- [著]マークス 寿子
- カテゴリ:
- 単行本 (288頁)
- ISBN:
- 4794215347
- 発売元:
- 草思社 (2006/10/26)
- 定価:
¥ 1,470 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
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単なる事件の羅列にすぎず、批判の文言も、自分で分析研究した発言
ではなく、ワイドショーに出ている低俗タレントの、おざなりな意見
をそのまままねただけのあまりにも浅はかな言葉のオンパレード。
表題の「なぜ」にまったく答えいない。
おそらく、タイトルは、内容とは関係なく、出版社が勝手に
つけているのだろう。
私が「なぜ」に答えるとすれば、こういった書籍を発刊しつづける
メディアのレベルの低下にあると思っています。
おば様の“講釈”もたまには聞くもの
過去のレビューを拝見すると、あまり好意的に受け取られてはいないようです。
それでも、日本社会の課題(実は日本だけの問題ではないのでしょうが)を、
象徴的と思える事象を通じて抜き出した各章は、なるほどと思える指摘も多いと思います。
惜しむべきは帯タイトルの“日本人が美徳を取り戻すための11章”の文字でしょうか。
“処方”を期待して手に取った読者には、内容との落差が大きいかもしれません。
大所高所からの物言いは、確かに反感を買いやすいのでしょうが、おば様の“講釈”に
お付き合いしていくうちに、自分なりの今の日本の課題が見えてくる気もします。
心と時間に余裕のある時に、読んでみてはいかがでしょうか。
思っていたのと違ってた
思ってたのは、もうちょっと自分としては納得できる「そうだよねぇ」と思いたかったのですが、うーん・・・、違いました。
なんでも「ひとくくり」にして表現しています。みんながみんなそうじゃないのに、表現は「みんな」というような感じに思えます。
そういう人もいる、くらいに書いてほしい。
読んでいてあまりいい気分になりませんでした。
あくまでも「参考までに」読んでみるといいと思います。
富と地位を手に入れた熟年女性の、性質の悪いボヤきエッセイ
マークス寿子さんの著書は基本的に、イギリスがよくて日本がダメ、という偏った考え方のものが多いですが、本書もその類のものです。タイトルにはインパクトがありますが、内容的にはそれ程の重みがありません。現代日本の社会問題をピックアップするのはいいのですが、その考察の質が、単なるイギリスとの比較にとどまっているだけで、正直浅い。極端で珍しい事象(その分ニュースになった)を個別に取り上げ、グジグジと愚痴っている印象が否めません。
例えば「イギリス料理はまずいとは思わない」という話は、イギリス人には悪いですが勘違い甚だしい。私事ですが、数年前イギリスに留学してた頃、普通の一般家庭や大学教授宅、上流階級の友人宅で色々な家庭料理を食する機会がありましたが、正直どれもマズかったです。シンプルに作った料理も、凝って作った料理も、とにかく味付けが怪しい。日本人留学生だけじゃなくて、イギリスに留学してたフランス人、イタリア人、スペイン人、ドイツ人、アメリカ人、中国人、トルコ人、インド人、タイ人、オーストラリア人・・・どこの国の留学生も「イギリス料理はまずい」との意見で一致していました。イギリスで美味しい食事、といえば真っ先に華僑の経営する中華料理が思い浮かぶのですが、それでも中国や日本で食べる中華と比べれば、ちょっと味に手抜きをしている印象は否めませんでした。
まぁ、レディーファーストの国で貴族の称号を得、金髪のボーイフレンドに囲まれて、周りからチヤホヤされ続けるイギリス生活を過ごしていれば、これだけイギリスびいきになるのも仕方ないのでしょうか。一方でこれだけ日本嫌いになるのは、彼女自身が根本的に勘違いしていることを、周りのマトモな日本人から冷静に指摘されるのが怖いからなのでしょうか。実際のところ、彼女のような考え方・態度こそ、恥ずべき日本女性の姿なのかもしれません。
愚痴の本
著者は、批判の文章は威勢がいいが、
解決策や方針になると、途端に曖昧な想うだけの文章で終わってしまう。
だから愚痴としか読めないのである。
その愚痴は一般社会に溢れているので新鮮味もない。
単に文句だけを言いたいタイプ、所謂2ちゃんねる的タイプの読者ならば、
同調して興奮できるのかも知れない、と思った。
人生70年でやっと到達した境地がこの程度とは・・・かわいそうな気もしますね。
すべてを知った風な顔をして、物事を語るというものは、人間として、やってはいけないことです。(私個人にしろ、この人にしろ)
申し上げてしまっては失礼にもなってしまいますが、やはり、終戦直後の世代の方々はGHQの仕打ちがキツかったため、一種のマインドコントロール状態から、未だに抜けきれずにいます。(この人の場合は一方的なイギリス礼賛)
どれだけ、どれだけの方がこの人のような失意の人生を送ってしまったのでしょうか?
人生70年でやっとこの境地とは・・・かわいそうな気もしてきますね。
だって、今の人間は15歳ぐらいでこんなことぐらいとっくに分かってますよ!
あ、でもフェミに関する批判だけは一読の価値はあります。
う〜ん、時代、って何なんだろう?
良い本だと思う
普段、何かおかしいなあ、と思ってることを、あらためて文章にまとめてくれたという感じ。
ただ女性にとっては辛口な内容なので、人によっては不満な本でしょう。
母性の保護・・・
1番言いたいことは何だろう。
少子化対策と、男みたいになりたい女、の章が面白かった。
保育施設の時間延長は女性、少子化にとって悪い方向だ・・には納得。
今のフェミニストのイメージが掴めました。意外だった。
著者は穏やかに批判してた。著者は母性重視の復活を言いたいのかな。
とにかく、フェミニズムとは何ぞや?の答えを得られたのが、この本の1番の収穫。
大学生には厳しく言いながらも保護者のような愛情が感じられた。
この本はなぜここまで駄作なのか
学者の見解ではない、近所のオバサンの愚痴に興味がある人は、お薦め!!
学識経験に基づき、日本がおかしくなった原因を追究しているのかと期待すると、
私のように痛い思いをする事になる。
このようなオバサンの愚痴は、タダで、ブログ上で幾らでも読む事が出来る。
オバサンの愚痴を、草思社が出版し、日本経済新聞が広告に載せたのが信じられない。
タイトル買い、目次買い、広告買いをしてはいけない、いいお手本である。
一読の価値はあるけれど・・・
日本で今、”ないがしろ”にされている「本当は大切な視点」が書かれています。
日常を振り返るという意味でも、一読の価値はあると思います。
ただ、口述筆記なのではないかと思えてなりません。というのは、
くどいし、繰り返しも多いので、そういう意味では
読んでいて次第に「うんざり」してしまう人もいるかも知れません。
言葉や表現を精選し、繰り返しをなくし、文章の組立・構成をきちんとすれば、
恐らく1/3くらいのページ数で済んだのではないでしょうか。
内容は★5つ、文章は★1つということで、★3つにします。
