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『はじめてのおつかい』、『おでかけのまえに』などで知られる筒井頼子、林明子のコンビによる1979年発表のロングセラー絵本。中央児童福祉審議会推薦、日本図書館協会選定と評価も高く、続編として『いもうとのにゅういん』がある。
あさえにお留守番を頼んでお母さんが出かけてしまう。お昼寝をしていたはずの妹のあやちゃんが起きてきて、ふたりで道路に絵を書いて遊んでいたはずが…あさえがふと顔をあげると、そこにあやちゃんの姿はなかった。
妹のあやちゃんを探して走り回るあさえの緊張が痛いほどに伝わる絵本である。あさえの視線の高さで描かれる大人や塀、大きな道路には圧迫感があり、あさえの緊張を見るものに伝える。「あやちゃんかも」と何度も思わせるスリリングな展開から目が離せず、一気に読み進めてしまうだろう。
ようやく公園で妹を発見し、あやちゃんを抱きしめるあさえの表情は、安堵と妹への深い愛情に満ちている。幼い姉妹に読んであげたい1冊だ。(小山由絵)
ほのぼのとした姉妹愛が感じられます
[No.32] posted by どんちっちん
お姉さんの妹を必死に思う気持ちがひしひしと伝わってくる絵本です。
中には母親が子どもを残して出かけるなんてけしからんというオトナの批判のレビューがいくつかあり、また、時代が合わないといったレビューもあります。が、あくまでもこれはお話で、設定です。ちいさいながらも更に小さな妹を全身全霊で探し、心配するお姉さん。公園でそんなお姉さんの気も知らずに無邪気に遊ぶ妹。息を呑んだあと、心からほっとする瞬間です。絵本に批判は要りませんよね。最後のページはお母さんと二人が一緒に帰路の途についています。お母さんはどんなに驚いたでしょうか!
この幼い2人の気持ちと一緒にいるような、そんな想像力で我が子たちに浸って欲しい、そんな絵本です。
ロングセラー絵本
[No.31] posted by happystar
「はじめてのおつかい」は子供のころ大好きだったのですが
この本は大人になってから、娘のための絵本を探していたときに出会いました。
筒井さんと林さんのコンビの絵本は、やっぱりすごいですね。
なんでこんなにもこどもの目線や、繊細な心の動きがわかるんだろう?と感動すら覚えます。
娘は一人っ子ですが、あさえが妹を心配する気持ちは、十分伝わっているようです。
最後にあさえがあやちゃんを抱きしめるシーンは、初めて読んだとき泣けました・・・。
この絵本、私と同い年なんですが
あさえちゃんとあやちゃんのママの服が、
写真で見たことのある、昔の母が着ていた服とそっくりで、違う意味でなんだか感慨深いものがありました。
30年のロングセラーってすごいですね。
弟をギューってする娘
[No.30] posted by てんてん☆
この本は4歳の娘が大好きな絵本です。
いつもねんねの前にお布団の中で読まされていますが、
毎回、最後のあさえが妹を抱きしめる場面になると、
娘はとなりでウトウト寝かかっている2歳の弟をぎゅーっと抱きしめます。
母としては、結構ジーンときちゃいます(/_;)。
いつまでもいつまでも、こんな気持ちを忘れない子に育って欲しいです。
ドキドキ
100.0% (3 / 3)
[No.29] posted by nao
お留守番をしていた、あさえちゃん。
妹が起きてきたため、道路に絵を描いて遊んであげる。
妹に喜んでもらおうと、がんばって絵を描き続ける。
・・・ふと顔を上げると、妹が消えている!
