- カテゴリ:
- - (32頁)
- ISBN:
- 4834001539
- 発売元:
- 福音館書店 (1968/08)
- 価格:
- ¥ 1,050 (税込)
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わたしとあそんで
「あそびましょ」と、声をかけると逃げるけど
音も立てずに、腰掛けていると、動物が寄ってくる。
へぇ〜と、感心してしまった。
押してだめなら、引いてみろだなー。
自然の世界を教えてもらえた絵本でした。
だいすきな絵本のひとつ つきあうってどういうこと?
ちいさな女の子が、しぜんの生物とあそぼうとちかずくと、みんな逃げてしまう。でも、みんなが自然に近づくのをじっと待っていると、よってきて、さらにみんなを自由にさせておくと、うまく遊べる。
わたしには、あいては生物だけではなく、ひととつきあうことってどういうこと?っていっているように見えました。たったそれだけのお話だけど、心に強く残りました。
私は「わたしとあそんで」を読みました。
最初、だいめいだけ読んで怖い本かな?とおもったけど、読んでみるととってもかわいらしい
お話です。
主人公は小さくてかわいい女の子です。
女の子は森で動物たちに「○○さんあそびましょ。」といってちかずこうとします。
するとみんな逃げてしまいました。
そのあと女の子がある行動をしたら動物たちが近ずいてきました・・・・・・・・・・
いきものとふれあう喜び
小さな女の子「わたし」が散歩先で出会う生き物たちに一緒に遊んでほしいと近寄っていきますが逃げられてしまいます。ところが、独りぼっちになった「わたし」がじっと座っていると次第に生き物たちが戻ってきてくれます。自然との関わり方を教えられるとともに、みんなと一緒に過せる喜びが伝わってくる作品です。表紙のまっすぐこちらを見ている「わたし」と各場面に描かれている太陽の温かい眼差しが印象的です。
女の子の笑顔がとての素敵
「一緒に遊ぼう」と「わたし」が言うとみんなが逃げていくのに、じっと待っていると動物たちが近寄ってきます。「わたしはいまとてもうれしいの」という女の子の笑顔がとても素敵です。
単調な文・単調な絵のように思いますが、子供はこの絵本が大好きです。
生物屋むけ原典
追いかけると逃げて行くのに、じっとしてると寄って来て、一緒にいてくれる動物たち。マリー・ホール・エッツが描く、この嬉しい世界は、じつはフィールドにおける真実なのです。
屋外で動物を観察するなら、まずじっと待つことを憶えなければなりません。棲息地に行けばすぐに動物たちが姿をあらわし、真実の姿を見せてくれる、そんなことはありえないんです。海辺でイソギンチャクやシオマネキ、ヤドカリなど、ごく小さな、単純な生き物を観察する場合ですら、観察者は何分も息を凝らして岩と化し、生物が動き始めるのを待たなければならないもの。
童話など、子供向けの物語では、平凡な作家がこうした真実を無視して、あるいは無知をさらけだして、都合よく動物たちを動かすことが多いようです。しかしエッツは豊富な自然体験からか、実にリアルに生物の動きを描き出しています。まず小さな生き物から、それからしだいに大きな動物が、じっとしているわたしを恐がるのをやめて、好きなことをするようになるのです。
待つ面倒くささと、動きだすのを見る喜び。これは生物を扱うものにとっては原体験のようなものですが、正面から扱った物語はほとんど見たことがありません。童話では他に皆無でしょう。
一定のリアリティー、シンプルできれいな画、嬉しい展開。物語としての展開が少し弱いきらいはありますが、その分テーマがはっきりしていて、ぼくはこの作品も作者も気に入りました。
エッツの心温まる物語
あそんで、って声をかけたのに野原の動物や鳥たちは行ってしまったの・・・だれも遊んでくれないの・・・そんな女の子がどうやって最後にみんなと遊んだのでしょう?春のうららかな一日に是非子供達に読んであげたい一冊です!
