- カテゴリ:
- 単行本 (148頁)
- ISBN:
- 4796116982
- 発売元:
- 駿台文庫 (2005/05)
- 価格:
- ¥ 1,050 (税込)
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問題の選定はいい!
受験生時代は使わなかったのですが家庭教師のバイトで今この問題集を使っています。
まず最大の売りは何と言っても石川先生と鎌田先生のお二人が関わっていることです。
次に問題の選定は文句のつけようがありません。
重複や無駄な部分もありません。
おそらくどこの大学を受けるにしても類題が7割程度を占めると思います。
ただ解説が問題です。
下のほうのレビューでもありましたが前半の理論化学の解説が丁寧なのに対し、
後半の無機有機の部分で唐突に表や図が登場したり解説が絵と化学式のみだったりするので、初心者には?となる可能性が高い気がします。
このあたりは他の参考書等の力を借りたほうがいいでしょう。
多少欠点はあるにせよ、この問題集を完璧にすれば一部の難関大学を除いてだいたい合格点がとれるのではないでしょうか。
文字通りの標準問題集
文字通り、標準問題集。
大学入試で標準といえば、普通の高校生には少し難しく感じるレベル。そういう意味では、B問題のレベルも十分「標準」であり、このレベルができるようになれば、ごく一部の超難関大以外は大丈夫だと思われる。量も無茶ではなく、問題の選び方は文句なしに良い。
残念なのは、解説のところにムラがあること。本書が共著書であるためか、とても丁寧な解説だと思うところから、わかりにくかったり(細かいところだが単位など)誤りがあるものまで様々。そのぶん星一つ減点。
隠れた名著
ありえないくらい素晴らしい内容である。以下、大御所『重要問題集』と比較して述べる。理系標準問題集は基本的な問題にも、一歩深く(詳しく)解説がなされている所がある。問題数こそ重要問題集には劣るが、より短時間で同じ程の成果をあげることができるという点では長所にもなる(実際長所である)。標準問題精講と組み合わせて使えばあるいは最強、しかもその方が一問一問の解説を詳しくして勉強できるから、重要問題集一冊にしがみつくより実践的であろう(そもそもみんなが使っている本を自分も使って、どうして人よりいい点をとれるというのか)。まとにかく受験化学対策においては、重要問題集 < 理系標準問題集化学+標準問題精講 が成り立つ。しかしいずれにしても、基礎ガタメ(具体的には、面白いほど分かる3部作 or 斉藤化学の実況中継4部作)を完璧にしてからとりくまなければ意味がないので注意して下さいね。
入試問題へのつなぎ
A問題で法則の定性的な理解や基本的な問題。
B問題で複雑な問題に挑む構成になっている。
理論・無機化学の解説は充実しているが、有機化学は1問の解説を1ページにまとめようとしているのか省略や明らかな説明不足がある。
有機化学に関してはこの問題集とあわせて駿台の『有機化学演習』をあわせてやれば実力が大幅に上がると思う。
新演習へ早く入りたい人へ
この問題集には知識のまとめの様な欄はありませんが基礎チェックという欄とその解説に必要な知識がほぼふくまれていて高い視点から基礎が学べます。がだからといってこの問題集から手をつけるのは厳しい所があるので鎌田の理論や目良の無機・有機をしてからならスムーズに行けると思います。またタイトルにつけていますが、難関大を目指し量は多いが新演習を早くやりたいという人には問題数が少なく解説が丁寧で良質の標準問題がそろっているこの問題集は最適でしょう。
入試基礎が固まった人には、最適の演習書。
「本書は、入試化学の基礎〜標準レベルを固めたい受験生が使うには最適の問題集である」
…と、本当は言いたい所なのだが、そうもいかない。何故なら、本書の一部の問題解説に難があることと、実は本書は使う人間を選ぶからだ。正確には「本書は、基礎が固まった人間が、入試標準レベル以上を固めるために使う問題集」であり、その意味では本書は文句無く星5つである。
