- [著]浅倉 卓弥
- カテゴリ:
- 単行本 (585頁)
- ISBN:
- 4796641335
- 発売元:
- 宝島社 (2004/06/15)
- 価格:
- ¥ 1,995 (税込)
- Amazonポイント:
- 19 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 448 より
私には合いませんでした。
三人の高校生がタイムスリップして過去に行き、それぞれ歴史の歯車になると言う、
大きなテーマはすごいと思いました。
前半は友恵と武蔵の視点から描かれていて、容易に理解することが出来たのですが、
中盤からは次から次と新しい人物が登場し、
何がなんだかわからなくなってしまいました。
元々歴史小説に興味のない人間には、この本はかなりキツかったです。
いつかポイントは友恵・もしくは武蔵に戻るのではないかと思って頑張って読んだのですが、
それまでが長すぎました。
「君の名残を」という、恋愛を匂わすタイトルを付けたのであれば、
それなりの中身にして欲しかったです。
ちょっと文才が無くて申し訳ないですが、
「パラレルワールド・平家物語」みたいなタイトルであれば、
納得できたのになという感じです。
細かい事を気にせずに心で読んでみな
確かに突然現代の高校生の言葉がそのまま通じたりとか、設定に無理がある部分もあるが、そこはドラえもんのホンヤクコンニャクでも使ったのだと軽く流して、登場人物達の心の動きを心で感じて下さい。久々にグッと来た。タイムスリップした登場人物達がトレンディードラマばりに絡まない距離感が正解だったと思う。
初めてミステリーと時代物を読みました。
これまで実用書と、名作(小説)しかよんだことがなく、
いわゆるミステリーには挑戦したことがありませんでした。
人にミステリー小説でおすすめはないかとたずねたら、
この本をご紹介いただきました。
紹介者が言っていたように、先が読みたくて一気に読んでしまいました。
自分の得意分野に偏らずに、人から紹介された本に挑戦してみると
新しい世界との出会いがありますね。
源平合戦の歴史も分かり、とてもためになりましたし、
とても面白かったです。
この本に出会えて何かに感謝したい。何度も読み直しました!
心の琴線に触れる本でした。構想の大胆さと全編を通じて感じる切なさ、物語の完成度どれをとっても最高でした。
ストーリーは多くの方が書評されていますのであえて言うまでもありません。
物語の映像が鮮明に浮かび、それに伴い自分の好きな曲が何度もだぶって涙を誘いました。
友恵、つまり巴が義仲を想う気持ち、義仲と巴が一緒になって吹雪のなかを義経に追われるシーン、
そこで馬に乗って先導する義仲が巴を思い振り返る、
義仲が絶命し馬から落ちるシーン、
矢ぶすまとなって果てる武蔵、巴が天に召されるシーン・・・
それらがまるで映画のように鮮明にイメージとなってきます。
感動は個人のもので、受け止め方も皆それぞれですが読むうちに
心のなかの映像にメロディが浮かんできました。
これらのシーンに無意識にオーバーラップした曲をご紹介します。
ひとつはS.E.N.S.勝木ゆかりさんのMoonLightというアルバムです。同じ曲を歌、ピアノ、バッキングトラックとあって、巴の切ない想い、武蔵が巴を想う気持ちが現われるところで重なって仕方がありませんでした。
もうひとつは倉本裕基さんのピアノ小曲、In An Old Castleで、「時」が淡々と進む感じと、巴が静かに息を引き取っていくシーンなど、「時」に立ち向かい流れていくトーンが、何とも原曲の古城を回顧する
雰囲気とマッチして知らず感情が高ぶってしまいました。
とにかく老若男女、皆さんに読んで欲しい。
いつもは読み終わると売ってしまうことが多いのですが、これはずっと手元に置いておきたい。思い出すだけで目頭が熱くなるのは私だけでしょうか・・・こんなに深い、こんなに切ない物語。浅倉さんの著書のなかで私はダントツ一押しです。
大好きです!
