- [著]竹内 理
- カテゴリ:
- 単行本 (312頁)
- ISBN:
- 4775400525
- 発売元:
- 松柏社 (2003/12)
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- ¥ 2,625 (税込)
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がっかりした
なぜ他の人達の評価が非常に良いのかさっぱり分かりません。単なる一教員のつまらない研究報告書でしかないように思えます。一般の英語学習者が読んでも時間の無駄にしかならないと思いました。ページ数が多い割りに英語を学習するにあたって役に立つ記述が乏しいです。どうでもいい統計上の分析に関する記述等が多すぎて読んでいて疲れました。
学術書でありながら、すぐれた英語学習本
著者の精緻な研究態度に感心すると共に、その成果を一般の読者にも分かりやすく提供しているこの本は、本当に参考になりました。
私は、いち英語学習者なので、研究成果の数値的な記述部分は一読しただけですが、それ以外の具体的な学習法の記述(英語の達人と呼ばれる方々の学習法、英語ができる大学生の学習法など)を研究してまとめた部分などは何度も読み返し、自分の学習法に取り入れています。
著者ご自身が想定しておられた比重は分かりませんが、読者としては、学術的な部分と具体的学習法とのバランスがうまくとれた、とても参考になる本だと思いました。
学術書だ。すごい学術書だ。
ちまたにあふれている「○○学習法」を集めて
全部読んで、内容をまとめてくれている第7章
成功につながる学習法とは第9章がとてもいい。
結論からいうと、結局
学問に王道なし
なのだが、それを立証してしまうところがすごい。
安易な英語上達を歌った本を読む前に、
この本を読んで、こつこつ勉強をしない自分を反省します。
当たり前のことを言われて、耳が痛いけど、
モチベーションが下がっている人は必見の本。
非常に良くまとまっています
筆者が十分に時間を費やしてまとめ上げた力作です。英語学習に関する分析がぎっしり詰まっており、興味深く読むことが出来ます。
ところで、本文中には「英語の達人」に関する分析が記載されていますが、これら「達人」はETLL(exceptionally talented language lerner)ではない事を条件に選ばれています。
「複数の言語体系を短期間に学ぶことができる」という部分では当てはまらないのかもしれませんが、本当に彼等はETLLではないのか?といささか疑問に思いました。
本来のETLLはもっと極端に短い時間で語学の取得が出来るのかもしれません。しかし、そうであるとするなら、大人人口5%の頻度で出現するはずのETLLに、私は日本で出会ったことがありません。
ある意味、これくらいの努力と時間を掛けて英語の達人になる人(日本語話者)はETLLの一種(別の定義が必要かもしれませんが・・)の様な気がしてしまうのですが。
語学はスポーツと同じといいますが(学問ではなく練習を積み重ねて上手くなるもの)、同じ練習量でも明らかに球技が上手い人下手な人、足が遅い人早い人がいるのも確かです。今後は学習法の研究から発展し、個人の内在的な能力と語学習得の関係についてももっと明らかになると面白いなと感じました。
本当に良くまとめられている。
「外国語学習」というと書店でもよく目にするテーマである。
また、英語学習を通して、全員が何らかの「学習法」で英語に接してきた身近なテーマである。
しかしながら、多くの学者・研究者たちによって、多くの理論や教授法も一方で提示されており、その先行研究も莫大な数に上る。
筆者は「この本をまとめるのに十数年の月日を要した」と書いているが、先行研究に詳しく当たり、整理してくれている。
それだけで充分によくできているが、さらに大学生の英語上位群やいわゆる英語の達人と言われる人、また英語学習成功者の学習方略と今までの研究の学習方略の接点を探っている。
やはり、学問に王道なしといったことが結論付けられているが、その内容にも説得力がある。
筆者の研究生活をかけて書いてくれたこの本からは、学べることが非常に多くある。
自分の学習法を本書で点検
本書は、外国語学習の成功者を調査し研究している。そして、外国語学習のエッセンスを抽出している。外国語学習法の集大成ともいえる優れた本だ。特に、日本語教師や外国語教師にとってなじみのある学術的な記述と、外国語学習のいろいろな方法や証言などの整合性を試みたという点でも、本書の持つ意味は大きい。
これは熟読を要する本である。しかし、自分の外国語学習のスタイルがどれだけうまく行っているか、また、どこに問題があるかを、本書の内容と照らし合わせていくことによって、点検することができる。そうすれば、外国語の学習に成功したことのある人にも、さらに良い方法を気付かせてくれるはずだ。
ただし、本書が学術書であるという点は、一般の読者に取っ付きにくさを与えるかもしれない。また、最後の章は、調査の方法を扱っているので、外国語学習の道案内を期待する人にとっては面白くないだろう。
しかし、それは星を減らす根拠にならない。本書は今までにない貴重な知識をたっぷり提供してくれているからだ。
学習方略について学ぶなら!
学習方略、いわゆるlearner strategyの研究はOxfordやChamotらの研究などがよくあげられる。しかし、日本人の方略はいったいどうなのだろうか? 外国の論文などであげられる方略と全く同じなのだろうか、または異なるのだろうか。また、いわゆる臨海期を越えたら(大人になってしまったら)、英語を習得するのは不可能なのだろうか。
筆者はこの問題に対して、質的な見地と量的な見地から答えを導こうとする。つまり、よく英語ができる大学生についてまず調べ、達人(日本で生まれ育ち、中学校から英語を学んで、現在達人として認められるべき英語を用いる、などの条件を満たしている人)の学習方法について調べ、最終的には、巷にあふれている英語の学習法の本の中から、条件を満たしていると思われるものを調べて、質的に「英語ができるようになったヒトは、どのような方法で英語を勉強してきたか」を明らかにする。そして、その後に実験的方法を用いて量的に調べ、三角測定の方法をもってして答えを出す。
しかして、その答えは? 答えはこの本の中にある。学習方略について研究したい大学院生にもオススメ。ふつうの学習者がどのような学習方法が日本人に適しているかという見方からこの本を読んでみてもおもしろい。一つだけ例を挙げるとしたら、例文を覚えたりするのは、決して無駄ではないらしいこと。例文を覚えるのはやはり、多くの場合、役に立つのだ。
より良い外国語学習法を求めて―外国語学習成功者の研究
海外留学をしていなくても、大人になってからでも習得できる、
遅くない。励まされました!
外国語を習得したくて、いろんな本を買ったけど、ようやく、
自分で「納得」できる本に巡り合えました!
今までは、矛盾するような学習法をたくさん耳にして、一体どれを
信じてよいのやら迷ってました(例えば、リスニング力をつけるには「とにかく、わからなくても聞く」とか「わかるまでじっくり聞く」
とか)。でも、この本が「どの時期に」どの方法を、という新たな秘訣を教えてくれました。これで、くじけることなく外国語の勉強を続けられそうです。長く使えそうなこの本に、大満足です!