本書の解説は、駿台化学科の5人の先生が分担して執筆している。まず、石川先生と鎌田先生が執筆していると思われる箇所に関しては、文句のつけようがないぐらい素晴らしい。単位もきちんと書いてあるし、市販の傍用問題集などに比べたら、解説は遥かに詳しく丁寧(ただし、イチから手取り足取りという訳ではないので、そこを勘違いしてはいけない。紙面の都合上、解説を必要最低限に抑えたような箇所がどうしても見受けられるからだ)。また、片山先生と仲森先生が執筆していると思われる箇所の解説も、石川・鎌田の両先生ほどには負けるが、なかなか丁寧に解説されてある。問題なのは、残りの御一方である。はっきり言って、解説が雑!単位変換をしないで比例式で強引に解いている箇所や、解説を無理矢理1ページに押し込めようとしたために解説を省いたような箇所が結構ある。そのため、問題解説の質にバラツキが生じてしまっている。もちろん、基礎が固まった人間からすれば「あ、ここは解説が足りないから自分で補充しよう」と意識出来るが、基礎が固まっていない人間にはまだそれが出来ない。その結果、鵜呑み・丸暗記で勉強を済ましてしまう恐れがある。しかし、それでは本書を使う意味が無くなってしまうし、鵜呑み・丸暗記は「勉強」ではなく「作業」である。だからこそ、本書は基礎が固まってから使うべきなのである。
また、問題に関しては、基本チェックやA問題は理系なら絶対に出来なきゃいけないレベル。もし、この2つが解けなくて、しかも解説を読んでも理解できなければ、入門レベルからやり直す必要がある(橋爪先生のセンターの本などをこなせば良い)。そして、B問題に関しては、標準レベル〜やや難の問題が結構多い。そのため、基本チェックとA問題は最低でも化学Hテキスト、B問題は最低でも化学Sテキストをこなせる(解けなくても理解できる)ぐらいの力がないと、途中で辛くなるかもしれない。つまり、本書の解説を「詳しい」と思うか「難しい」と思うかは、使う人次第によるのだ。
入試基礎を固めるのが目的なら、まずは鎌田先生のDoシリーズ(読み易さや取っ付き易さは鉄板)や石川先生の原点からの化学シリーズ(個人的には意外と基礎固めに向いていると思う)をこなす方が、効果的だと思われる。そして、入試基礎が固まって「本書には何が足りないのか」がわかるようになったら、是非とも本書を手に取って活用して欲しい。そして、本書の問題が自由自在に解けるようになれば、化学に関しては旧帝大(医学部含む)といえども怖くは無くなるし、充分合格点を狙えるようになる。
意識と実力
私が受験勉強で化学を勉強するにあたり、あまり良いことではないのですが、多くの問題集に手を出してきました。どの本も『ちょっと解説が不親切だな…』という後味を残すものばかりでした。そこで出会ったのがこの本です。何より、今までの問題集にあった解説不足、後に残る拭いきれなさが全くありませんでした。解説、演習量、問題の質、全てにおいて完璧です。解説は、どうしてこの式になるのか?どういうプロセスで考えていったらいいのか?が丁寧に書かれています。問題も国公立二次レベルの問題で、量が丁度良いのも、素晴らしいです。そういう訳で、私は多くの問題集に手を出すよりも、一冊の問題集にしっかり取り組むことの大切さを学ぶことが出来ました。この本なら、購入される方の問題集への『意識』と、入試での化学の『実力』両方を向上させてくれるでしょう。ここまでベタ誉めですが、購入された方本人が勉強しなければ意味が無いのでご注意を。
受験化学の勉強に最適
人によっては標準と感じるか難しいと感じるかはあるが、ほとんどの大学ならこのレベルで十分かと思われる。解説が詳しくかなりありがたい。駿台の通年の授業を受けてるようにも感じてしまった。
これ一冊仕上げればかなり実力がつくことは間違いない、が(なんでもそうだとおもうが)中途半端な気持ちで臨むと途中で挫折して身にならないということにもなりかねないので注意が必要。もちろんやる気のある人なら本書はかなり使える武器になります。
良い
かなり簡単なもの〜標準的なもの〜東大過去問と幅広い。
さすが駿台といったところ。レベルとしては、標準的なものが
多い。(東大過去も含めて)標準問題精構といい勝負です。
解説の詳しさに脱帽
問題は基礎から大学受験の難問まで幅広く採録。重要問題集よりもこっちのほうがぜったいにいい。解説は駿台の先生方だけあってのかなりの詳しさ。制作には鎌田先生も入っているのでわかりやすさも満天。B問題を完全に解けるようになったらもはや過去問しかないでしょう。
