- [著]支倉 凍砂
- カテゴリ:
- 文庫 (329頁)
- ISBN:
- 4840233020
- 発売元:
- メディアワークス (2006/02)
- 価格:
- ¥ 620 (税込)
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薫る本
この本は薫ります。
麦束、ワイン、りんご、そして獣の匂い。
サイドにワインかビール、干し肉かライ麦パンを用意してください。
因みに、アニメ版より薫ります。
若さとアイディアを評価する。
ラノベでありがちなファンタジーでありながら、
実際には剣も魔法も出てこないというのは新鮮ですね。
当時の経済活動についてもかなり勉強したんだな、と感じました。
そして、それをうまく出力できていると思います。
若さとアイディア力は高く評価したいですね。
二十台半ばで書いたというのは凄いです。
文章力については・・・正直、まだまだといったところで
私なんかは読むのがつらかったりしますが、まあ、良しとしましょう。
これから伸びることを期待したいです。
良作と言っていい作品
主人公が行商人という他作には見られない新鮮味があります。
ただ少々内容がライトノベルとしては難しい部類に入るので文章が苦手な方やラノベ初心者の方にはあまりおすすめしません。
個人的には後味が良い、かなり面白い作品です。
ありそうでなかった設定の魅力と枷
・主人公が商人で、行動は基本的には商売に関することであって、戦闘シーンが少ない
・ヒロインが人外の存在であるという設定は珍しくないものの、それが無垢な少女やツンデレ少女ではなく、長い年月を生き、主人公の到底及ばぬ老獪さを身に付けた古の賢狼である
という特色があるファンタジーです。
ヒロイン・ホロはとても魅力的で、シャイで朴念仁なロレンスとの掛け合いは楽しめます。
ただ、主人公の職業が商人であることから、物語としてのカタルシスが「剣と魔法のファンタジー」よりは小さく、展開としては地味であることや、
ホロが老獪な一面を持つという設定のため、ロレンスに対する言葉や振る舞いがどこまで本心なのか、読者の側も悩まされるという点で、
明快な「ボーイミーツガール」のストーリーを好まれる方にはもどかしいかも。
この個性的な物語世界の設定を、読者を途中で飽きさせぬようどう料理するかが今後のポイントでしょうか。
少なくとも、メディアミックス展開が好調だからといって無理に物語を間延びさせるよりは、当初のプロット通り(?)、自然な形で物語がハッピーエンドになることを望みます。
マルもあれど、バツもある作品
私もアニメを見て小説を買った口の一人
世界観や人物、物語の構成などは○
いわゆる中世ヨーロッパファンタジーでありながら、「ありきたり」をほぼ排除した構成というものは一読の価値ありです
しかし、その分?文章構成等が”いまひとつ”な印象が否めませんでした
その世界の第三者になりきって物語を体感することができる作品が良作だと考えています
もう一つ入ることができず、「あくまで」小説として捉えていて読んでいました
狼と香辛料は経済学?
アニメ6話まで見てから読ませていただきました。なるほどと思える物語の詳細が見えてきて楽しかったです。キャラクタの語りが多いですが、戦いが少ないこの物語の中で、主人公が実際見ていない部分が上手く、現代とは違う時代の情報戦が細かく語られていて、読んでるこちらも良く頭を使わされる物語でした。登場するキャラクタは少ないですが癖と魅力たっぷりで、どう動かしても楽しそうです。
面白かった。
アニメを見たあとで小説を読んだので、話の先が見えながら読んでいましたが、アニメではよくわからなかった部分が説明されていて面白かったです。
しかし文章の出来にむらがあると思った。日常の描写ははっきり言ってくどくてテンポの悪いところもあるのですが、見せ場になると途端に無駄がなくなり読みやすくなる。
まあ、個人的に文章で一番ひっかかったのは、「〜したのだった」をやたら多用しているところ。好みの問題だと思うんですが、自分にはうっとうしく感じた語尾でした。しかしこれも見せ場だと使い方が上手くなるという不思議な文章。
日常風景の描写がもう少しすっきりしているともっと読みやすかったのになー、と思ったので星四つ。
思わずニヤニヤと
偶然出会った行商人ロレンスと賢狼ホロ、二人の旅を描いた作品です。
私がこの本を買った理由は、「表紙に惹かれたから」「電撃小説大賞<銀賞>受賞作品だから」などといった下らないものでしたが、いざ読み終えると買ってよかったと思えました。
何が楽しいかというと、私の場合は専ら登場人物たちのやり取りで・・・
それは、商人と商人の戦いとしての巧みな交渉であったり、ロレンスとホロのバカップルぶりであったりします。・・・バカップルと言いましたが、ねちっこいものでは全くないですよw
また、ホロの一風変わった喋り口調、老獪な言葉繰りにも目を瞠るものがありました。
剣でも魔法でもなく、商売の話が主なファンタジーということで注目を集めた本作ですが、専門的・難解な言い回しはなく、決して敷居の高い作品ではありませんよ。
興味を持たれた方は、一度読んでみることをお勧めします。
新ジャンル
ライトノベルとは思えない骨のある世界観と描写が読みごたえありました。商人が主人公という話は他にもあるかも知れませんが、商売が中心の話っていうのは今までなかった新しいジャンルだと思います。
キャラクターも魅力的で会話がおもしろいです。読み進めるごとに「萌え」とは関係なくしっぽの可愛いホロと、くすぐったくなるような主人公二人の掛け合いに、はまること受け合いです!
ニヤニヤ
ホロとロレンスのやりとりは読んでるとホントにやけてしまいます。
読んでいて清々しいほどでハマってしまったらにやけっぱなしになりますよ。オススメ!!
