ちょっと疲れる
66.7% (6 / 9)
[No.8] posted by えめふろ
題名にある「落とし穴」というのは、第一に政治の腐敗、第二に農業経済の破綻、第三にマフィアの台頭、第四に貧富の格差の拡大です。特に、民族の倫理観念自体が低劣化していることが問題視されており、これでもかというほどに品性に欠けた人々(主に役人)の実例が紹介されます。実は主張の中身は最初から最後まで基本的に同じなので、後半に行くと正直、飽きてきますが、力作であることに違いはないです。
ショーウインドウから外れた場所には何が待ち受けているか
88.9% (8 / 9)
[No.7] posted by taochan
中国が、最大公約である「人民への職業単位による生活保証」という公的責任を全てかなぐり捨て、地位ある者が権力と人脈によって国家資産を横領・転売したことで、労働者は生活の糧を失い、極端な貧富の格差が生まれた。官僚から盲流まで誰もが他人の財を権力か暴力によって収奪しようという社会となった。それは大衆の受忍限度の限界であると何女史は述べる。道徳律と公徳心が共産主義によって歪曲され、私と公の境界が曖昧にされ、奴隷のような労働条件と失業不安の中に今のまま中国大衆を放置し続けた時、農民によって都市の繁栄が壊滅させられてきた中華の歴史を繰り返す―――上海の摩天楼は深い闇を幻惑させるためのショーウインドウだとわかった。中国は未だ農村を安定させられないという歴史の呪硊??を解消出来ず、国家資産の争奪戦の予感がした。骨のある文章で、何女史の苦闘が伝わってきた。皆さんが読まれることを希望します。
経済学の卵の観点から
55.6% (15 / 27)
[No.6] posted by bukey
「チャイナインパクト」のような中国肯定派と対極をなす一冊。
砂のような吸収力と素直さをもって中国経済の賛美を語る人々に贈る
料理の隠し味のスパイスとして本書は適切であろう。
ただ惜しむらくは、本書がただの事実列挙で終わってしまったことである。
私は最初、中国の経済分析の本だと思って早合点してしまったが、
実は政治経済の本である。あまりに腐敗について強調しているためか、
ずっと同じような内容を読んでいる気分になり、最後まで読み続けるのが
困難だった。
中国政治が好きな人にはお薦めだが、中国の経済分析を求めている人には
向かない本だ。ただここまで中国の負の部分について詳細な情報の列挙
(一分誇大的なところはあるものの)を成し遂げたのは賞賛に値する。是非、この本と対極をなす中国肯定派とあわせて読むべきである。
(中国は隣の国であるにもかかわらず、どうしてこんなにも極端な論調の
本しか日本では見かけられないのだろう。さぞ日本人は今まで隣人を
見ていなかったに違いない。)
暴露本ではないか
21.4% (6 / 28)
[No.5] posted by 落第生
私は、学者というのは,事実述べるだけでなく,分析力が決めてだと思う。それがない。とても,学術書とは,呼べない。
中国:見せかけの発展の裏の恐るべき危機
89.5% (17 / 19)
[No.4] posted by 小牧勇次郎
マスコミで流れる中国賛美とは隔絶した恐るべき中国の実態と危機が多くの実例を含めて余すところ無く述べられている。
筆者は中国の急速な発展の理由を「レントシーキング」という言葉で表現する。役人が私営企業を設立して国有財産を安価で手に入れて稼ぐのが中国発展の真相であり、その結果巨大な貧富の格差と庶民の爆発寸前の不満が鬱積しているという指摘は、日本のマスコミではほとんど報道されない内容である。日本の記者は中国に買収されているのではないかとすら勘ぐりたくなる。
その一方で、中国の工業生産が質的にも量的にも急速に向上していること、外国に留学する中国人の知識階層が非常に優秀であることも事実。中国という国の光の面と影の面の両方を我々は注意深く観察する必要がある。
China
53.8% (7 / 13)
[No.3] posted by clicquot
今日本で放送される中国は、「発展していく」ような
すばらしく美化されたものばかりですが、
この本はその作られた中国像と本当の中国像を
サクサク切っていきます。
中国の歴史を考えれば当然の結論
78.9% (15 / 19)
[No.2] posted by 中島 文寛
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投資やビジネスで中国シフトを考える人は必読。
86.4% (19 / 22)
[No.1] posted by ブックオフィス斎藤
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