- [著]マーク・ダグラス
- [翻訳]関本博英
- カテゴリ:
- 単行本 (325頁)
- ISBN:
- 4775970801
- 発売元:
- パンローリング (2007/01/16)
- 価格:
- ¥ 2,940 (税込)
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実践の際に座右に置いておきたい本
他の方が指摘されているように原書は「ゾーン」よりも先に書かれており、
おまけの本書の原書の英語はかなりひどく、私も苦労しました。
あのひどい英語の文章がこれほど読みやすい日本語に翻訳されていること
自体が賞賛に値するでしょう。また、内容は相場心理学の実践的なもので、
「ゾーン」とはまた違ったよさがあります。
トレードをする上で恐怖やストレスの克服は永遠のテーマです。
実践する上で常に座右に置くことで、本書の価値はいっそう高まることでしょう。
日本語版の出版の順が錯綜的。
本書は、ダグラスが『ゾーン』を
書く以前の本。更に言うならば、
Dr. Alex Elderが『投資苑』を
書く時に、章のタイトルとして、
この「規律あるトレーダー」の
タイトル名の使用了解を
得てから、書いている。
詰まり、順番で言うと
原書では、
1.規律あるトレーダー
2.投資苑
3.ゾーン
の順だが、日本語訳では、
1.投資苑
2.ゾーン
3.規律あるトレーダー
の順に為ってしまっている。
即ち、相場メンタルの問題が
『投資苑』の日本語版が、
出版されてから8年近くの間、未だに
「片付いていない」トレーダーが、
「相場の心理」に立ち戻って、
「超々」基礎的レヴェルから、
「出直し」をすると言う場合には、
本書は意味を持つ。
日本語版の出版が此れだけ
遅れた理由の一つに、
ダグラスの英語が「下手」と
言う事が挙げられると、私は思う。
原書と翻訳を読み比べて見ると良い。
「どうして、ダグラスは、こんな
文章を書くのか。」と、呆れて
仕舞うだろう。
中身については、『ゾーン』以下である。
日本語版だけで『ゾーン』と本書を
読み比べて見ると、ダグラス自身の「進歩」が
「手に取る様に」良く判る。其れが、
判らない人にのみ、
存在価値の有る本である。
(勿論、日本人で英語の原書が
読めない人の場合だけに、
限定すると、だが。)
補足。
相場心理を一から勉強し直したい人は
1・規律あるトレーダー
2・投資苑
3・ゾーン
の順に読んで行けば良いだろう。
2はメソッドと資金管理の部分は
後回しにして、メンタルの
章を読んで、総仕上げに
ゾーンの最後の練習売買を
やる。
この実践練習の前に
投資苑の資金管理を読んで置いて、それに有る通り
2%で損切り、メソッドは
順張りが好きなら、カーティスの本にある
ブレイクアウト、逆張りが好きならば
タートルズの考え方を逆手に取った
タートル・スープ。
更に、ポジション・サイジングが
出来ればOK。利喰いシステムは
自分で構築するか、投資苑シリーズを
参考にする。
20連敗しても、当初資金100万円のうち、
総損失は、40万円よりももっと、ずっと少ない。
理由は、損切りの2%が、減少していく
資金に従って、「複利」に為るから。
此れが、即ち、アンティ・マーティンゲイルの本質。
示唆に富むが・・・
書かれている内容は示唆に富む。市場の常識と一般社会の常識は前提が異なるという指摘は興味深い。但し、全般に一般論的な記述が多く、本書の内容を具体的に生かすには自分の場合に置き換えて考え直しながら読む必要があると感じた。☆☆☆は悪い評価ではありません。
相場心理学入門の入門
一言で言えば、著者のすでに発売されている『ゾーン』の入門書とでも言えよう。
内容的にはフォースや信念などゾーンで書かれている事柄を易しく説いてる。
また、自身の体験談も多少盛り込まれてるように感じた。
文字数は若干少ないが、マーケットのあらゆる局面でチャンスに対応できる心をコントロールする術を順を追って学べるような構成になっている。
ゾーンを読んで難解だと感じた方は、この本を手にとってみるのも良いだろう。
だが、ゾーンの既読者で内容を理解している方は特に読む必要性はないと思う。
原書はゾーンよりも先に書かれているのに、何故に今更という疑問も残る。
