- [著]アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
- [翻訳]倉橋 由美子
- カテゴリ:
- 単行本 (158頁)
- ISBN:
- 4796646957
- 発売元:
- 宝島社 (2005/06/27)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
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突出した誤訳の多さ
他の方の絶賛に対して水をさす意図は無いのであるが、残念ながら、原典と比較すると
この倉橋訳には誤訳が極めて多い。また、不必要に曖昧な表現を用いている箇所も多い。
『星の王子さま』をより良く理解しようとする方には池澤訳の購入をお勧めしたい。
台詞まわしが好みです
内容は皆さんご存知の通りです。
内藤さんの翻訳が固いと感じていた方は、もしかしたらこちらが気に入るかもしれません。
倉橋さんの書く台詞まわしには、映像と音が感じられると思います。
これが原作として世に出ていたら申し分なく5つ星としますが、翻訳本なので原作者の思いと多少はズレが生じているものと思われ、星は4つとしておきます。
”出会い”と”別れ”の大切さ
文章がわかりやすく、カラーの挿絵があってイメージがわかりやすいです。大人が忘れてしまった大切ないつまでも持ち続けるべき気持ちが書いてあります。名作なので読んでみて下さい。
肝心なことは目に見えない
この物語は「肝心なことは目に見えない」という、たった一つのメッセージを言いたいが為に書かれたもです。ストーリーの組み立て方は非常に凝っていますが、言いたいことはシンプルなので、身体の奥底にメッセージが染み入ってきます。浸透するイメージが心地よいです
子供はもちろん、大人になってから読んでも、十分に感銘できる一冊です。
読みやすくなった
とても読みやすい。
これは新訳全体にいえることだ。もちろん、今までの訳にも味わいはあったしそれなりにおもしろかった。でも、何となく回りくどいような感じがしていた。
読みやすいと感じるのは大人だけかと思ったら、子供に読んで聞かせると今までの訳では「星の王子さま? 何をいっているのかわからない!」とぼやいていた小学生が、王子さまが小惑星で出会う大人たちの姿ににやりと笑ったりしながら聞き入っていた。
よい意味でもわるい意味でも、一本芯が通った訳ということだろうか。
訳者の思い入れが強すぎてわずらわしい。
内容や訳の仕方については私は他のを読んでいないので知らないが、最期にあった訳者のあとがきに非常に不快な思いがわいた。見事なほど偏ったものの見方の強制。「聖書」や「コーラン」について批判的なものがある。自分が宗教がどうとかいうのではなく、なぜ星の王子さまを読んでこんな場所でそんな不快感を与えられるのだろうと思わされた。
その後も永遠にこの本はこういう風に読みこの本は大人の本だとか等々。読む姿勢まで言い出す始末。それほど訳は悪くはないと思うのに星一つは厳しいかもしれない。だが、最期に与えられる訳者のあとがきによる不快感のため星は一つで十分だろう。
本文は秀逸
批判されている「飼いならす」→「仲良しになる」の変更だが日本語ではこちらの方が自然だろう。別れを告げるべき少年の感情、とする後書きは不要。
本質を忘れた人々との出会いの中で、自分の大切なものへの思いを取り戻す、そのストーリーが伝わるしそれ以外は不要。
新訳を読んで、ようやく意味が理解できました
いい話しです。
旧訳を読んでも意味がよくわかりませんでしたが、新訳は理解しやすく内容が理解できました。
本当に名作です。
大人のための物語(童話)というのは本当でした。
心が洗われる内容と、訳者の倉橋由美子さんがこの翻訳をした直後に急逝した点も泣かせます。
主人公の王子さまは、もしかするとうちの末っ子のことかもしれません。
やっぱりすごい
久しぶりに読んでみて、あらためて、名作と実感。簡潔な言葉の中に、深い意味があり、仏文学の真髄を見るようである。「人間の土地」など数々の名作を残したサン・テグジュペリが、この本を書いた想い。その平易なフランス語を、忠実に訳しつつ、美しい現代語に蘇らせた彼女の功績。これが遺作となった彼女の偉大さ。さらにまた、いつまでも静かに読み継いでいきたい本である。
新しく蘇った名作
長い間親しまれた「星の王子さま」が新訳になりました。個人的にはサン=テグチュペリの他の作品の方が好きですが、この寓話も少年のこころをもった彼の源泉を見るようでファンとしてははずすことができません。旧訳の魅力も捨てがたいですが、こちらはよりブラッシュアップされた新しい魅力がありました。ストーリーの煌めきは決して風化することがない輝きに満ちています。きっとまた長い間親しまれていくことになるでしょう。これから読もうというなら、やはり読みやすい新訳がおすすめです。
