- [著]櫻井 よしこ
- カテゴリ:
- 新書 (221頁)
- ISBN:
- 4796661204
- 発売元:
- 宝島社 (2008/02/08)
- 価格:
- ¥ 735 (税込)
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漢字で読みたかった
後書きは本文より漢字が多く、読み方が難しい漢字にはルビがふってあります。「本文も、この『後書き』のように、漢字を使いたかった」と書かれていますが、私も漢字を使った本書を読みたかったです。その方が本書で主張されている内容とも合っていたように思います。
素晴らしい本です
政治家は己の票しか省みず、
企業は平気で偽装する。
更には高校生は海外での修学旅行で集団で万引き・・・。
戦後のGHQの政策により日本はすっかり骨抜きにされ平和ボケしてしまった。
最近ではそれになりかわり自国のものであるはずのメディアが国家転覆を狙っているとしか思えない電波や落書きを垂れ流す・・。
これじゃあ自国に誇りなんざもてません。
でも、そう落胆する事もない。
これまでの歴史を省みるに日本は誇るべき国であり、あまり好きな表現ではないが民族であったのだ。
この本はそういった事を思い出させてくれます。
櫻井よしこさんの優しい人柄と凛とした日本人感には居住まいを正さずにはいられません・・。
とても読みやすく、小学生高学年であれば十分理解出来る内容だと思いますので、
進学とか誕生日とか何かの折りにプレゼントするのも良いと思います。
とても素敵な本です。
日本の女神
金美齢さん稲田朋美さんと並ぶ女神ですねクーデター起こしてこの人を大統領にしたいですね(笑)
櫻井氏の発想の原点が理解できる本
本書は日本人が昔から持っていた美徳と著者自身のエピソードを語ったもの。常に凛とした姿勢で正論を吐く櫻井氏に私はどちらかと言うと好感を持っているのだが、一方「従軍慰安婦は存在しなかった」等と言う暴論を平気で主張する姿には危うさを感じている。本書を読むとその背景が良く分かる。
良く言えば純粋。悪く言えば一人よがりで視野が狭い。「できれば外国に一年くらい住んだ方が日本が良く見える」と言って、それが物理(経済・時間)的に出来ない人の事は考えない。「自分らしさ」などと言う曖昧な(恐らくは実在しない)概念を思考の基軸に置く。ECO活動のプラス面にだけ眼を向け、再生産のコストや森林破壊の拡大等のマイナス面は無視する。幼少時のお稽古ごとに絡めて「理屈抜き」を強調するが、この辺に著者の発想の原点を見る。対象が薬害事件のようにヒットすれば、「理屈抜き」の執拗な批判が光るが、慰安婦問題において「理屈抜き」でアメリカに押しかけ、広告板を建てては拙いだろう。慰安婦支援団体からも相当反発を買ったようだ。家族の大切さを強調するのは結構だが、自著で自身と老母の関係を自画自賛する態度は日本人の感覚にはない。家族については価値観の伝承と言う面で「三世代家族」を薦めているが、自身は実行していないのではないか。外国語習得の問題は同感だが、歴史の話の何処に新規性があるのだろうか。本人は日本の歴史を勉強しているつもりで、「日本は縄文時代から平和がずっと続いていた」と言うが、古代が武力戦争と政争の連続だった事は常識と言って良い。「日本は宇宙の中心にある」って、ここまで来ると新興宗教の教祖である。
思考方法が一般の日本人離れした櫻井氏が先祖伝来の「日本人の美徳」を語るには無理があろう。"美徳"の代りに櫻井氏の発想の原点が理解できる本。
内容の濃い一冊
櫻井さんを知っていらっしゃる方には是非とも読んでいただきたいです。
櫻井さん自身に関するエピソード、そこからつながる私たち「日本人」ひとりひとりに対する生き方のアドバイス…この本にはそんなことがギュッと濃縮されていました。
また、櫻井さんがお書きになった他の書籍で書かれている話も登場するので、まだ読んだことのない方は、この本から読み始めてみるのも良いかと思います。
