- [著]瀬尾まいこ
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (176頁)
- ISBN:
- 4840118787
- 発売元:
- メディアファクトリー (2007/07/04)
- 価格:
- ¥ 1,260 (税込)
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ありがたい
瀬尾さんの作品「優しい音楽」を最近読み、
瀬尾さん自身に大変興味をそそられたので、この本を手にしました。
学校、しかも難しい世代の中学生を相手に教師をされている
「作家」でもある瀬尾さんのエッセー。
ああ、いいなあと思いました。
同じ世代の子どもを持つ親として
瀬尾先生のような先生がいてくれることをありがたいと思いました。
日々、あれこれ小言ばかり、子どもをせきたてる自分を反省しました。
よく見て、感じて、子どもに対して丁寧な気持ちでいないといけないなあ。
お弁当にも「些細な親切」を詰める親でありたい。
子どもはちゃんとわかってるんだんなあ。
他にも、いっぱいいっぱい瀬尾さんの作品を読みたい!!と思える
良いエッセーでした。
かわいい中学生がいっぱい
この本に出逢うまで、親としての視点からしか中学生をみたことがなかった私。自分が子供だった頃のこと、覚えているようで忘れていた。最近の子は。。。なんて批判することしか頭になかった。深く反省した。なーんてカワイイ子供たちなんだろうかと、いたく感動します。その子たちを見つめる瀬尾さんの視点がまた素敵です。育児書読むより瀬尾まいこさんですね。
いま、NHK第一でAM11:00ころからこの本の朗読があります。感動してつい涙が浮かんだりする。
素敵な先生と生徒の日々
作家であり、現役の中学教師でもある著者が学校生活のことを綴っています。
3,4ページ程度のエッセイが40編くらいのっていて、
ずっしりとした読み応えはないけど、あったか〜い気持ちになりました。
瀬尾先生は教師という仕事が大好きだし、
もとろん生徒のことも愛しているし、
生徒の方も瀬尾先生を慕っていることははっきり伝わってくる。
彼女の小説は本当に好きだし、
できればもっと早いペースで書いてほしいのだけど、
こんな素敵な学校生活を送っているのであれば、教師の仕事も大切にしてほしいな〜。
なかでも「ある日、生徒会長のS君とけんかをした。」という記述には驚きました。
教師と生徒の間に「けんか」?
教師が生徒をしかったとか、
生徒が反抗的な態度を取ったとかじゃなくあくまで「けんか」。
決して対等な関係ではない両者のいざこざを「けんか」と言ってしまうことで、
瀬尾先生の生徒に対する目線は決して教師としてのものだけじゃないっていうのがわかる。
時に教師、時に姉、時に友達・・・。
教師である前に、先生も一人の人間であるということを
学生時代の私はまったく考えたこともなかったように思います。
それにしても、生徒の名前はイニシャル表記になっているものの、
読む人が読めば誰の話なのかすぐわかってしまいます。
そういうことが生徒的に保護者的にオッケーなのか疑問だけど、
悪い書かれ方はしてないからオッケーなのかな?私、余計な心配してますか?
でも見方を変えれば、
生徒たちにこんな素敵なプレゼントをしてくれる先生もいませんよね。
温かくて、大好きです
私は、子供の頃から学校って大変だし、絶対先生だけにはなりたくないと思っていました。でも、瀬尾さんの作品を読んでいると、先生職があっているのかもしれませんが、とても温かいお話と、子供達や先生、親御さん達とのやりとりが素敵で、素晴らしい先生だなと考えさせられます。
この温かく、笑える思考と行動、文章力がとても好きです。
特に年齢が近いせいか、結婚相手を生徒に心配されたりするのが微笑ましく、笑えました。
これからも、がんばってほしいです。
こんにちは、瀬尾学級
今の中学生は・・・、先生は・・・と批判をするのは簡単ですが、
よく知らないで、またはある特殊な例で全体を見てしまう人は
いませんか?
私も瀬尾まいこさんと同じように、中学校で教えていますので、
「あ、こんなことある!そうそう!」と同じ気持ちになりながら
この本を読みました。生徒指導の問題が次々と起こったり、生徒から暴力を
受けることもありましたが、確かにそれは一部です。
行事の前に面倒くさいな、と思いながらも人一倍がんばって
しまったり、なにより生徒が一生懸命に取り組んでいる姿が
好きだったり。私も瀬尾先生とは似ているタイプかもしれません。
ただ、大きく違うのは、瀬尾学級のようなすてきなエピソードがあっても
それを文章にして、多くの人に知ってもらうことができないことです。
教員の仕事は、(どの仕事でもそうですが)とにかく自分の時間を
削ってやることが多いのです。勤務時間外であっても、休日であっても。
その中で書くというもう一つの仕事を並立させるのはとても大変でしょう。
でも、これからも是非「ほんわかした」瀬尾まいこ作品を世に送り出してほしいです。
魅力的な中学生たち
「最近の中学生は」と悪い意味で使ってしまうことが多いが、この本に出てくる中学生は温かくて優しい。もちろん生意気で反抗的な部分もあるのだろうけど、自分が中学生だった頃の方が無感動で周りの人に対して優しさが足りなかったと反省してしまった。
大変なことがほとんどだろうけど、教師という仕事に魅力を感じた。
中学生の何気ない言葉や行動に感動したり爆笑したりしました。
ちなみに「てる子さんの出産」は大爆笑でした。
瀬尾さん、がんばれ!!
瀬尾まいこさんのエッセイ第2弾。中学校の国語教師として、日々を送っている著者の日常生活。生徒との心をくすぐられる毎日のできごとがたっぷり詰まっています。
『見えない誰かと』は瀬尾さんと学校、教職、同僚(上司)…といった視点で、楽しかったけれど、今回は瀬尾さんの愛する中学生の話が中心で、またまた興味深かったです。
青少年のいろんな事件が多く、何かと取りざたされる今日この頃だけれど、いろいろ情報の多い生きにくい世の中、多くの中学生はけなげにやっているし、大人が思う以上に大人だし、律儀でかわいい!!「学校大好き!中学生大好き!」の私は共感できることが多く、またそんな瀬尾さんに、エールを送りたい気持ちがいっぱいになりました。
あっという間に読めてしまうので、やや物足りない気もするけれど、こうした今も中学生相手に日々熱くなっているんだろうな〜と考えると何だか嬉しくなってきます。そうした瀬尾さんのキラキラした教員生活から生まれてくる、切なく可笑しくあったかい作品をこれからもたくさん読めることを期待しています。
