なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想

  • [著]フィル・ローゼンツワイグ
  • [翻訳]桃井 緑美子

カテゴリ:
単行本 (312頁)
ISBN:
4822246663
発売元:
日経BP社 (2008/05/15)
価格:
¥ 1,890 (税込)
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49,255 位
評価: 4.0
2008
10/27
Mon

なるほど、ごもっともだ!

[No.7] posted by ボサノバ巨匠の隣人

成功した企業を調査して、成功要因を探るなんて、
そりょ成功したんだから後付でなんとでもならぁ!
って本です。

言われてみれば、確かに納得。
ごもっともであります。

Good to Greatを痛烈に批判しています。
何か個人的な恨みがあるのでしょうか。。。
めちゃめちゃおもしろいです。

2008
09/03
Wed

前々からわかってた

100.0% (2 / 2)
[No.6] posted by 豪腕税理士

エクセレントカンパニーにしても、ビジョナリーカンパニー
しても、結局、パフォーマンス(業績)がいい企業を選んで
後講釈してるだけの話し(ストーリー)。ビジネスは儲けた
もん勝ち。

みんなビジネス書なんて読んでも何の役に立たないことなんて
承知の上で買ってるんでしょ。

2008
08/27
Wed

いままでのビジネス書は“妄想”で書かれている!?

100.0% (4 / 4)
[No.5] posted by くろやぎ

 企業が継続的に成功していくカギは何か。
 どのようにすれば他社より優れた業績を上げつづけることができるのか。

 この難しい問題に答えを出した! と自称するビジネス本は、数多く存在します。

 しかし、『エクセレント・カンパニー』『ビジョナリー・カンパニー』などの著名なビジネス書に登場する優良企業の多くは、本が出て数年後には業績が低迷していました。

 著名なビジネス書が間違ってしまったのはなぜなのか。

 ローゼンツワイグ氏は、素晴らしい業績を残している企業は、何もかもがすばらしく見える、後光(ハロー)がさしていることを見逃してしまったから間違ったのだ、と断定しました。

 経済雑誌の特集記事やインタビューは、業績というフィルタのかかったレポートばかりです。そんな、業績の後光(ハロー)がさしている記事を何百件と分析したとしても、出した結論が正しいわけがない。だからビジネス書は間違ってしまうのだ。

 著者のことばは痛快そのものですが、いいんでしょうか、こんなこと言っちゃって。
 だって、この本も“ビジネス書”なんですよ。

 しかも、「企業パフォーマンスを向上させるにはどうすればいいのか」に答えを出すと宣言しているのです。
 有名なベストセラーをけちょんけちょんにやっつるからには、すばらしい答えを見せてくれるんだろうな!

 ページを繰れば繰るほど、読者の期待は高まります。

 さあ、筆者の出した答えは何か?

 知りたい方は、本書を手にとってください(汗)。


 過去のビジネス書にダメ出しする前半だけでも、胸がスーッとします。ぶ厚そうに見えますが、読みやすい翻訳で、スラスラ読めます。

 ビジネス書が不得意の方もお試しあれ!

2008
07/10
Thu

”同じ穴のムジナ”だな、これも。

40.0% (4 / 10)
[No.4] posted by わかすぎ一路

「経営することと、経営を語ることは違う」と認めてしまえば、この本はナンなのだろう。
「エクセレントカンパニー」を、「ビジョナリーカンパニー」をどれだけ貶めたところで、
では、この本はといえば、原題「THE HALO EFFCET」の通り、ハロー効果の
弊害については、よくまとめてあるが、「第10章 エセ科学に惑わされないマネジメント」
はナンなのだろう。原書を見ていないので、この訳がどこまで誠実なものかがわからない
のだが、冒頭に書いたように、先行ベストセラービジネス書と五十歩百歩の次元で、経営を
語っているとしか思えない。経営を語るということは所詮このレベルなのだろう。
ベストセラーはベストセラーとなるべくしてなる光の部分と、ベストセラーならでわの影の
部分を持っているのは当たり前で、影の部分を延々と批判したところで、肝心の経営を語る
ことにはなっていない。
経営にたずさわる人はよほど暇なら読んでもよいが、何をおいても読むような本ではない。
そうは言っても「ビジョナリーカンパニー2」は誠に胡散臭い本であるという主張には
手放しで賛成である。


2008
06/26
Thu

結局、業績向上のための定石はないのか

90.9% (10 / 11)
[No.3] posted by フィリップ小虎

 本書のテーマは、企業の業績を向上させる処方箋に関する研究の誤謬である。
 筆者は、これまでに書かれたビジネス書の多くは、研究方法や解釈に決定的な誤りがあると主張する。ベストセラーとなった「エクセレント・カンパニー」「ビジョナリー・カンパニー」も同様で、結果を鵜呑みにできないと言う。主張の根拠は、第一に、これまでの研究は業績の良い企業のやっていることは全て良いことと考えてしまう傾向があること。第二に、相関関係を因果関係と混同してしまうこと。例えば、従業員満足度が高いと業績が良いという解釈は、業績が高いから従業員が満足しているという解釈も可能だ。第三に、成功の理由を1点に帰結するように考えてしまうことである。顧客満足を追求したから業績が向上したという説明はあまりにも単純だが、そうした主張は多い。
 筆者の指摘は非常に説得力がある。バイブルのように読まれているビジネス書に大きな欠陥があることをビジネスマンに提示した点は大きな貢献と言えよう。但し、それに変わる業績向上のための筆者の処方箋は、かなり頼りない。成功した企業の共通点を示しており、自分自身が指摘してきた誤りを自分でも犯している。
 本書は、経営者・ミドルマネジャーにとって必読の書に上げてもよいのではないだろうか。「エクセレント・カンパニー」「ビジョナリー・カンパニー」「ビジョナリー・カンパニー2」を読んでおくと、筆者の主張が理解しやすい。
 非常にインパクトの強い本だ。

2008
06/04
Wed

あーあ、言っちゃった

89.5% (17 / 19)
[No.2] posted by アセロラパン

「あの企業はなぜ成功できたのか」について書かれた本は多い。
「あの企業はなぜダメになったのか」について書かれた本もまた多い。
でも、そういうものを見て、「所詮は後づけの理屈だよなあ」と思った人も
多いだろう。この本では、経営学者が「その通りだ」と認めてしまっているのだ。
”現在の結果”がわかっているから、その結果に合うようなデータや理屈を
考えてしまう。でも、「それをやったから成功した」とは言えない。ましてや、
どうすれば成功できるかなんてわかるわけがない。
ビジネスの現場は、常に予測不能な状況での戦い。
成立しえない成功法則に惑わされることなく、自分の頭で考えろというのが主張だ。
全くもって単純明快。

さて、こんな本出しちゃったら、経営学者やコンサルタントの存在理由はどこにあるのやら。

2008
05/27
Tue

世のビジネス書のいい加減さを痛快に暴露する

94.1% (16 / 17)
[No.1] posted by ソートラティ

 読んで痛快なビジネス書だ。
 往年の大ベストセラー「エクセレントカンパニー」など、有名なビジネス書をやり玉に挙げて、その内容がいかにいい加減に書かれているかを辛辣に指摘する。

 ただの揚げ足取りのレベルではなく、実証的に落ち着いた分析が行われているところがいい。
 安直に経営のノウハウを語るビジネス書よりも、この本の方が、ビジネスとは何か、経営の本質とは何かについて、むしろ深く考えさせられる。


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