- [著]北沢 慶
- [著]グループSNE
- カテゴリ:
- 文庫 (381頁)
- ISBN:
- 4829145242
- 発売元:
- 富士見書房 (2008/04/19)
- 価格:
- ¥ 945 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 944 より
簡単、そして、わかりやすい
TRPGを初めてプレイするという方を迎えてのプレイに何よりも最適な一冊。
永年ベストセラーであり続けた金字塔『ソードワールド』が全面改訂しての再登場です。
ルールのコア部分はそのままに、1.0が長期間のマイナーチェンジを経たせいで、あるいはデザイン上の理由で煩雑になっていた部分を大幅に簡略化してあります。またサンプルキャラクターや、項目ごとに丁寧に作られた本の装丁など、読みやすく、初心者に優しくするための工夫が盛りだくさんです。
乱戦ルールなど、1.0と現行の諸ゲームの融和部分などで少々解釈が難しい部分が残念ですが、それをおいたとしてもわかりやすくて親切なルールだと言えるでしょう。
古いRPG
有名なTRPGの版上げバージョン。近年では珍しい文庫サイズです。
2、3を合わせた総価格でも市販の大型本より安いであろう値段は大変良いです。
ただ文庫本というせいか、説明不足、ルールの不明なども目立ちます。また、初期能力値ならび成長での能力値上昇がランダムというのはやや時代遅れが否めない気もします。
基本判定が分かりにくいのも難点でしょう(技能レベル+能力値ボーナス+2d6ですが、技能の特徴についての説明が不足しているため、どういう判定にどの技能を使うか分からない。
基本判定がなく、用意された判定のみが許されると仮定できるけれど、説明ではどちらか分からない)
他にも色々難点はありますが、現状で文庫本で発売したということは多いに評価に値するように思われます。これからのサポートに期待しましょう。
新しいソードワールド
ソードワールドをやったこともある人にも、まだでやってみたい人にもとっつきやすい内容。
文庫版で、手に入れやすいのも好印象です。
・舞台は新しい大陸
・基礎能力値が別になったので、能力値の最低ラインが確保されるようなルール
(一応人間の冒険者のみ筋力24とかつくれます)
・サンプルキャラあり
・以前はレーティング表(=威力表)を見るのがめんどくさかった(苦笑)が、今回はアイテム(主に武器)については それぞれのアイテムに威力表が付いているので、書き写すのが楽チン。
そのせいで、武器の必要筋力を自由に変えることができなくなっていますが・・・。
(それができるとしたら、上級ルールかと)
・初期のお金はみーんな一緒
・ファンブルが1回50点に上昇
・基本的に死ににくくなった
・魔法使いでも戦士でもレベルアップに必要な経験値は一緒。レベルのたちおくれがちな魔法使いもさくさく強くなる!
などなど、色々な変化があります。
2版で旧版のキャラをコンバートは無理のようなのです(GMに相談?)
その 名 は 2.0
本書はSNEを代表するTRPG、ソードワールドの新作です。
といっても、世界は今までのフォーセリアから変更され、ルールにも何かと手を加えられているので、「共通するルールを元にした別のゲーム」位に思ったほうがよさそうです。
このゲームは「始まりの剣」と呼ばれる3本の剣によってつくられて世界ラクシアを舞台に、蛮族(≒モンスター)と戦ったり、古代遺跡から財宝や知識を発掘したりする冒険者をあつかいます。
キャラクターの作成は種族・生まれ(今回は人間以外も)を選び、能力値を決め、技能を習得します。
2.0では種族に人造人間のルーンフォーク、ウサギのタビット、突然変異種族のナイトメア、といったものが追加されています。
(一方、ハーフエルフは無くなり、グラスランナーは続巻に回された模様)
技能もファイター、ソーサラー、プリ−スト、といったおなじみのもののほか、アイテムに関わる魔法を使うマギテック、かつてのシャーマンの後継(?)的なフェアリーテイマーなど12種類あります。
また、2.0からの新要素に戦闘特技というものがあります。
これは作成時と一定レベル時に獲得できるもので、特定の武器防具の扱いに長けている、HPが高い、といった能力や、味方をかばう、回避を棄ててダメージを上げる、魔法の対象の数を増やす、といった特殊な行動があります。
これによって旧版以上にPCの能力を個性化します。
(逆に旧版では基本的な能力であった魔法の範囲拡大ナドは特技無しには出来なくなっています)
判定は2d6+対応する技能+対応する能力値ボーナス、技能が無ければ2d6のみ、というおなじみのもの。
ルールブックにはサンプルキャラとシナリオも付属。
これ1冊で早速はじめられる優しい出来になっております。
サンプルキャラとモンスターの一部にはよくわかるイラストも付属。
旧版の文庫はイラスト力が貧弱だったので、これはうれしい方向かと。
旧版のこういうところを直したい、新版にこういうものを入れたい、といった意欲が製作者達には強くあるような気がします。
