トマス・ジェファソンの言葉(P.154)が印象的
[No.15] posted by ぎゃぼ!
ローレンス・レッシグ氏は、サイバー空間とアイディア空間の環境保護活動家のようだ。コントロールすべきものと、コントロールすべきでないもの(正確には、コントロールを最小化すべくコントロールすること)とのデリケートなバランスを模索しつつ、可能な限り、イノベーションにオープンな社会を求めている。
本来コモンズ(共有地)であるはずの地上が、私有地に切り分けられながらも、公道や公園といった人が自由に行き来できる場を残すことで、私達は散歩ができ、休息でき、イマジネーションを膨らませることができるのと似ている。本来、そうした共有地はしかるべく残されるべきであるが、現代の特許制度は、かなり違った形に進化しているとレッシグ氏は言う。特に、ソフトウェア特許とビジネスモデル特許、そして著作権の拡大。せっかく、広大なコモンズを提供できるインターネットというサイバー空間が生まれたのに、時代はどんどん、そのコモンズを狭め、すべてを私有地化する方向に動いているというのだ。サイバー空間を豊かにしてきた人の多くは、ネット空間が私有地化されることを望んでいないのに、権益を守りたい巨大な旧勢力によって、新しい空間ががんじがらめのコントロール下に置かれようとしている。。。各種知的財産権について考えるとき、まずは本書内でも紹介されているトマス・ジェファソンの言葉を噛みしめてから、再考していくべきかと思う。
Creativity Matter
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[No.14] posted by modame
セカンドライフの利用方法について日米で大きな開きがある。
日本の商業主義に比べて、米国でのキーワードは
・New Media
・創造工学/クリエイティビティ学習
・Creative Commons/フェアユース/著作権
このあたりにあったと思う。
原著の出版が2001年と古いが、今セカンドライフを掘り下げて調べていく中にあって、米国の動きや教育機関におけるブームに関連性を見出すことができた。
しかし、長すぎる・・
着想の原点と、著者が考える理想の状況を語るには16ページで足りるのではないかと思う。
レッシングを好きになりたい人は買う。
何を言っているのかが知りたいだけの人は彼のブログを読む。
日本的著作権を考察する前に読むべき文献
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[No.13] posted by nuck
米国ではミッキーマウス法が制定され、日本ではWinny製作者が逮捕される
JASRAQは著作権期間の延長を求めて、IT企業は著作者人格権まで放棄しろと利用規約で謳う
法律家は著作権が相対的な排他的独占権であることの説明も無しに依頼者に証拠が必要だと勧誘する
複製手段の独占がPC・インターネットの爆発的普及によって崩れ
既存の工業的な商業手法が通用しなくなっている
日本が国家生命を賭けるギャンブルである知的財産戦略
しかし国家も企業も知的財産であるものは何かそれを侵すものは何か
それらを峻別できる素養を有してはいない
blogなどの商品は、より早く輸入されることになった
しかし、著作権という社会的問題に関する社会の盛り上がりはそうでもない
幾年か後に本著書のような議論は大々的になされるものと思われる
より多くの既得権益者・商業主義に陥ったアーティストや
自己の心服する著作物を作成する作者自身に金銭を支払いたいと思うパトロン
彼らに対してこの著書および前著を読むことを強くお勧めしたい
涙を流して読みそうな本
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[No.12] posted by トクメイ
~ネットの匿名性を逆手にとって、ある時は他人になりすまし、またある時は匿名でネットのあちらこちらに出没しては、他の人のオリジナルな仕事にけちをつけたり、まっとうな意見を屁理屈で酷評して溜飲を下げるのが大好きそうな某コンサルタントやそのフォロアーといった自称ネット文化の良き理解者、心の底ではコモンズを見下している似非インテリが涙を流し~~て読みそうな本です。~
著作権って何だろう?って考えさせられました
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[No.11] posted by wacko
~私にとってはちょっとむずかしい本だったけど、気に入りました。著作権について考えちゃいました。広告するときはお金払って情報を広めてもらうのに、勝手に情報を広めたら著作権侵害で金払え、っていうのって、よく考えたら不思議だな、とか。著者の言いたいことと違うかもしれないけど。
私はこの本を本屋で見かけて買ったんですが、この本で私の中でレッ~~シグブームが起こりまして、「CODE」と「FREE CULTURE」は、amazonで買おうかと思っております。背伸びしてでも読みたい本です。~
付け焼き刃的な法律知識で訳すな
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[No.10] posted by True Professional
法律を一夜漬けで勉強したのが丸見えの訳。原書の内容が間違って読者に伝わりかねない言い回しが散見される。読みにくい。
古典になるかも
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[No.9]
いや、まいったです。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」ってあるじゃないですか。あの本の緻密で整然とした論理展開に学生の頃やられてしまったのを思い出しました。同じような感覚を味わったのはアレ以来ですよ。インターネットの技術知識があるなしにかかわらず読める本です。心配なく楽しんでください。これは古典になるかもしれない。
僕たちの問題として
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[No.8] posted by 茶飲
特に法律に詳しくはないのだけれど、著作権とか知的所有権の取り締まりに対して時々疑問に思ったりすることがある。
MP3とかファイル共有とか、そういった技術が時に"悪者"になってしまうのが、ちょっと寂しかったりもする。
何となく窮屈な気もするし、もやもやするのだけれど、どこにどんな問題があるのかはっきりしない。
僕にとって、そんなもやもやしたものをすっきりさせてくれたのが、本書と前作にあたる「CODE」だ。
内容は他の人も書いているように、とても論理的で的確且つ丁寧に問題を指摘しくれる。
それはこれからのインターネット社会を生きる人達にとって、とても本質的で重要な問題だ。
合衆国憲法に基づいた論議ではあるけれど、決してこれは対岸の火事では無いはずだ。
卡?に著作権侵害はけしからん、ではなくて、こういった本質的な議論が国内でも盛んになって欲しい。
そのためにも、本書はもっと多くの人に読んでもらいたいと思う。
コモンズを保っていけるかどうかの戦い
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[No.7] posted by Tack
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この問題作をわずか短期間のラグで日本語化した営みに敬意!
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[No.6] posted by nakagawa
まあ、何とか無理して時間をかければ英語でもこの本を読めなくはない。私はその程度のものである。で、山形さんの訳がこれほど早く出ることも予期せずに、原書をえっちらおっちら二ヶ月ほどかけて読み終えた直後。にこの訳書を入手したのである。
訳者山形さんの知の質量ゆえに、日本語として入ってくるメッセージの入り方が、英原書との間にほとんどギャップがなかった。さらにいえば、訳者あとがきにおいて、明瞭に論点を要約し、そして、日本社会への意味合いが説かれている。
日本では、個別にテクニカルな次元に止められがちな問題が、アメリカでは憲法に関わる、すなわち、そもそもの国の成り立ちに関わる本質的な問題であること。それゆえに、この原著のメッセージが極めて重いものであること。レッシグの議論をおさらいするとともに、山形さんの視点が加わることで、実に有意義な一冊となっていると思う。