リスク管理とは
[No.21] posted by なか
デマルコさんの本はやはり読みやすいです。
プロジェクトのリスク管理について書かれた本です。
全体の構成は下記のような問いに答える形になっています。
第1部 なぜリスク管理をするのか。
第2部 なぜリスク管理をしてはいけないのか(体制が整っていない組織にリスク管理を導入することの逆効果をいくつか説明する)。
第3部 どのようにリスク管理をするのか。
第4部 組織はどこまでリスクを受け入れるべきか。
第5部 リスク管理手法が有効かどうかをどのように判断するのか。
特に参考になったのが、スケジュールのたてかたでナノパーセント日という考え方です。
リスクを理解するなら、これ1冊で十分!
100.0% (1 / 1)
[No.20] posted by よこはま こうたろう
→もし、新任プロマネに3冊の本を薦めるなら、必ずエントリーする本
私自身、数人のプロマネから読むことを薦められていましが
今回始めて読みましたが、確かにスゴイ!
→「熊」という「リスク」に 喰われるのではなく
「ワルツ」という「ゆったりと向きあいながら」、一緒に愉しむという本
→プロマネの難しい言葉や、細かい数字は出てきません
事例も散りばめられているので、読みやすいです!
→リスクを理解するなら、これ1冊で十分!
リスク管理の本質
57.1% (4 / 7)
[No.19] posted by やーまん
デマルコ、リスターの本ばっかり読んでいる
最近の私です。
だって、、おもしろいから。(^o^)/
この本では、従来おざなり(あるいは形骸化している)
ソフトウェア開発PJにおけるリスク管理について
言及しています。
このシリーズのいいところは
従来では「ソフトウェア開発の常識」といわれているところや
「現場でいっちゃならぬタブーなこと」について
バッサバッサと気持ちがいいくらいに論破しているところです♪
タイトルもイイ。
そう。リスクと向き合うということは熊とワルツをおどるような
もんですわ。
プロジェクト管理者(上司)によませたい、一冊(一殺!?)笑
ただ、理論がおおいかなぁ。。若干。なので☆4つ!
何も起きるはずはない、と信じる権利は誰にもない
85.7% (6 / 7)
[No.18] posted by 丁三
トム・デマルコといえば、80年代から90年代前半にかけて活躍したシステムコンサルタントで、構造化技法(DFD法)の発案者としても著名だ。1987年刊の『ピープルウェア』はチームビルディングへの深い洞察を軽妙なユーモアで綴ったエッセイで、ソフトウェア開発者のバイブルとしていまも読み継がれている名著だ。
本書はそのデマルコの最近刊である。軽妙ユーモラスにして核心を突く警句の数々は依然健在だ。
リスク管理は「おとなのプロジェクト管理である(p15)」、とデマルコは言う。子供たちは普段、隣国の核兵器開発や治安の悪化、環境破壊などを心配しなくてもよい。が、大人はそうはいかない。子供たちを守るために、そうした「望まない結果」のことまで目を配って当然だからだ。このような巧みなアナロジーがリスク管理の本質を端的に指摘して新鮮である。
また本書には他に見られないユニークな方法論がひとつある。「ナノパーセント 日」という考え方である。
プロジェクトの完成予定日は実は確率分布である。まったく何の障害もなく完成する最楽観スケジュールと、どんなにひどくともここまでには完成する最悲観スケジュールの間のどこか。それが完成予定日の真の姿だ。もちろん、最楽観日に完成する確率はほとんどゼロ、すなわちナノパーセントである。「不確定性の幅は、その組織の開発プロセスにどれだけノイズがあるかで決まる(p67)」。にもかかわらず大半のプロジェクトはこのナノパーセント日を完成予定日にしてしまう。
リスクとは「望まない結果を生むかもしれないもの(p16)」のことである。人間は誰でも「望まない結果」から目を背けがちだ。しかし、何も起きるはずはない、と信じる権利は誰にもない。だからリスク管理が必要なのである。
ともかく800字ではとても書ききれない。ぜひ、本書を手にとって欲しい。
みんなが読んでおいた方が良い、読むべき本。
75.0% (3 / 4)
[No.17] posted by espio999
危機管理の基本的性質は回避策。一方、リスク管理の基本的性質は受容策。タイトルの「熊」がリスクの比喩であることは明白ですが、「ワルツを」と言う部分から、これがリスク回避ではなく受容の本であることを暗に示しています。リスクと上手くやって行くと言うことですか。
特に目新しい考え方、捉え方と言うのは紹介されていませんが、デマルコ特有の軽い語り口(軽妙な翻訳)がその理解と認識を深めてくれます。特にRiskologyというプロジェクトのリスク分析シミュレーター(Excelワークシート)を利用したリスク分析プロセスが有用です。
トム・デマルコの本は、手法や方法論の紹介と言うよりも、考え方、ポリシーの紹介とその徹底が主旨なんだと捉えています。そういう意味では、プロジェクト管理に携わるかどうかに関わらず、みんなが読んでおいた方が良い、読むべき本だと思いますね。