ルールの続巻やシナリオ集などの発売も決定しておりますので、サポートの充実共々期待したいところであります。
TRPGスターターとして優秀
【テーブルトークRPGのルールブック】
これからTRPGを始めようという人、リプレイは好きだが実際に遊んだことのない人、旧版に慣れ親しんだ人……など幅広い層にオススメ。旧版『ソード・ワールドRPG』に興味はなくとも、TRPGに興味のある人なら、買って損したと感じることは少ないだろう。
昨今のTRPGとしてはルールがシンプルで遊びやすいため、TRPG未体験者が遊ぶにも適している。ファンタジックでわかりやすい世界観も、初心者にはとっつきやすい印象だ。
データ量やゲーム性も充実しているため、TRPG経験者も充分楽しめるだろう。
これ以前の文庫版TRPG(他社製品も含む)をふまえて作られた本であるため、見やすさや使い勝手はかなり良い。例えば、この本は文庫本であるにもかかわらず横書きだが、これは数式や数値データを多く扱うゲームとしては、自然な流れで読みやすい。
【コストパフォーマンス良好】
TRPGのルールブックには数千円するものが多いが、この本は1000円でお釣りが来る。
手軽な価格のわりに、ボリュームは充分で、値段ぶん以上のコストパフォーマンスが確約されている。例えば、各技能のデータが6レベルまで掲載されているため、これ一冊でも充分に遊べるのだ。
この本が気に入ったなら、続刊予定の『ルールブック2〜3』をはじめとする関連書籍を買い足していくと良い。同時発売された『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち1』は、純粋な読み物として楽しむ他にも、プレイの参考資料としても役立つだろう。
【旧版『ソード・ワールドRPG』からの主要変更点】
・世界観はフォーセリアではなく、別物のラクシア。しかしプレイする上では、PCの立場が変化していない(例:PCは「何でも屋」の冒険者であり、冒険者の店の支援がある)
・プレイアビリティの向上(例:サンプルキャラ複数掲載。防御点ロールの廃止。乱戦エリアのルールで戦闘をゲーム的に処理しやすい)
・少人数プレイに対応(例:回復役がプリースト以外にもある。ポーションや薬草での回復も可能。技能の成長に必要な経験点の減少により、複数技能を取りやすい)
・キャラクターの幅が増加(例:新種族と新技能を追加。旧版の選択ルールや行動オプションを「特技」として取り込んだため、初心者にも自分のPCの行動がわかりやすく、同じ技能レベルのPC同士でもキャラ差が出る)
・お金に使い道がある(例:ポーションや薬草や魔晶石といった消耗品の他に、様々な効果を持つ装飾品が普通に売られている)
・ビジュアル面の強化によるイメージ補助(例:サンプルキャラの他、武具・装備品・モンスターの絵があるため、初心者のイメージを助けている)
新しいソードワールド
基本的な設定から見直して、新しくなったソードワールド。
追加修正された点を少し上げてみると
・世界の変更(接点など全くなしの新世界)
・種族の追加
・職業の名称などの変更や追加
・成長システムの変更(ステータスが簡単に上がるようになった)
・生き返りやすくなったが魂が穢れるというシステム
・ポーションなどの使い捨てアイテムの追加
種族やアイテムなどの絵が少なめで直感的に分かりにくい。
元のソードワールドにアリアンロッドRPGを混ぜるとこんな感じになるかなぁと思いました。
このルールブックはLV5までをサポートしており、ルールブックII、IIIに任せている部分も多く、まだ導入だけという感じです。
全て出揃った時、どうなるかに期待したいところ。
文庫サイズなので持ち運びが楽。また縦書きより読みやすい印象あり。
新世代のソード・ワールドRPG
ネット等での意見・要望を拾い上げて丹念にブラッシュアップした新作TRPGという印象です。ソード・ワールドRPGの新バージョンにあたるわけですが、過去作品との連続性よりも、刷新された世界観と強力なサポート計画に期待しています。
ファイター(戦士)、グラップラー(拳闘士)、フェンサー(軽戦士)、シューター(射手)、ソーサラー(魔術師)、コンジャラー(操霊術師)、プリースト(神官)、フェアリーテイマー(妖精使い)、マギテック(魔動機師)、スカウト(斥候)、レンジャー(野伏)、セージ(学者)の12技能がルールブック1では、サポートされています。
特にマギテックで、銃やバイクがサポートされた点は、他のファンタジーTRPGでの先例はありますが、ソードワールドにとって思い切った改革だと言えるでしょう。私は世界を広げる試みとして、支持したいと思います。
種族としても、二足歩行する兎や、奉仕型の魔法生命体種族(メイドロボ?)といった新規な要素を取り入れています。
横書きの文庫ルールブックというのは珍しいですが、一般的なソフト/ハードカバーのルールブックの小型版という感じなので、読みやすいかと思います。
