- [著]Lawrence Lessig
- [著]ローレンス・レッシグ
- [翻訳]山形 浩生
- カテゴリ:
- ハードカバー (552頁)
- ISBN:
- 4798115002
- 発売元:
- 翔泳社 (2007/12/20)
- 価格:
- ¥ 2,940 (税込)
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サイバー法を勉強するなら必読の書
あまりにも有名なスタンフォード大学の憲法学教授ローレンス・レッシグ教授によるサイバー法の本である。本書は、法律実務家が参照して役立つアンチョコ的な本ではない。サイバー法の全域を根源的に考察する哲学書にも近いものである。本書の根底には、「自由とは何か」「規制とは何か」というような憲法学上の根本命題の考察が脈打っている。
レッシグ教授が本書で提案しようとした大きな理論の一つとして、規制の四要素論とでもいうべきものがある。レッシグ教授によれば、規制には、法・(社会)規範・市場・アーキテクチャの四要素が存在するという。この四つの要素の総和が、自由や権利を記述する。簡単言うと、法・規範・市場・アーキテクチャ(コード)の制約を受けていない状態、それが無制約な自由の状態ということができるだろう。
従来、憲法学が主たる考察対象としていたのは、法による規制であった。レッシグ教授の功績は、政府による法的規制以外にも、自由に対する脅威として規範・市場・アーキテクチャが存在することを指摘した点にある。とりわけインターネットの世界は、アーキテクチャの塊である。リアルスペースとは異なり、人工の空間であるインターネットにおいては、インターネットを規定する技術的特性が、インターネット上の行動を制約し、促進してしまう。
だからこそ、インタネット上の権利や自由を本当の意味で擁護するためには、インターネットのアーキテクチャを憲法の価値に照らしていかにデザインするかが問題とされるのである。
本書では、レッシグ教授の目指す憲法政策が身近な具体例を用いて分かりやすく説明されている。読み物としても単純に面白い。インタネットがいかにあるべきかについて少しでも興味があるのであれば手にとって見ると良いだろう。
訳はそれほどひどくはない
他人に勧めるためにURL確認のために開いてみましたが、星1つのレビューが1件のみで全体評価が低いので投稿します。確かに訳は変換ミスも残っていたり、ちょっといただけないなと思うところもありますが、それほど酷い訳というわけではありません。内容を考えたら翻訳版であっても読む価値はあるでしょう。もちろん原書でスラスラ読めるならその方がいいかも知れません。
内容は、私が情報系の学生なので例えばTCP/IPのことはある程度知っているのもありますが、親切に書いてあります。勧めてくれた友人は法律系の学生ですが、TCP/IPがどこまでできて何ができないかを知らなくても理解できるようになっています。これは一例ですが、どんなバックグラウンドの人でも楽しめるのではないかという本です。
読むに耐えない酷い訳
v2.0だということで期待して購入したのですが、あまりに訳が酷いです。
読むに耐えません。
日本語として不自然な文章が多々目につきますし、文章自然に誤変換が散見されます。
翻訳するときに疑問に思わないのか、
と思うぐらいに酷い文章です。
原書を購入した方がよいのではないでしょうか。