向こうの道路から聞こえる車の音、
男が、女の子を引っ張っていく姿など
妹が危ない!どうしよう。。。という
あさえちゃんの不安が感じられて、見ていてドキドキします。
あさえちゃんの視線の高さで、絵が描かれているので
よけいに、迫力があります。
ラストに、妹を見つけて、抱きしめるあさえちゃんにウルっときます。
絵は、ホワホワ〜としていて、ホントにかわいい。
だいすきな絵本
100.0% (4 / 4)
[No.28] posted by エリータ
大人になってあらためて読んでみると
子どもを一人で置いていくことも、子どもだけで公園で遊ぶことも、
今の時代では出来なくなってしまったんだなぁとハッとしました。
この絵本が出版されたのは30年前ですので、
「今の世の中にこのような絵本を出すのは無責任」
という意見は当たらないと思います。
このような状況でも、だいじょうぶな世の中でした。
知らない子どもが危ない目に遭いそうになったら、
知らない大人が助けてあげられる世の中でした。
大人目線で「子どもを一人にしたら危ない」と思うよりも、
絵本を読むときは、子ども目線で読めるといいなぁと思います。
たとえ大人がいっしょにいても
子どもにとっては冒険のような瞬間もあると思いますし、
林明子さんの絵本は、「子ども目線」なところが醍醐味だと思います。
いずれにせよ、すてきな絵本です。
あさえとちいさいいもうと
[No.27] posted by ひつじ
わたしは19年前に生まれ、あさえとちいさいいもうとを読んでもらい、自分でも読んで育ちました。
私には5つ上の姉がいますが、まさに私たちはあさえとあやちゃんでした。
姉は私のことをほんとに1番に考えてくれてとってもいいお姉ちゃんです。
あさえが必死にあやちゃんを探すシーン、あやちゃんのことを思って一生懸命に線路を書くシーン・・・
私たち姉妹はこの本で育ち、今でも私たちはあさえとあやちゃんのような姉妹愛を築いています。
おねえちゃんデビューを控えているお子さんにぜひ読んであげてください。
「あさえ」と「あやちゃん」をお子さんの名前で読んであげてもいいのではないでしょうか??
子供の目線の本
100.0% (1 / 1)
[No.26] posted by chiko_mm
お母さんが子供を置いて出掛けるという、はらはらなストーリーが展開していきますが、それ
がどうこうの議論の前に、これは子供の目線で書かれた本です。子供にとっては、思いやり・
大切な妹・妹を安心させ喜ばせようとするけなげな想い。優しいですよね。そういう思いやり
という大切な気持ちを、この絵本で感じるようですよ。
お友達が泣いていると「大丈夫?もう泣かなくていいんだよ」って、あさえちゃんと同じように言っていました。
挿絵や描写も美しい。感性が磨かれます。子供の目線の良い本です。
読み終わると、抱っこって嬉しそうに子供が言って、同じようにぎゅっとします。
安心して読み終われます。
あさえとちいさいいもうと
100.0% (2 / 2)
[No.25] posted by カレン
なんといっても林明子さんの絵が最高!この絵本に出会ってから林明子さんの絵本を集め始めました。幼児のぽっちゃりとした愛らしい手足や顔の表現が非常に上手に現われています。あさえちゃんが慌てて走り出す時の顔の表情や最後にあやちゃんを抱きしめるときの顔はなどは、絵を見ているだけで吸い込まれるようです。まだ早いかなと思ったのですが、2歳の娘のお気に入りの絵本になりました。読み終わると決まってあさえちゃんのまねして私に抱きついてきます。
兄妹が出来たお子さんのお姉ちゃんの入門書等にも良い本
100.0% (3 / 3)
[No.24] posted by そら
お姉ちゃんのあさえと、妹のあやちゃんのお話。
お母さんはあやちゃんがお昼寝をしている間、あさえにお留守番を頼んで出掛けます。妹はすぐにお昼寝から起きてしまい、あさえはあやちゃんと一緒に楽しく遊びます。 あさえは、あやちゃんのために一生懸命チョークでお絵描きをしていますが、その間にあやちゃんはいなくなってしまいます。
その時のあさえのから、”どきっ”とした気持ち、”どうしよう”という気持ちが絵本の中から痛いほど読み手に伝わって来ます。
あさえは、すぐにあやちゃんを探しに行くのですが、子供の目線で街中での様子等が描かれていて、小さい子の背が低い事での圧迫感等がよりあさえの心配している気持ちを強調して描かれています。
私も普段なかなか子供の目線で街の中を見る事はないのですが、改めて気づかさせられました。結構な圧迫感なんですよね。大人もものすごく大きいし。
最後はあやちゃんを無事発見! その場面はとても、とても心を暖かくさせてくれます。無事あやちゃんがみつかって良かったね!あさえちゃん。
兄妹が出来たお子さんのお姉ちゃんの入門書等にも良い本だと思います。
小さな弟妹のいるお子さんに読んでほしいな
100.0% (4 / 4)
[No.23] posted by 幼児2人のバタバタママ
「はじめてのおつかい」に通じるドキドキ感と安ど感を娘と共感しました。
弟がいる娘には、あさえちゃんの気持ちが痛いほど、判ったみたいです。
読後「ママは一人でお出かけしちゃ駄目だよ」と娘から苦言までいただきました。
ストーリー自体は現代の社会状況と乖離していますが、40年代生まれの私は懐かしく子供時代を思い出しもしました。
林明子さんの作品を読むと、作者ご自身の周りにきっとモデルの姉妹がいたのだろうなーという想いをいつも抱きます。
幼児が、自分より小さな身内を思う精一杯の気持ちが描かれた素敵な本です。