本当に感動しました。四日間の奇跡を読んで、浅倉さんはとても好きな作家さんになり、その2作目ということで大変期待していました。歴史物はあまり得意ではないわたしでも、もっと読んでいたいと思える作品で、完璧にはまってしまいましたね・・・。あれがこれとつながってたんだ!とか、あの時の!とか、この本すごいって思える部分がたくさんあって、色んなところで感動していました。
根本的なミス
小説やドラマ等の『時代劇』に出てくるキャラクターが口にする話し言葉は、
現代語に訳されているという事実を知らない人はまずいないと思う。
それっぽいセリフを書くことで当時の雰囲気を出すことは時代劇や時代小説の
お約束であり、それを「リアリティーがない」とケチをつける事は、
よほどの変人でない限りしない。
ようするに、江戸時代であれ戦国時代であれ、その時代だけが舞台に
なっている限り、読者や視聴者のレベルに合わせて登場人物が現代語を
話すのは問題ない。
しかし、である。
過去にタイムスリップした現代人がその時代の人間と現代語風に会話するという
シチュエーションは、絶対に有り得ない。ギャグ漫画ならともかく、
まともな「文学」であるなら決してやってはいけない。
幕末あたりの江戸なら、なんとか許容できるだろう。
しかし戦国時代、そしてこの小説の舞台となっている鎌倉時代ともなれば、
まず言葉など通じるわけがない。現代の高校生が鎌倉時代の人間と
コミュニケーションなどとれるわけがないのである。
もう一度言う。
鎌倉時代を舞台にした小説の中で、鎌倉時代に生きる登場人物たちが
現代語を話すのは一向に構わない。
吹き替えの外国映画と同じ理屈だからだ。
しかし平成時代の高校生と鎌倉時代の人間が会話することなど、絶対にありえない。
英語をしゃべれない日本人が、アメリカ人といきなり流暢に会話するようなものである。
作家としてやってはいけないミスを犯して書かれたこの本は、批評するにも値しない、
つまりは文学賞の一次審査すら通ることのない小説以前の代物である。
話に引き込まれました
自分と同じ女性ということもあってか友恵の物語には感情移入して
何度も涙しました。歴史が得意でもないわたしがこの本を読めた
のも彼女がどうなるのかが気になったおかげです。
他の男子2人ですが、武蔵の場合は彼の意思が分かりにくくて
うまく話に入り込めませんでした。志郎は主人公の一人ではなく
むしろ他の登場人物の一人としての役目を果たしているように
感じました。
突然過去に飛ばされてしかもバラバラになってしまい、
右も左も分からない3人がそれぞれこの時代でどのように
生き、絡み合っていくかがこの物語の見所だと思うのですが、
思ったほど直接関わらないので友恵と関わりの無い部分は
退屈で読み進めるのに苦労したのも事実です。
あまりに壮大なスケールは、作者が巻末に書いているように
手塚治虫氏の「火の鳥」の影響が濃く現れています。
序盤のとっかかりと設定があまりに素敵なだけに全体として
もう少し満足度の高いものができたのではという気もしますが、
わたし個人は話の先が気になって(どんなラストなのか気になって)
読むのを止めれないほど楽しめた作品でした。
うーん…;
そこまで良かったかなぁ?というのが正直な感想。
キャラクターごとに気合の入りようの違いが見えるというか…
なんか全体的に片寄ってるというか。
歴史の意思というか、流れというか、
それの重要性もイマイチ解らなかったというか、伝わってこなかったというか。
同じ源平合戦モノなら、マンガだけど「リョウ」の方が面白かったな。
感動の嵐です
まず感じたのはスケールの大きさ。
そして奥深さと感動。
読んでいるうちに「これは本当の歴史なんじゃないか」と思わされるくらいだった。いや、実際にそうであってほしいと思ったくらい。
量が莫大なだけに読むのには苦労しましたが、決して飽きないし、進むにつれストーリーにも引き込まれていきます。
この本に出会えてよかったと思える一冊です。
最高の1冊
「4日間の奇跡」に感動し、浅倉さんは気になる作家でしたが、
その浅倉さんが巴御前、義仲を取り上げていたとは。
義仲ファンでもある私にとって至福の時を過ごすことが
できました。今でも「本当にこれが真実だったのでは」
とふと思うこともあります。
冷静に評価できずすみません。
私にとっては最高の1冊です。