タイトルが直訳だったのにはビックリ
66.7% (4 / 6)
[No.16] posted by Tanako.R
リスクマネジメントの基本的な考え方を学ぶための良書です。日本人というか、日本の会社のマネジメントレベルには決してできない考え方ですね。実際の業務でも製品リスクマネジメントが必要な業界にいますが、やはり、リスクは避けるものです。まあ、当たり前なんですが・・・。
ところが、リスクはすなわち超過利得でもあるわけです。リスクをコントロールして積極的に高い利益を得ていく・・・という考え方にはなりません。この辺が、欧米との格差を生む原因なのでしょうか。とにかく、リスクといえば目をつぶって過ぎ去るのを待っているような方々をどうにかしようと思っている人におすすめです。これ以外にも、”The Art of Project Management”や”Risk Management in Software Development Projects”など、いずれも洋書ですがおすすめです。
プロジェクト・リスク・マネジメントに関する書
33.3% (1 / 3)
[No.15] posted by k.t
これは、動物とワルツを踊るように仲良くとと説く動物愛護の本…では全く無く、プロジェクトにおけるリスクマネジメントについての本です。
プロジェクト管理の専門家であるコンサルタント・デマルコ氏は、プロジェクトマネジメントには“大人”であることが必要であり、“大人でない未成熟な”人々が多いためプロジェクトは難航すると説きます。この場合の“大人”とは世間で言うところの一般的な意味とは少し異なります。
氏曰く、プロジェクト開始に先立ち「このプロジェクトには○○なリスクや××なリスクがあるので、△△した方が…」と冷静にリスクを見つめて指摘する“大人”な人物が「心配性すぎる」「融通が利かない」といった評価を受け煙たがられ、逆にリスク分析をせず行き当たりばったりだったりリスクの存在を隠蔽する人物が、やる気がある前向きな好人物とみなされ重宝される。このようにリスクに直面できない“子供”な人物の存在及びそういった人々を助長する風土がプロジェクトを失敗に導く…。
かなりシビアなご指摘だとも思いますが、システム開発をはじめとして、各種プロジェクトに関わる人々には、新鮮且つためになると思います。
ソフトウェア技術者に必須の本です
25.0% (1 / 4)
[No.14]
この本のタイトル「熊とワルツを」とは、ソフトウェアのプロジェクトを担当するにはリスク管理が必須であり、リスク管理をしないでプロジェクト管理をするのは熊とワルツを踊るようなものだ(つまり、いつ、熊に襲われてひどい目にあうか分からない)ということのようです。
そのプロジェクトにはどのようなリスクがあるか、納期や費用、要求仕様未達などのリスクを定量的に把握しなさい、という教えです。
ソフトウェア技術者に必須の本です。
日米格差
57.1% (4 / 7)
[No.13] posted by ソンジュ
デマルコとリスターという名前で買ってしまいました。リアリティに欠ける部分はありますが、理解しやすく、日本人にはこのような視点、このような書き方は絶対できないだろうな、と思いながら読み進めました。デマルコに言わせると日本企業は「大人不在」の文化が蔓延している子供社会でしょう。PMレベルが読んで、現場で活用できるかという意味では、「無理」という答えになってしまう。上司に薦めたい必読の1冊ですが、多分読まないし、読んでも何も変えようとしないでしょう。私の会社はリスクに無知な典型的な日本企業(大手)です。
読みやすいプロジェクト管理の本
66.7% (4 / 6)
[No.12] posted by matthew
読みやすいプロジェクト管理の本。
最近、自分なりにはかなり苦労した末、大規模プロジェクトが成功裡に終わり、万々歳と思っていたが、この本を読んでぞっとした。思い返してみるときちんと管理していないリスクが、実はゴロゴロあり、無事に終われたのは、かなり幸運に恵まれたに過ぎないことに、否応なしに気づかされた。
①最初からスケジュールに無理がある、②要求が途中で増える、変わる、③途中で人が脱ける、④仕様が崩壊する、⑤生産性が上がらない。本書で挙げられているこの5つのコアリスクだけでも、色々思い当たる節があった。これからプロジェクトに参加される人には、一読をお奨めします。
ただ、現実は中々本に書いてあるとおりには進められないもの。スケジュールは、余裕を持たせて立てるべきなのは、当たり前のことなのだが、勝手に期限が設定され、スケジュール的に厳しいと言うと、怠けていると叱られたり、何とかお願いと泣きつかれたり、貴方だから頼むんですとおだてられたり、できるんじゃないのなんて無責任に言われたり。期限を設定した人が期限に間に合わなかった場合に最終責任を取るのであればともかく、お前が自分の責任で(死んでも!)なんとかしろみたいな話になりがち。自分の上司にも是非一読を奨めたいのだが・・・。
本書末に付録として、「信念の倫理」第1部がついているが、この部分だけでも読む価値は十分。