- [著]伊藤 健太郎
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (200頁)
- ISBN:
- 4822283135
- 発売元:
- 日経BP社 (2007/03/15)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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人間力を重視したPMの本
社内での組織変更があり、自分の役職がプロジェクトマネージャーに重きを置いた役職に変更された。すでに外から見たときには回っていると思われたプロジェクトが内情をみると、破綻に面しているのを感じて、何とかする必要があると認識感じてプロジェクトマネージャーの仕事を見つめなおしたいと思い購入、通読
内容を読んでみると、プロジェクトマネージャーの役割を様々なシーンで列挙されている。「チーム編成時の注意」「責任分担表(RAM)」「モチベーションの管理」「パフォーマンスの評価」「ステークホルダーへの報告書」などどちらかというと、プロジェクトの全体の管理というよりも、人が形成するプロジェクトとみなした上での、PM本人と周りの人との関連、他者と他者とのコミュニケーションの調整の仕方を明記してくれている。「コミュニケーションモデル」の中でフィードバックの重要性を改めて感じて自分がどこまでできているかを再度確認してみようと思った。また、ポイントポイントで具体的な例が出ているので各セクションでのテーマを認識しやすいのも本書のいい点だと思う。
PMという仕事の中で人間関係に焦点を当てている書籍だと思うので、プロジェクトマネジメント全体を理解したい人には勧められないと思うが、プロジェクトマネージャーの技術の中で人間関係の育成にテーマを絞って学びたい人にはお勧めの書籍だと思う。
結局はヒューマンスキルが重要
プロジェクトを成功に導くためには、マネージメントの経験とスキルも然ることながら、結局、ヒューマンスキルが大きく関係することが理解できました。
思いやりに欠ける人間は、「本物」のプロマネにはなれないでしょう。メンバーのモチベーションを維持し、互いに信頼しあえる雰囲気を作り出すことが、成功への近道のよう思えます。
ありそうでなかったプロジェクトのコミュニケーション論
組織内のコミュニケーションやモチベーション論に関する本は数多いが、プロジェクトチームに的を絞ったものはこれまでにありそうでなかったように思う。ラインとプロジェクトの大きな相違点として、仕事そのものの不確実性の違いや、組織内での職掌の持つ意味合いの違いなどがあるが、本書ではこれらの違いを明確に示した上で、プロジェクトだからこそ留意すべき項目について平易に述べられている。
「知っておきたいヒューマンスキル」とあるが、実際に身につけるためには、現場の場数を踏んで経験を積んでいくという以外にはない。これは本書でもそう述べられている。しかし、予め起こりうる問題点を知っているのと知らないのとでは、その身に付き方も大きく異なるだろう。中堅どころのプロマネ予備軍はもちろん、ラインの管理職一歩手前の人が読んでも得られるものは多いだろう。
プロジェクトマネジャーをさせてもらえないPMPに薦める本
PMP資格を取っても、プロジェクトマネジメントをさせてもらえない人、プロジェクトマネジメントに手を挙げることをためらっている人に薦める本です。前向きの対応策を丁寧に教えてくれます。
もちろんPMPを目指してがんばっているPM候補にはテキメンのないようです。PMBOK Guide (R)の第8章に書かれていないくせに頻繁に出題される、ヒューマンスキルの実例と対応を詳しく教えてくれます。
プロジェクトマネジメントの実務経験豊かな伊藤健太郎さんならではの記述で、日本人PMに対する氏の想い入れが伝わってきます。
非経験者ですが
プロジェクトマネ−ジャ−やヒューマンスキルの本質に興味があり読んで見ました。とても分かり易く、筆者が「親切丁寧」に書いているのを感じます。実務経験がない自分でも通常の仕事上で参考になるかと思います。色々とヒントが散りばめて価値がある書籍です。本書のはじめに筆者が書かれている「プロジェクトマネジャ−だけでなく、プロジェクトを取り巻く全ての関係者に役立つ内容を含んでいると信じています。」は共感します。プロマネの肩書きが無い方にもオススメです。
プロマネのヒューマンスキルを真正面から扱った良書です。
プロジェクトマネジメントにおいて必要なヒューマンスキルの部分について、豊富な心理学の知見と経験を織り交ぜながら分かり易く解説されている良書です。プロマネの分野で、このテーマに真正面から取り組んでいる本は、少なくとも日本では類書がほとんど無いのではないでしょうか?
