- [著]支倉 凍砂
- カテゴリ:
- 文庫 (349頁)
- ISBN:
- 4840237239
- 発売元:
- メディアワークス (2007/02)
- 価格:
- ¥ 641 (税込)
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ユーズド商品:¥ 250 より
物語は小休止
ロレンスとホロが、道中で出会った若い男女の姿を通して、自分たちの関係や自分たち自身の抱える問題への認識と理解を深める、というコンセプトの巻で、物語全体の流れとしては少しペースを落としています。
しかし、別に必要性のない話ではないので安心を。
これも二人にとって通る必然性のある道なのだと思えるお話です。
結構面白い
今回は異教の神を信仰する逗留先の村と、その村を支配しようと企む町との抗争に
二人が巻き込まれる話。ただ展開的には他のレビューにあるとおり、大きなピンチもなく、
どんでん返しもない。
まぁそれでも面白いけど。テーマは故郷。
ネタに詰まって禁じ手炸裂
表紙イラストは7冊まで出てる中で一番好きなんだが、話は一番駄目である。
ホロとロレンスとのやり取りは相変わらずラブラブで、しかも今回はとなりにもう一組の
ラブラブカップルがいてげっぷが出そうな程。
そこはいいのだが、今回の商業ネタはうーん、どうなの?と疑問符がつく出来。
死んじゃってる登場人物、フランツ司祭がどうやってあの契約を結べたのが無い。これが
マイナス。死んでるせいで随分と都合よく使われております。
あと駄目なとことしてロレンスもホロも、わっちらにはあれがあるがや、
賢狼ヒロイン、ホロのスゥゥパァァーモォードォー!!(狼モード)
ってな感じで、二人が全然ピンチと思わないで話が進んでいくところ。無論読んでる読者も
緊張感ナッシング。
ラストの仕掛けは、禁じ手炸裂。それやっちゃ何でもアリじゃん。作者もそう思ったのか、
ホロの能力にもそれ程色々は出来ないと書いてますが、種とファンタジーじゃなく、種と
仕掛けで話を乗り切って欲しかった。
ラノベとしては相変わらず面白くていい出来か。
今回は人助けの話
これまでが、商人ロレンスの行商人としてのバトル中心でしたが、
4巻は村の騒動に巻き込まれてこれを助ける水戸黄門的な話になっています。
ホロとロレンスの絆がまた一段と深まり、お互い共にずっと一緒にいたいと思っているのが
見え隠れする描写があちこちにちりばめられていて、特にホロのかわいさに悶えます。
事件は司祭の娘と粉轢きの青年を中心に進行し、そのいちゃいちゃぶりにもピキピキきますが
露骨ないちゃいちゃカップルよりもロレンスXホロの夫婦漫才的掛け合いの方が数倍ピキピキきます。
また、ここでさまざまな伝承やホロ以外のホロ的な存在(神のような存在)についての情報が数多く集まり、これまでの現実感ある世界感からよりファンタジー的な世界観が強くなってきます。
とりあえず言いたいことはホロかわいすぎ
狼の大安売り?
3巻で狼にならなかったのが
不評だったのか、
今回はさしてピンチでもないのに
変身しちゃいました。
まるで少年マンガで、
最初の頃の必殺技が、
後半ではただのジャブになったかのように。
また、せっかく聖職者を
メインキャラに据えたのですから、
中世の宗教観をもうちょっと
掘り下げても良かったのでは……?
それも、これがライトノベルスだと
思えば上出来でしょうか。
アイデアはなかなか面白い作家さんなので、
「読者を魅きこむ描写」に
これからもっともっと期待します。
今回はどちらかというと
テレオの村の人達が中心ですね。
Vで一応、ホロとロレンスの関係の方向性は決まりましたし、
ヨイツに入る前に一休みと言ったところでしょうか。
ホロもロレンスも致命的な窮地に陥ることもなくて終わりました。
この手のお話のラストはたいてい悲しいお別れが待っているのですが、
この作品はどうなるのでしょうか。
いずれにせよまだまだ先はあるようなので、楽しみにしてます。
ラブラブモードで一休み
ホロの故郷ヨイツを探す旅を続けるロレンスとホロ。ヨイツの情報を求めて、二人は小さな村テレオを訪れる。異郷の神々の神話を集める修道士がいるというディーエンドラン修道院。その場所を、テレオの村のフランツ司祭が知っているというのだ。ところが、フランツ司祭は既になくなっており、教会を預かる女性エルサも村長も、何かを隠しているようなのだが...
今回は、危機に陥っていることは確かなのですが、ホロとロレンスはどちらかというと部外者であり、巻き込まれた形なので、いつでも逃げ出せるといったどことなく緊張感に欠ける状況です。そのせいか、前巻の続きのせいか、ラブラブモードが漂いまくりで、横にカップルはもう一組いるし、一休み、といった感じです。こんなのもよいですが、次はもっとドキドキする展開がいいなぁ。次に期待です。
まったりしすぎ!
意味がわからないセリフの数々。緊張感のない商売。
小休止を感じさせる4。
123と比べると遥かに緊張感が薄く、本編ではなくもはや番外の域である。
商売方法。途中まで考えられていると思っていた。どう商売するのかかなりワクワクしたさ。でも、いくらなんでも商売に奇跡を密輸しちゃダメでしょ。魔法なんて存在しないと考えて攻略して欲しかった。これだけで相当萎えた。どうもホロの狼であることに逃げを感じる。
魔法しかり、狼化しかり、ホロは毎回狼となって主人公を乗せて走るのだ。とっておきじゃないんかと。もうただの走り屋じゃんかと。
だから厳しめの星三つ。次は1・2のような緊張感を下さい。
前3作に比べるとのんびり
人気シリーズ第4作目です。
今回はホロの帰郷という大テーマの通過点といった感じの作品。
いままでが破産や命、決別という危機の中での頭脳戦だった事に比べると、
しょうしょう起伏が少なく、盛り上がりに欠ける感があります。
一方で「宗教」のあり方や、中世の「税金」などの背景がストーリーに
上手く反映されており、徐々に世界の広がりを感じさせます。
前作までが中盤5割からスピード感あふれる展開だったとすると、
今回は7〜8割が日常風景でのんびしていた感覚です。
1冊1冊の完成度からすれば前3作の方が上に感じますが、
どうでしょうか? 長い連作ものだとすれば、
全体での緩急の「緩」にあたる1作であり、
全体での深みを考えると、これも良いのかもしれません。
「商売」というテーマで毎回エキサイティングな展開を作る
というお約束事は巻を進めるごとに、アイディア出しが難しくなりそうですが、
今後の展開に期待です。
次は先物希望
ただの「目新しい商人モノ」に終わることなく、毎回展開に一工夫してあるのもこの作品の醍醐味でしょう。
時に不自然な部分もあるのですが、そのようなことは関係なく楽しめると思います。
今回は商人モノとしては平凡で、前作の鉱石の「空売り」のようなスリルある展開はありませんが、読後の爽快感は今回も保証します。
ホロというかヨイツというか熊と教会に関してのいくつかの伏線も張られ、今後の展開がますます楽しみです。
しかし、どうでもいいと言ったらどうでもいいんですが、ホロの吉原言葉だけはいつまで経っても慣れません。遊女じゃないんだから・・
