- [著]松本人志
- カテゴリ:
- ハードカバー (218頁)
- ISBN:
- 4822263215
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- 日経BP出版センター (2008/06/03)
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ちっとも・・・
映画評論として、本書はちっとも鋭いとは思わないが、嫌いではない。
同様に「大日本人」も、ちっともいい映画だとは思わないが、嫌いではない。
これで十分である。
期待しすぎると落胆するが、今後も映画には関わっていってほしいとは思う。
オリジナル
松本人志オリジナルの評論ですから、これがすべて読んだ人に納得される訳がない。これは世間の評価を書いたモノではないし、作品を紹介しているわけでもない。あくまでも著者独自の感性での評価。だから、評価が甘口だの辛口だので避難するのは間違い。 世間での酷評や多数派の意見というだけの意見に正確な判断があるはずがない、世間の大多数は芸術作品に対する知識経験技術のほとんどが制作者側より劣っている事は明らか。 それゆえ、これを理由に自作品の評価が甘いなど見当違いも甚だしい。 否定的な評価に的を得ていないモノが多いので記載した次第。
映画評論集って帯に書いてあるじゃん
この一連のシリーズを高く評価している人って、口を揃えて「これは松本人志の考えや感性などを楽しむ本」とか、「松本人志と言う芸人を知る本」だの、あげくの果てには「松本氏のエッセイとして読むべき」とか、、、、、ハァ?何だそりゃ。何なの、その擁護のしかたは。
これは映画評論集でしょ?まあ、映画感想文って言ってもいいけどさ。松本氏に興味が無くても、映画を好きな人は批評の俎上に乗っかっている作品のラインナップを見ると、ついつい読みたくなっちゃうわけよ。そこが腹立つわけだけれども。
まあ、さすがに3冊目ともなると内容のひどさが世間にばれちゃったのか、そんなに売れてないみたいでホッとするけどね。
ただ今作においては意外なことに、前2作と比べると、結構冷静に落ち着いた意見を述べていたりする。「映画」という文化に対する劣等感や対抗心(敵対心?)は若干なりをひそめ、語り口がマイルドになっている。おそらく自分自身が実際に映画制作に足を踏み入れたことも影響しているのだろう。
シネマ坊主の何がうんざりするかって、彼の本業である「お笑い」に対する批評や評論家を嫌悪する彼自身が、「映画」というフィールドで彼が嫌悪する輩と同じことを平気でやっているという愚かしさ。こと映画に関しては彼はあまりにも無知だし、そのくせ分かったようなことを恥ずかしげも無くぬけぬけと言う。「俺の笑いが分からん奴は〜」の「笑い」の部分を「映画」に置き換えて、映画監督に叩き返されても文句言えないでしょ。
極めつけは自ら監督した「大日本人」評。10点満点中9点!!9点?きゅーてん、、、。
まあ、彼らしいといえば彼らしいよね。
結局
公平ではなかったですね。1も2も読み、2のあとがきで自分の映画も
キッチリ批評すると言っていたのに…。自分の「大日本人」をベタ褒めで
正直初めてまっちゃんにドン引きました(--;
自分ももちろん観て面白くないと思ったし、世間もかなり酷評した作品なのに
結局、公平な目を彼は持っておらず、まるで我が子だけの肩を持つ世間知らずの
バカ親に通じるものを感じました。はっきり言ってチンピラの卑怯さすら感じます。
芸能界で忙しいだろうし、周りは酷評など一切しないお笑いの後輩に囲まれているせいで
一般人の評価をまるで知らないのでしょうか?
