私の仕事

  • [著]緒方 貞子

カテゴリ:
単行本 (285頁)
ISBN:
4794211708
発売元:
草思社 (2002/11/30)
価格:
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78,235 位
評価: 4.0
2007
03/17
Sat

10年の間に何を感じたか

100.0% (3 / 3)
[No.8] posted by japp

緒方さんが10年のUNHCRでの仕事の中で何を思っていたか。教授としての仕事から実務を中心とする仕事をするにあたって、どう考え方が変わったか、ということを感じられると思います。なぜ緒方さんが「人間の安全保障」アプローチを設立するにあたり、今のJICAでのアプローチを採用するにあたったかなどが、緒方さんの日記や、記事から感じられました。
10年働いて何を思ったか、感じたか、それはこの本の中にはっきりと述べられているのでなく、それは今の緒方さんの仕事からみられるものであって、この本は今にいたる過程が読めます。

2006
09/17
Sun

書かれていない点を考えよう

50.0% (4 / 8)
[No.7] posted by 泥亀

緒方氏が精力的に素晴らしい仕事をされてきたのは間違いなく、私も絶賛します。しかし在任10年間を振り返ってまとめるというのであれば当然書かれなければならない点がいくつもあります。在任中には立場上書けなかったことも書けるはずです。
どの様なことが欠けているかは読者に考えて欲しいのですが、それがUNHCRを含めた「国際社会」の現実であるという認識が必要でしょう。
日本のマスコミでは、世界には数カ国しかないような伝えられ方(恥ずかしくて報道とは呼べません)ですから、様々な情報源に当たり、その中から正しいと思われることを嗅ぎ分ける能力が求められています。
彼女が書かなかったのは優先度が低いと考えていたからかどうかは、日本政府の国際援助機関JICAの責任者としての仕事を見て判断することになるでしょう。

2005
09/12
Mon

日記おすすめ

90.9% (10 / 11)
[No.6] posted by オースケラッパ

日記が「そのまま」載せられていることにこそ、この本の価値があると思います。

2003
09/17
Wed

つぎはぎを超えて価値のあるメッセージ

82.1% (23 / 28)
[No.5] posted by america_kabura

タイトルから書き下ろしかと思って手にとって、その点では裏切られました。この本は、今までに発表された文章や、演説、そして日記など、緒方さんの手になる文章を集めた、いわば記録集のようなものでした。

それでも緒方さんの明確な主張、ヒューマニストでありながら、理想を実現するためにはリアリストである点、それを裏付けるために前例を次々に破る力、各国首脳との交渉力、などなど、非常に感動・共感しました。

日記部分は最初は「なんじゃこれ?」と思いましたが、その中からUNHCRという大組織のトップのマネージメントのあり方が浮かび上がり、非常に興味深いものです。
緒方貞子さんを読み解く資料としてぜひお勧めしたい本です。

2003
07/01
Tue

確かに仕事期間の記録。でも寄せ集めにしか思えなかった

87.5% (21 / 24)
[No.4] posted by moritats55

緒方貞子さんの弁務官時代の記録集である。
こまかなスケジュールや当時の論文、スピーチ原稿が収録されている。
が、文字通りそれだけの本である。
どうしても公式な記録集であるため、緒方さんの「肉声」に感じられなかった。
そういったものを期待して読んだのが間違いなのかな。

2003
03/17
Mon

UNHCRの役割を知るにはいい本かも。

61.9% (13 / 21)
[No.3] posted by ワカモノ

①UNHCRについて詳しく知らない人には極めて分かりにくい構成。特に日記の部分。せっかく本にしているのに、そのまんま日記という感じ。

②難民の情報が希薄すぎる。もっと現地の難民の声が聞きたかった、彼らの生き方、考え方。現場が大切という割には、国連側の現場がメインで、難民の立場にたった現場の状況についてはほとんど触れられていない、あくまでも第3者的な視線で難民の悲惨さについて語っているのがやるせなかった。

③内容のくり返しが多すぎる。後半部分は、講義や講演がそのまま原稿になっているので、内容的に重複している部分が多すぎる。(編集サイドの問題か?)

2003
01/15
Wed

緒方貞子さんはすごい人だ!!

51.3% (20 / 39)
[No.2] posted by starlight

 やはりç·'æ-¹è²žå­ã•ã‚"はすã"い人だ。本書ã‚'通じて窺い知る氏のæ'»å‹•、見識はすばらã-い。とても説å¾-力がある。彼女の名前が国連事務総長候補とã-て一時浮かã‚"できたらã-いが、それもé"理だと思う。
 ã"の本ã‚'読ã‚"で、自分も東京のデスク座っているだã'でなく、ä¸-界の現å 'に飛び出ã-て行きたいとの思いに駆られた。

 本書の圧巻の第一は、国連高等弁務官とã-てのæ'»å‹•のæ-¥ã€...ã‚'ç¶'った「ジュネーãƒ-忙中æ-¥è¨˜ã€ã€‚毎æ-¥ã€ç›®ãŒé£›ã³å‡ºã‚‹ã»ã©ã®å¿™ã-さの中でジュネーãƒ-ã‚'拠点に、難æ°'の現å 'やæ-¥ç±³æ¬§ãªã©ã‚'駆ã'回っている様子がよく分かる。ã"のような忙ã-さの中で、ç·'æ-¹ã•ã‚"はよく思ç'¢ã‚'巡らã-、的確な判æ-­ã‚'下せたものだと感心ã-てã-まう。第二は、徹底的に難æ°'の現å 'のè¦-点に立って、国連の難æ°'æ"¯æ'行æ"¿ã‚'リード!ã!!-ていã"うとするç·'æ-¹ã•ã‚"のå"²å­¦ã€‚彼女が理知的であるだã'でなく、人é-"とã-て熱いæ-¹ãªã‚"だと感じてã-まう。島国æ-¥æœ¬ã«ã„ると、どうã-ても漠然と捉えがちな難æ°'問題がç"Ÿã€...ã-くリアルなものとå-ã'止めるã"とが出来る。

2002
12/21
Sat

視野がひろがる・・・

60.3% (41 / 68)
[No.1] posted by 蝉時雨

日本国内も不況である。ただ、忘れていけないのは日本人が単独国で生きていないということ。輸入し、輸出し日々の生活が成り立っている。そのような係わりの中に「難民問題」を意識して生活することで日々の視野も変わってくるだろう。その最前線「国連難民高等弁務官」を勤めた筆者の日々の記録は「難民問題」「世界から見た日本の役割」を気づかせてくれる1冊になっている。


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