数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜

  • [著]ハンス・マグヌス エンツェンスベルガー
  • [原著]Hans Magnus Enzensberger
  • [翻訳]丘沢 静也

カテゴリ:
単行本(ソフトカバー) (254頁)
ISBN:
4794964544
発売元:
晶文社 (2000/08)
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『The Number Devil: A Mathematical Adventure』の邦訳。過去の詰め込み勉強が原因で、数学嫌いになってしまった人はけっこう多いのではないだろうか。本書は、そんな人に向けて書かれた数学の本である。
内容は、数学嫌いの少年ロバートの前に現れた数の悪魔が、毎晩夢の中で数学の魅力を教えるというストーリー。今まで数学アレルギーに悩んでいた人でも、無理なく読み進めていくことができる。
ここで登場するのは素数と無理数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、無限と収束、ウソつきのパラドックスなどで、いずれも数学の楽しさを味わうのにぴったりの題材。実生活から離れたものとして数学を捉えていた人に、数学が身近なものだということを教えてくれる。「数学には興味がない」という人にはおすすめの1冊。(土井英司)

2008
11/01
Sat

小学生でも、フィボナッチが理解出来る!!

[No.21] posted by 竹本淳一

なあ、なぜ、ローマ数字がややこしいか、知っていますか?
例えば、1986を表すのは、MCMLXXXVIと表示しなければいけない。
それはね。当時のローマ人が、◎◎を知らなかったからなんだよ!

とか最初の2夜ほどは、あっさり読み飛ばしてしまえる内容だったが

相場好きの人がよく利用するフィボナッチ数の説明が
分かり易い。ウサギさンのイラストがカワユス!

パスカルの三角形なんて初めてこの本で知りましたが、
理論は足し算していくだけで簡単なんですよ。

小学生から楽しく読めると思います。
もちろん、数学嫌いの大人にもオススメ!

2008
07/05
Sat

算数への興味を引きだしてくれる

[No.20] posted by 本格派

12夜に渡って繰り広げられる、夢の中での数の悪魔とやりとりを通じ、数の不思議さを紹介してゆく構成。

「数って面白いんだなあ」と思わせてくれるエピソード満載なので、算数嫌いな子供に物語として読ませると、算数にきっと興味を持ってくれるのではないかと期待してしまうちょっと素敵な本。
小学生高学年から大人まで楽しめる。

2008
03/02
Sun

まーなんですがーー数学ぎらいです

66.7% (2 / 3)
[No.19] posted by flora

 イラスト、配置、表紙など体裁は概100点。
おもわず詰め込み世代なので手にしてしまったが
12夜ではとうてい足り無い。もっと時間が必要だ。
 つんどく。では忍びないので、少しずつ読んでいこう。
もっと頭の柔らかい読者のみなさまには、たいへん読みやすく
きっと役にたつとおもう。わたしはせめて算数を脱出して数学の域に
達したいとおもっています。
 ぜひ一読推薦いたします。

2007
06/14
Thu

評判通りの面白い本

100.0% (11 / 11)
[No.18] posted by 萩原 湖太郎


 子供向けの数学教室。会話文主体の絵本。評判通り面白い本だった。子供向けの名著は大人が読んでも面白い。こういう本こそ大人は読むべきだ。

 算数嫌いの小学生ロバートの夢に夜な夜な現れる数の悪魔。悪魔は次々と数の不思議をロバートに示す。1、0、素数、無理数、三角数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、順列・組合せ、無限・収束、黄金比、オイラー標数、証明…。

 子供向けの本だから小難しい話は一切なし。数学的概念を理解させようとする本ではなく、数の世界の不思議さを感じさせ、数と遊ぶ楽しさを教えてくれる本。映像化したら本当に良い教材になるだろうと思う。パスカルの三角形がこんなに面白いとは知らなかった。

 著者はドイツの詩人で、数学者ではないそうだ。数学者でなくても、こんな風に数と遊ぶことができるのだ。

2007
06/14
Thu

もっと早くに読みたかったなぁ

100.0% (6 / 6)
[No.17] posted by あしなが

高校の図書館で暇つぶしに借りてきた本ですが、とても面白く感じました。
もっと早く、小〜中学生くらいのときに出会っていれば理系に進んでいたかもしれません。
本当に数学嫌いが治るかどうかは人それぞれだとは思うけれど、
足したり引いたり並べたり、数遊びの面白さをおしえてくれるのは本当です。
あまり本を読まない家族に勧めてみたら、むしろ私より熱心に読んでいたのが印象的でした。

