- [著]拓未 司
- カテゴリ:
- ハードカバー (343頁)
- ISBN:
- 4796661948
- 発売元:
- 宝島社 (2008/01/11)
- 価格:
- ¥ 1,365 (税込)
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- 13 pt
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ユーズド商品:¥ 230 より
前半は大いに期待させてくれる
冒頭のシーンにやや不安を感じるものの、
続く披露宴フレンチの描写からは痺れる旨さ/美味さ/巧さが炸裂。
関西弁の会話もテンポ良く、前半は大いに期待させてくれる。
しかしながら話が謎解きに移行した後は
あまりに通俗的な刑事の描写と、判り易い悪役の行動と
賛否両論あるであろう結末の処理にやや食傷。
ちょっと期待はずれ
第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作ということで、
あまりに期待しすぎたせいか、ちょっと期待はずれでした。
これは、「ミステリー」じゃないです。
すぐに結末が予測つきます。
単なる小説として読む分には、まあこんなもんかなと。
ずっと昔に、同じ主題の小説を読んだことあります。
名前は忘れたけど、美食の限りを尽くして最後には・・・って感じの小説でしたが、
すっごく不気味で雰囲気ありました。
それと比較すると、この小説は、定価だと、「ちょっぴり哀しい」です。
大味ではあるけども
主人公が作る力強いフレンチ、天才シェフが作る繊細なフレンチ、そしてワイン。
一度でいいから味わいたい!と切実に願うほど、出てくる料理の描写が素晴らしい。
前半はその料理を味わうようにゆっくりで、
後半から苦いものを口にしてしまった感じで、一気に飲み込むように読んでしまった。
ストーリー性としてははっきり言って大味だ。でもミステリー小説で五感を刺激されたのが面白い。
ラストもデザートにスパイスを効かしたような終わり方。
前半と後半で…
前半と後半でかなり印象が変わってきます。 後半というのはストーリーの真相が見えてくるあたりのところです。午後の静かな時間に紅茶でも飲みながら… っていうのにはまず向いていません かなりショッキングな内容で自分の精神が弱いだけなのか、ちょっと気分が悪くなったりしました。 結末も、精神的に救いのないままあっという間でした。こんなに面白くて後味が悪いのは初めてです。(嫌味とかじゃなくてホントに)
何か物を食べながら、もしくはご飯の前に読むのとかはやめたほうがいいかもです
☆4つ
本屋でプッシュされていたので購入
可愛らしいイラストの表紙と帯には「美味しいミステリー」と書いているので
「これはちょっと小洒落たミステリーか!?」と内容を期待したが予想は裏切られたw
(具体的にどのような展開になるかは伏せる)
物語は「料理人」と「刑事」の二人の目線で進む。
筆者は料理の専門学校を卒業しレストランで働いていた経験がある為か
料理に関するキャラや場面の描写は卓越しており涎をそそる程に上手い。
(また神戸弁の夫婦の会話が何ともカワイイ。方言は素晴らしい)
しかし刑事の視点となると、型にはまったもので、あまり面白くは無い。
また「ミステリー」と銘打っているが特にこれといったトリックも推理も無い。
オチも半分読んだところで読めてしまう甘さもある。
正直「刑事」「捜査」は味わいの邪魔で純粋に料理パートのみで構成された方が
面白かったのではないかと思う。
長所と短所が白黒のパンダ模様さながらに入り混じっており好みが分かれるだろう。
「ミステリー小説」と期待せず読む事をオススメする。
読後感は最悪。現実と切り離して読みましょう。
警察側の捜査部分は全然つまらないし、
捜査にあたる2人のキャラクターもはっきりしないままだし、
主人公とその妻の出会いの部分もいまひとつ説得力に欠けるし・・・などなど、
全体としての不満は多々ありますが、美食の部分は本当に素晴らしいです。
「よし!今週末は豪華フレンチを食べにいくぞ!」と思っていました・・・途中までは。
結末を読んだら、一気に萎えました。
「誰が?」というよりは、「なぜ殺されたのか?」というホワイダニットが核であり、
この話の流れとしては、これしかない!という理由で、それには十分納得させられます。
ミステリーとしてもよく出来ているとも思います。
・・・が、女性には勧めない小説です。
特に、主人公の妻と同じか近い境遇にある女性の方はやめた方がいいと思います。
「お話の世界のことだから」と一生懸命自分に言い聞かせつつ読みましたが、
あの時期の女性にあんなことしたらその後無事でいられるわけがない!!!
小説としての出来栄えはともかく、読後感は最悪でした。
食に関する部分はあんなに臨場感にあふれてリアリティがあるだけに、
それ以外の部分にも、もっと気を遣ってほしかった。
願わくば、「あんなことがあったけど、本当に無事でよかった」と、
主人公一家が幸せに過ごす続編をぜひ書いてもらって、安心させてほしいです。
美食==殺人事件→True
美食と殺人事件がどう繋がるのか!?訝しく読み続けましたが、
終盤で事件の真相が明らかになり、密接な繋がりがあると納得しました。
一見、不可解なタイトルの意味も美食家の口に語らせており、その意味の深さを知りました。
プロの評論家が評しているように、味覚表現には長けていますが、警察の動きが素人の想像の域を出ないのが残念。懸命にキャラクタを動かして歓心を買おうと作者がもがいていたのは認めますが。
でも、この作者がこれからどんな活躍をするのか気になるところです。
楽しめましたので評価は★4つです。
胃の腑に落ちました。ごちそうさま。
買う必要なし
安直で、想像通りの展開。面白くないです。
ハードカバーで買うと、損した気分になります。
古本屋で、100円だったら止めません。
その程度の本です。
ミステリー?
「ミステリー」という帯に期待し、ページをめくり続けた。が、さほどミステリーの色合いは感じられず、事件が発生してからそのカラーが文章を彩り始めた。よって、「大賞」という賞を基準に本書を選ぶと、歯がゆさを感じるかも知れない。ただ、全体的に読みやすいので、読む場所を選ばない。
筆者の表現力は、水準以上である。流石、賞を受賞するだけの力量だ。が、舞台が神戸で、会話は関西弁。よって、関西弁を日常的に利用する環境にない読み手だと、読むことにさえ、つっかかることを避けられない。それは、関西弁を”味”と捉えるか否かにより、本書の”味わい”は格段に変化することにも繋がる。
今回は料理というキャンバスの上に物語を展開している。今後は、どのようなキャンバスを使いこなすのか。その選択に筆者の今後がかかっている、と言っても過言ではないだろう。
ゲテモノ
タイトルとカバーイラストに惹かれるものがあったので購入しました。 レビューでは多くの方が激賞されていますが、その人たちの気持ちがわかりません。 文体もお話のスタイルも凡庸だな〜と思う。 でも、私が辛口の点をつけたのは、そういうところではなく、お話のカラクリがゲテモノなところです。 ゲテモノ趣味を無理やり全ての理由にして終っちゃうところが気に入りません。 最後の落ちも、数ページ前から読めてしまうし、悪趣味・推理なし・心に残るものなしの3点セットでした。買わなくていい本です。
