- [著]三浦 紀夫
- カテゴリ:
- 単行本 (256頁)
- ISBN:
- 4794212712
- 発売元:
- 草思社 (2003/12/15)
- 価格:
- ¥ 1,470 (税込)
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読後、なんだか釈然としないのはなぜ?
著者がいわゆる「編プロ」という業態の赤字の会社を引き受けてから12年後に倒産に至った姿をドキュメントで綴ったもの。平成不況で売上は落ち、頼りにしていた信金も破綻して、最後は倒産・破産という道をたどるのですが、確かに今まで倒産した社長自らが書いた手記は無かったかもしれないから、著者の苦悩の心情は読み取れます。また、渦中にいるとどんどん流されて、目先のことに追われて、全体が見えなくなってしまうという状況もうかがえます。
しかし、リストラや経費の削減も行っても追いつかず、年中借り入れに奔走し、資金繰りに四苦八苦するのが中小企業だとしても、具体的な数字が挙げられていないのでわかりませんが、この会社の倒産の原因はなんだったのだろうと。バブルの頃の拡大路線の赤字がそもそもの原因だったとしても、実際には会社として成立しない経営状態だったのでは? と思ってしまいました。そういう部分についての経営者としての分析がなされていないのが、読後の釈然としない感じを生み出すのかもしれません。
倒産するとは、が、リアルに描かれてます
社長になってから、調子の良くない会社を救おう倒産を回避しようと、奮闘する社長さんの様子が描かれています。資金繰りに走り回る姿が多いです。倒産前夜は、日記形式で倒産までの道のりが、こと細かく描かれてます。
会社の緊迫して行く様子、社長の奮闘ぶりに引かれて、最後まで一気に読みました。会社が倒産するとは、どういうことか、がよくわかりました。
かなりつらい話題も多く、読む方もPOWERがいりました。
表題通りの赤裸々な体験告白
つい半日で読み終えてしまいました。
中小零細企業を経営なさっている方達が、皆さん本書のような苦労を
されているとは、思いませんが、「倒産」と言う文字が目の前を
よぎるようなら、是非一読の価値ありだと思いました。
会社誕生から終焉(倒産)までの「こんなことまで書いて良いの?」
と思うような今までに読んだこの手の本では、著者がひたすら
隠したい内容までも実名開示してありました。
是非、読んでみて下さい。