内容については、特に以下の議論が印象的でした。
・結果責任の本当の意味:「結果は重要だが、プロジェクトが終了してから分かる未来のことであり、結果を出すために今できる正しい判断や行動をとることがプロマネの真の責任」という趣旨の議論は非常に明快で、有益なものだと思いました。
・チームの適正人数について:「なぜ奇数が好ましいか」など、大変興味深い議論でした。
・「優秀なプロマネより、本物のプロマネ」:本書のメッセージが集約されているような言葉です。
・巻末付録・現場の生の声(モチベーションが上がった言葉、下がった言葉):思わず笑ってしまうような言葉や、自省を感じるような言葉などが多く、示唆に富みます。
副題の本
→メインの本の名前「プロマネはなぜチームを壊すのか」について
期待して読み進めると肩透かしをくらいます..
ま、これは、刺激的な題名をつけざるを得ないという
何かしらの背景があったと、納得するとしましょう..
→書いてある内容は、副題の「ヒューマンスキル」の方
..ただし、こちらの方も、プロマネ個人のヒューマンスキル
というよりは、プロジェクトに携わる人々全員のヒューマンスキルが
メインという感じ..
プロマネがプロジェクトを成功させるためには、
自分だけでなく、他人のヒューマンスキルも高める必要があるという
ことなのでしょうか..
→本の題名に、いちいちこだわらない読者が、
こんな思いで手にとった本なら、役立つかもしれません..
「プロジェクトにおけるヒューマンスキルっていう漠然としたものを、
とにかくかいつまんで、平易な言葉で、順を追って説明してほしーなー」
っていう読者に..
→以下の鋭い分析は、評価したいと思います
奇数人数で、動的な性格が強いチームを作る(P41)
3種類の信頼「個人的信頼、専門的信頼、構造的信頼」(P68)
「本物」と「優秀」なプロマネの違い(P125)
PMBOKでは分からないけれど
PMBOKでは分からないけれども、プロジェクトマネジメントの本にはよく出てくる、マクレガーさんやマズローさんの理論。「これらを実践でどう活かすのだろう。」と心の奥底で思っていましたが、その説明がこの本の中に。
チーム、メンバ、モチベーションなどPMBOKだけでは得られないコミュニケーションの部分が、他の書籍よりも実際の場面に近く説明されており、プロジェクトのみならずラインのマネジャーにも「鍵」となるもの感じました。
メンバに対して不満がった時に付録を読みましたが、「否定的言動」、「逃げの姿勢」、「自分中心」など見事に当てはまっていたのには、思わず納得しました。(笑)
プロマネの一番の悩み
最近の自分の関心事であるプロジェクトマネジメントのヒューマンスキルについて書かれている本なので読んでみた。
プロジェクトがうまくいくためには人に関するマネジメントは必須だと経験上感じているし、自分の人に関するマネジメント方法の改善も一番の関心事として現在取り組んでいる。同僚のプロマネを見ても、技術や知識に優れていたとしても、チームメンバーとコミュニケーションがとれずにトラブルプロジェクトになっているケースが頻発している。
プロジェクトマネジャーをやっていて、人に関する部分で悩んでいる人は多いと思う。この本に書かれていることを読んで、こんなことあるなあとうなずいてもよいし、メンバーとどう向き合うのか考えるヒントをつかむための本としても良い。
プロマネの一番の悩みの部分を書いた、プロマネ必読の本だと私は思った。
納得できる
健太郎さんの講義を会社で受けたことがある。
会社の健太郎ファンの先輩に薦められて今回読んでみた。
たしかに学問的であり、かつ実際的であり、面白かった。
これって、プロジェクトに限らず、リーダーや組織人で
あるならば読む価値はあると思う。巻末付録は笑った。
その通りだ。
