう量であることもこの本の良いところです。

2006
06/10
Sat

テキスト批評が秀逸

77.8% (14 / 18)
[No.10] posted by おいおい

論文とは「問いと解答」という「議論」を内包するものある、と言う明快な指摘。
「テキスト批評」を論文を書くための「ものの見方」を鍛えるために、独自に一章を割いて詳細していること。これが論文を書く際にも議論の確実な論拠とテーマの幅を与えること。
この2点に於いて、「論文の書き方」の核心を指摘し、読者に認識の転換をせまる秀逸な著作だと思う。よくある「こう書きなさい」という、経験を述べつつ核心から逸れていく幾多のマニュアル本とは格が違う。
短いし、論文を書こうという人はとりあえず目を通すことをお勧めする。

2006
06/09
Fri

おすすめです

81.3% (13 / 16)
[No.9] posted by きりん

レポートや論文に慣れていない初心者にもってこいの1冊だと思います。
通信教育の為のレポート書きにも最適です!
論文と感想文の違いもこの本を読めば理解しやすいと思います。

2005
06/17
Fri

薄くて、すぐ読める

85.3% (29 / 34)
[No.8] posted by camino

買ったその日に読み終わっちゃいました。
内容は濃いのですが、余計なことが書いてなく簡潔なので手軽に読めます。レポートの締め切り直前とかの人でもさらっと目を通してから書きはじめれると思います。そうすれば単位もさらっとよくなっちゃうのでないでしょうか?(笑)

とにかく、とても書き方、論点のつめ方などとても参考になります!

2005
05/20
Fri

まずはこれから

90.2% (37 / 41)
[No.7] posted by chatbrun

「論文の書き方」の本は本当にたくさんあり、最近では良質のものも増えて
きている。この本も、論文の書き方本としては良いもので、タイトルどおり
入門にうってつけだ。
大学では適当にレポを書いてもAがくる場合もあるけれども、まあとりあえず
まじめにレポを書いてみようという人、或いは教授がしっっかりレポを
採点する授業に出てる人、あるいは卒論を前に悩んでいる人におすすめ。
薄いので、じっくり読んでも数時間で足りる。
この本で書いてあることは以下の通り:
論文とはどういうものなのか、評論文献の「テキスト批評」の仕方、
イントロダクション、本論、結論ではそれぞれどういうことを書いたら
いいのか、テーマ決定、論文の組み立て方について、注や参考文献の書式。
以上のような、論文を書くにあたっての考え方や実際のやり方までを、
概略的に述べてあります。重要なところは太字になっており、論文と呼べる
論文をいかにして書くのかがよくわかる。
タイトルどおり入門書なので、いわば「概論」という感じで、何から何まで
細かく、深く述べてあるというわけではないが、「論文とは何か」という
教育を受けていない日本人学生にとって、考え方の面でとても有用な一冊。
実際の執筆作業自体よりも、論文執筆に取り組むスタンスを改善できる本。

2005
04/04
Mon

最初に読むべき本

81.8% (9 / 11)
[No.6] posted by tarappo

レポートや論文の書き方というものは,大学などではあまり教えてもらえない.
結局,本などを購入する方向にいってしまうわけだが論文の書き方関係の本は凄い多い.

そんな中,この本はまずどの本を手にしたらいいかもワカラナイ初心者にとって良い本だと思う.

初心者にとってプラスなのが本の薄さだろう.
この薄さであれば,あっという間に読むことが出来る.
そして読み終えた後にさらに自身にあった本を探すことが出来るようになるんじゃないだろうか.

2005
02/24
Thu

レポート初学者は買いです★

80.0% (8 / 10)
[No.5]

入門者向けです!大学でのレポートの初歩について丁寧に段階を踏んで説明されています。初めてレポートに取り組む大学一年生にお勧めです。


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