TVでは好きなはずのまっちゃんですが、これは無い。
これは「松本人志」の映画評論
まず、松ちゃんが書いた本という事を念頭に置かなければいけない。
たしかに彼は博識ではないかもしれない。
だけど、これは松本人志の視点で映画観賞して評価したモノだから映画としての別の見方と捉えた方がいいだろう。
それに全ての映画に同調出来る様な人物ではない事は彼の普段のアナーキーぶりをみていれば判る筈。
当たり障りのない評論を彼に求めるのは無理(笑)
私自身も千と千尋の神隠しについては全てとは言わないが一理あるかなと感じた。
結局、自分の好きな映画をけなされた人達がアンチな意見を言っているんだろう。
星四つなのは彼が自身の映画を自分で評価した事、更に高評価だった事から引かせてもらった。
まっちゃん(松本さん)と映画、相性悪いよ多分
シネマ坊主の1、2を読んだ時には、「なんて情けない本なんだ!資源の無駄だ!まっちゃん(松本さん)の汚点だ!一日も早く連載をやめるべきだ!」と散々に苛立っていたのに、書店でシネマ坊主3を見つけた瞬間に読みたくてたまらなくなって即買いしてしまいました。どうも自分で思っていたよりも重度のまっちゃんファンだったみたいです。 で、家に帰って早速読んでみたらやっぱりまた苛々して情けなくなるような本でした。特に感じたことを2つ書きます。 1、前2作よりも思いこみで突っ走って悪口を書いているような箇所が減り、全体にまろやかで読みやすくなった。「大日本人」を撮って、自身が監督業を経験したことで少し心境に変化があったのかな?と想像しています。映画嫌いと公言していたけど、少し映画が好きになってきたんじゃないかと感じられました。 2、映画よりもまっちゃんのことがよく分かる本である。映画の題材や作り手に関する前知識などほとんどなく、独断と偏見(言い換えると感性?)のみで批評しているので、まっちゃんの人間性がストレートに感じられる気がします。ある意味で、お涙頂戴で飾ったうさん臭い暴露本よりも遥かに赤裸々な本だと思います。まっちゃんの感性の暴露本。 自分の偏見ですがまっちゃんは批評本を書いたり映画を撮ったりするのに向いていないと思います。興味を持ったりくだらないと感じたものや人などを、時に激しく時に優しくからかい倒して笑いに昇華する根っからのお笑い芸人です。映画が嫌いな方と自分で分かっていながらなんでその分野に進出するかなぁ!?芸人としてのキャリアに限界を感じてるとしても苦手な分野にだけは手ェ出しちゃいけないよ!とか色々要らないことを考えてしまうんですよ。このシネマ坊主を読んでると(笑)。
『大日本人』の激甘批評にガッカリ。
本シリーズも最後だと聞き、一読した。感想は、「結局、この人は映画を楽しむ気や真剣に論じる気は無いんだな」だった。私は1冊目から全て読んだが、相変わらず彼は映画を一度観ただけで適当に感想を述べて終わるか、話をそらしたり、見当違いの事を言ったりしている。
彼は、本の中に「自分」を出せれば、それで良いという主義なんだと思う。もちろん松本人志という芸人の本としては面白さもあるし、彼の独特な視点や考え方を楽しめたりはできる。だが、「映画評論としてはどうかな?」といつも疑問に思ってしまう。彼のワンマンな文章が延々と続くからだ。彼を知らない、あるいは彼のファンでない映画好きの人などには、大変読みづらいだろうと思う。
私が最も顕著にそう感じたのは、彼の監督作『大日本人』を自分で語る章だ。彼は『シネマ坊主2』のあとがきで「僕は公平な人間なので、たとえ自分の作品でも酷ければボロクソにけなします」と述べていたが、この章では、驚くほど不公平(笑)で、いつもは演技やシーンなど細かい所までツッコむのだがここでは大ざっぱに褒め、「観客の反応が不満だった」など、明らかに他の映画より一目置いて、短所をほとんど指摘しなかった。それ自体が悪い事とは思わないが、意外と繊細な彼の鋭さや、あとがきでそこまで公言する潔さに期待していただけにショックだった。
結論としては映画評論としては星1つ、一芸人の本としては星4つという所でしょうか?私は上記の理由であまり好きにはなれなかった本でした。
最終章
おなじみの松本さんの映画評論の3冊目です。もちろん普通の映画評論家の批評とは目の付け所も評価の仕方も違います。どちらがよくて悪いということではなく独特な視点から評価しておられます。彼の笑いとか考え方とかが好きな人にとっては映画を見てなくても読んでるだけで楽しめると思います。逆にそうじゃない人にとってはよく理解できない内容かもしれません。彼の変わった見方を楽しんでほしいと思います。そんな映画評論シリーズも今回で最後です。あとがきで「おもしろい映画なんてめったにないことがわかった」と書いてます。彼がこの本で伝えたかったことは映画はすばらしいものだなんてことではなく、自分の感性に響くような面白いものを作れる人なんてそうそういないということなのかもしれません。だからこそこれからは自分で面白い映画を作るという結論に達してるようにも見えました。そして、これからも彼自身も映画を作り続けていくということもあとがきに書かれています。これからの松本映画に期待しましょう。