周りに「誇りのある日本人」がいらっしゃる方や、それに該当する世代の方がいらっしゃる方はこの本を薦めると喜ばれるのではないかと思います。
櫻井氏の講演を聞いているよう。読みやすい。
著者が、平易かつ美しい言葉で、次世代のために伝えたいことをまとめた本。子育てや言葉遣いなどから、仕事に対する取り組み方まで、著者がていねいに語りかけている。
凛とした態度で発言を続ける著者の日頃の活動を念頭におくと、とても説得力がある。
これから社会にでる高校生、大学生に特にすすめたい本だと思う。
普通の新書よりも、字が大きく、また行間もゆったりしているので、とても読みやすい。
櫻井さんの感性
櫻井よしこ氏は、他のジャーナリストとは、隔絶したなにかをもっているように思える。
それは単に論理の鋭さだけではなく、いわゆる生活感覚と言論がかい離していないこと
からくる信頼感というべきものではないのだろうか。
本著では、いつもの舌鋒鋭い櫻井氏の影はうすく、いささか甘口に見える。
しかし、それは、自身の感性をエッセイ風にまとめたという題材からくる必然性なのだろう。
辛口で正論を吐く、凛とした櫻井氏は他で読むことして、この本では、穏やかにくつろいだ
櫻井氏の語りを静聴することとしたい。
日本語の美しさに脱帽。
第一章 価値観と私らしさ
第二章 日本人が忘れつつある大切なこと
第三章 大人が子供に伝えるべきこと
第四章 歴史の中の日本人
第五章 読書と言葉
第六章 仕事と夢
最終章 旧きを知り、新しきを目指す
本来の櫻井氏の語り口とは180度違った、穏やかで美しい日本語が印象的でした。
内容についてもそれほど政治的・社会的なことではなく、「本来の日本人」や「親のあり方」など多岐に渡ります。
彼女の人となりが解るようなエピソードも披露されていて、そこには意外な彼女の一面を見ることも出来ます。
後書きで「普段のお喋りをするような感覚で、この本を作りました」と言っているように、気軽に読める本です。
日本人の衰えは、言葉から!?
櫻井さんは、イデオロギーなどの枠組みにとらわれない、自由な立場でモノを言っているという印象を持っています。
その論説に必ずしも賛成ばかりではありませんが、何か事があれば、意見を聞いてみたいジャーナリストの1人です。
そういう櫻井さんが、自らについて、日常の生き方や社会のあり方について、日本および日本人について、座談的に語っています。
印象に残っているところを一つだけあげます。
櫻井さんは、言語能力の不足は、考える能力の不足と同義語であり、日本文明の衰えでもあると言っています。
言葉は、単に伝達の手段ではなく、文化の積み重ねや、価値観を表しているものだということです。
日本語の乱れが気になっていますが、それは日本文明の衰退につながって行くのでしょうか。
櫻井さんに対して、その優しい語り口と、その厳しい内容と、ときに不釣り合いに思うことがあります。
本書は、そういうギャップを埋める役割を果たしているのかな、と思いました。
櫻井さんを身近に感じました。
櫻井よしこさんといえば、論理的で隙のない完璧なイメージの方でした。
ちょっと近寄りがたいなあと思っていたのですが、
この本では櫻井さんの意外とそそっかしい素顔が垣間見えたりして
少し親近感がわきました。
もちろんそれでもかなり硬派なイメージは変わりませんが。
櫻井さんという女性の人となりを形成した背景も
よくわかりました。
大変美しい言葉遣いをされていますが、日本語に対する
意識の高さや、なぜ意識が高いのかという理由も
わかり、納得しました。
この本でいくつか心に残った言葉がありましたが、
一番響いたのは「10年後のあるべき自分を考えて
行動に移している」という点です。
私自身の次の10年を考えるいいきっかけとなりました。
櫻井さんの凜とした生き方や考え方に触れるのには
とてもいい本だと思います。
さらっと読めましたし。
