- [著]平澤 章
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (317頁)
- ISBN:
- 4822281957
- 発売元:
- 日経BP社 (2004/06/03)
- 価格:
- ¥ 2,520 (税込)
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詳しすぎず抽象的すぎず
他言語でのプログラム開発経験はあるが、オブジェクト指向言語に通底する技術的背景がよくわからない、手っ取り早く知りたいという人に向いている。
クラスとインスタンス、継承、多態性等がどのように実現されているかがメモリイメージを参照しつつ説明されている。
これらの用語に関しては、他の本ではおどろおどろしさ、不可思議さを匂わせる説明が多いが、本書では、メモリ上でそれぞれの実体がどう分散され、どう関連付けられているかが良くわかるように説明されている。
読後は、従来の「犬に鳴けというメッセージを送ればワンと鳴く」の類の説明が如何に現実離れしており、かつ読者を混乱させてきたかが良くわかる。
オブジェクト指向を素早く学べる
この本の素晴らしいところは、そのわかりやすさでしょう。
プログラミングの観点、UMLの観点、開発プロセスの観点など
なぜオブジェクト指向が必要とされているのかを様々な視点から
解説しています。
難しい言葉も出てこないため、オブジェクト指向初心者の私には
とてもありがたい存在でした。
オブジェクト指向入門書には良い本だと思います。
オブジェクト指向の"勘所"がつかみやすい
この本のレビューを見ている方は、
これからオブジェクト指向を学ぶ、という方や
オブジェクト指向開発に携わりながらも、
オブジェクト指向の是非を説明するのが難しいと感じている方等ではないかなと思います。
私は、そんな後者の一人です。
オブジェクト指向開発は、その手段 (方法論、言語、開発手法) が多種多様で多岐に渡り、
それぞれ一つ一つには分厚い本が出版される程複雑で
それらを実用できる程に学ぶには時間がかかるものだと感じます。
が本書によって、容易に各手段の概要とメリットの解説を通じて、
オブジェクト指向の優位性を、
広く浅く(但し要点はあまりはずさず)知る事ができると思います。
但し、デメリットやリスクについては、記載がほぼありませんし、
各手段ののコストについても記載されない等、タイトルに特化された内容になっています。
メリットについても、全てが網羅されているわけではありません。
また、3章〜6章のプログラミング技術については、
何かしらの言語を知らないと、理解し難いかもしれません。
この本のを読み終えて良いと感じたのは、
・オブジェクト指向に関連する各手段の概説とそのメリットが簡潔で分かりやすい事
・混乱の元となる各手段の解説書等の比喩表現の捉え方(勘所)が分かりやすい
・文章が読みやすく、数時間程度で読み終えられる等、書く説明の度合いのバランスが秀逸
・各章毎に推薦書が記載されているので知識を深める為の誘導がある
等です。
この本は、
・初めてオブジェクト指向言語を学習する
・オブジェクト指向への再チャレンジする方
・オブジェクト指向の簡潔な説明の表現方法を探している
人に、お勧めです。
イマイチ
解説が曖昧というか、うやむやになっている部分が多いような気がします。
挙げている例もわかりにくく感じました。
オブジェクト指向に関する書籍ならば「いちばんやさしいオブジェクト指向の本」が
非常にわかりやすくオススメです。
オブジェクト指向開発の基礎的な概要を理解できると思います。
これは良書です。またひもといて読みたい本となると思います。オブジェクト指向開発の仕組
みとメリットについて比較的実際のプログラムを多用することなく解かり易く解説してありま
す。実際の言語、メモリ管理、オブジェクト指向でみる、業務、システムの見方と考え方など
簡単な具体例をあげて説明されています。この本に書かれてる内容は、基本的な部分であり、
詳細なプログラムミングレベルまでのノウハウは書かれていないが、概論を理解するという意味では
内容的には十分だと思う。
「メモリの使い方」はよい
OOは基礎概念(何でもオブジェクトとして見たらいいんちゃう)と応用(JAVA,UML)が
不可分になってしまっていて、明確な線引きはできないから解りにくいんだよ〜という
一言が必要だと思います。解りにくい理由を示さずに、OOを"自分ルール"で説明しようとする
雰囲気がします。わかりやすい文章だけに、ちょっと誤解がうまれそうな印象です。
本書の前半で他のOO本の説明を否定し、OOの説明としておかしな理由を述べています。
筆者の個人的な体験から書かれています。しかし、他のOO本で理解できている人も多いし、
OOに過剰or矮小な感想を持たない人も多いです。そんなわけで、本書は万人向けではなく、
構造化プログラミングあたりからプログラミングを始めて、OOに入ってつまづいた人
(つまり筆者と同じ体験をした人)向けの本だと思います。
私には「何がそんなにわかりにくいのか、わからない」です。
でも、メモリの使い方を説明している章は秀逸です。読みやすく一読の価値有りだと思いました。
私には難しかった
結局この本を読んだだけでは、オブジェクト指向が
理解できませんでした。
たとえ話から抜け出していない箇所もある。
現実世界に名字も名前も同じ人が存在していますが、
この場合はどうなるのか説明がありません。
んで、数十ページ後に説明がありますが、やっと出
てきたというか、同じ名字でも大丈夫だと明示した
説明ではありません。
本書を何回読んでも理解できなかったのは私の読解
力の低さが原因でしょうか。
オブジェクト指向とは何ぞや。
頭が整理できます
オブジェクト指向の解説本は多いのですが
混在しやすいプログラミングとモデリングを
切り離して説明してあり、私にとっては
わかりやすい内容でした。
基礎的な考え方を説明してあるので、
これを読んだからすぐに使いこなせると
いう訳ではありませんが、全体的な
考え方が理解できます。
オブジェクト指向と語られるものは何なのか、のがいいかも
試験対策本でもJavaチュートリアルでも流行り物解説本でもありません。
純粋にSEの知識欲を満たしてくれ、
コーディングレベルのテクニカルでなく
開発者としての見識を広げるのに役に立つと思います。
OOPの由来と成立ち、その技術的ポイントまでも抑えることで
上流行程と下流行程でのオブジェクトモデルの役割と使い方を明確にし
開発プロセスでの無用な混乱を防ぎ、
オーバーヘッドの少ないコーディングの実現にまで導いてくれると思います。
欲を言えば併用されるDBモデリングとのマッピングや
各開発ツールや開発プロセスが抱える課題と展望について
もう一歩欲しかったかも。
解説が解りやすく入門者にはお薦め
オブジェクト指向について、解りやすく説明されているので、これから習得される方でもストレスなく読めます。
逆に、ある程度オブジェクト指向を理解されている方にとっては、少し物足りなく思われるでしょう。
オブジェクト指向の入門書でよく見られる抽象的な解説方法ではなく、具体的にJavaのコーディングで説明されているので、プログラム経験のある方にとっては馴染み易い内容となっています。