2007
05/24
Thu

手軽に、気楽に学べる

100.0% (4 / 4)
[No.16] posted by ninetails

 学校で教えられる数学は内容は学年が上がるにつれてどんどん理論的になり、めんどくさくなってどうしても放り出したくなるものです。一度つまづけばテストも連続して嫌な点数になるし、計算を重ねる退屈さはどうしてもついて回ります。だから、数学は割と嫌われやすい学問です。
 しかし、この本は平易に小難しい数のテクニックや遊びを解説してくれます。そこで紹介される数は、学校の苦しい思い出とはかけ離れて、魅力に溢れ、項を捲るごとに何が次に出てくるのかわくわくさせてくれます。数の不可思議さや合理性に深く感動し、トリックに気づいてぽんと膝を打ちたくなる、そんな本です。
 登場人物もまた魅力的。年齢によくあった性格と考えをもつ主人公のロバートや、何かと居丈だかな態度を取る悪魔の掛け合いは、対談形式の解説書の域を超えていると言えるでしょう。しかも、これが大文豪の筆ときていますので文系人間にも嬉しい一冊です。
 ただ、易しいイラストの割にはやっていることが少し高度で、小学生中学生には少し早いかなと思います。
 数学を好きになりたい、興味がある全ての人にお勧めします。

2006
11/21
Tue

博士も愛する数式

85.7% (6 / 7)
[No.15] posted by シムラケン

最近映画化された「博士の愛した数式」のように数学を主題としている作品ですが、
こちらは児童文学という事も有り子供向けのストーリーで味付けされており、
分かり易く、そして何より楽しくという所に注力してくれています。式と答えの導き出す数の面白さを教えてくれる例題、
11 × 11 =121
111 × 111 =12321
1111 × 1111 =1234321
解が前から読んでも後ろから読んでも同じ〜、や、

1+1+1+・・・・という無限という概念の説明に関して言うと、
大体の方は無限について「最も大きい数」という捉え方をされていると思うのですが、
ここでは小さい数の中に見る無限、有限の中からの無限として
一枚のガムを対象人数で分けるとすると1分の1+1+1+・・・と物理的には無理でも紙上では永遠に分ける事が出来る、
というようにガム1枚という限られた数字の中から無限を見出すという例題を示したりと、非常に興味深く展開して行きます。
数に興味が無くてもいつの間にか、すっかり数の魅力に引き込まれている自分に気付かされる事請け合いの一冊。

2006
05/18
Thu

本の状態

10.5% (2 / 19)
[No.14] posted by りさ

外装は少し年期が入っているようには見えますが、中はとてもきれいな状態で想像以上でした。ありがとうございます。私は大学4回生で、算数教育の研究をしています。活用させていきますのでありがとうございました。

2005
04/23
Sat

イラストの大切さ

41.2% (7 / 17)
[No.13] posted by カスタマー

イラストおよびその色は絶賛すべきものである。イラストによって多くの読者層を得たのではないだろうか。私は文系人間なのかもしれないが、数学の内容はイラストと比べてしまうとそれほど興味がわくとは思えない。とにかくイラストが大成功した書であろう。

2004
02/26
Thu

絵がかわいい

88.2% (30 / 34)
[No.12] posted by みなこ

私は高校生ですが、数学がさっぱり苦手です。
来年度は大学受験があるので、「どれ、数学嫌いを克服してやるか」と
『数学が好きになる』類の本を学校の図書室で探してみましたところ、
この本に行き当たりました。

どう考えても高校生向けではないので、意味ないかしらと躊躇しましたが、

絵がすごくかわいいし、色彩もいいし、本文の文字もでかくて宜しいと思えたので
借りて読んでみました。
内容は、小学校や中学校で習う数列とか素数とか無理数などの
「数の性質」の紹介を主体としています。
こんなのも教えてもらったなあと懐かしく感じました。

この本を読んで深い知識を得ることはできないとは思いますが、

数ってやっぱり不思議で奥が深いんだなあと
興味・関心をもつことはできるでしょう。
それに、この本は会話形式のストーリー仕立てなので、
わりにすんなり読めると思います。

この本を読んでなんとなくほっとするのは、
「寝る」「夢」「子供」などのテーマや、
ほのぼのした雰囲気に自然と癒しを得るせいでしょう。
私はこの本が好きだと思います。


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