- [著]支倉 凍砂
- カテゴリ:
- 文庫 (355頁)
- ISBN:
- 4840239339
- 発売元:
- メディアワークス (2007/08)
- 価格:
- ¥ 620 (税込)
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ユーズド商品:¥ 159 より
キャラの魅力だけでなんとか読み終わりました
3巻あたりから感じていたのですが作者が経済に興味を持っている為に
無理やりソレを作中に登場させようとしている姿勢がみられ物語事態を
崩壊させてしまっている感じがします。
特にこの5巻は前半はダラダラと盛り上がりにかける話しが続き
後半はやっつけ仕事のような展開が待っています^^;(しかもグダグダ)
私は投資家という職業をしている為、気になるのかもしれませんが
作品がファンタジーという事もあり独自解釈だとしても
せっかく物語りに経済をからませるという手法を用いているのですから
無理やりねじ込むのではなく自然な世界設定として解釈できるような
扱い方の方がホロとロレンスの旅のスパイスとなると思います。
本作は本当にキャラの魅力だけで読み終えました・・・
物語とは関係の無い場面を事細かく解説する場面などもあり
「編集さんはお仕事してるのかな?」なんて真剣に思ってしまいました。
投資に失敗
アニメがいい感じだったので、7巻まで大人買いしたが。5巻の途中までで読むのが苦になってきた。というか、気がついたら、読んでなかった。
巻が進むにつれ、話のテンポが遅くなっている気がするし。物語の世界観を表現したいのは解るが、説明文が多く感じてダラダラした印象になっているように感じる。もう少し行間を読ませて欲しい。
金銭の損得にあまり興味がない自分には、その辺の内容を詳しく説明されても、機械の取扱説明書を読まされているようなもの。結末が解ってしまえば、仕組みなんて読むのが面倒なだけ。正直、そんなことが知りたくてこの本を読んでるんじゃありません。
金銭的感覚にリアルなのもいいが、時代や歴史的な背景もリアルだったら自分としてはもっと面白く読めたと思う。
こういう取引の仕方があると言いたいのは解るが、この本の世界設定の中において、此処までのことを考える人物設定に多少の違和感を感じる。
「ホロが狼に変身すれば済むんじゃない?」的な内容の後に付け足したような、そうしなかった説明文が入るのも、作者のツメの甘さが感じられる。文章の後に読者がどういう想像を膨らませるか、そういう要素が足りないような気がする。
ロレンスとホロの駆け引きもここまでくると飽きてきますね。話のノリと読んでいる自分のノリが合わないような感じでした。ライトノベルだからかな?
評価の分かれ目
ホロとロレンスののろけが好きな人はオススメ。ただ経済的なやり取りや街の風土、習慣の設定を重点的に楽しんでいる人(少数派?)には薦められない。ロレンスは最早ホロのヒモ状態でホロがいないなんて考えられないようですね。私はホロとロレンスのやり取りには胸焼けしました。それもこのシリーズのアイデンティティではあるのですが・・・。
今回はとんとん拍子に話が・・・
他のレビューにもあるとおり、今回は二人の関係の今後についてスポットがあたっており、
以前にあったような商売がらみのドキドキ感が薄れている。
それでも降って沸いたようなおいしい儲け話も出てくる。しかもいきなりロレンスの夢がかなって
しまうようなとてつもない儲け話。もちろん最後の方でどんでん返しが待っているのだが、
結局次の巻に話は持ち越されてしまう。
あとホロとロレンスの会話は細かい感情部分をあえてセリフ化していないため、中学生くらいだと
理解できないのでは?と感じた。そういう意味では読む人を選ぶ小説かも知れない。
恋愛モード最高潮
前巻よりも商売の話が増えているのに、商売の話が霞んでます。
ホロが二人の未来を不安視してブルーになってる。そこにもととものロレンスの夢、町に
自分の店を持つ話が舞い込んでくる。ロレンスがここで店を持って、二人の旅はここで
終わりにしよう・・・・
何を今さらって感じの話です。既にロレンスは以前の巻(アマーティーのときだったかな?)
で、ホロが陰に隠れてるところで人ならざる者と番になった例はあるのか?を質問し、
破産覚悟でカラ売り合戦。それにホロも乗ってるじゃないか。もうここでホロもロレンスも
二人一緒にどこまでもーってことを確認してると思うんだけどね。
ま、それはともかく今回もホロは可愛いなコンチクショウ!な出来です。
酒場の名前のない姉ちゃんは是非とも再登場させていただきたい。
書き下ろしの短編とかでもいいんで、ホロとの三角関係やって欲しいのう。
うれしくも儚い物語
今回のテーマは別れです。
ホロとロレンスのひたすら楽しく夢のような旅。
二人はこの夢のような旅の今後についてついに向き合うことになります。
旅には必ず終わりがあるもの、その終わりについて考えまいとして避けてきた二人ですが、
ついにここにきてホロがロレンスに別れについて問いかけます。
それはどんなに楽しいことも終わりがあるということ。
むしろ楽しくすばらしい日々だからこそ、その終わりは確実であるということ。
そんな旅の終わりと二人の将来についてついに真剣に向き合い、
もう一段階二人の関係をレベルアップさせるのがこの巻のテーマです。
・・・・・・・・・なんというノロケ話。
ってこれは恋愛した男女が、一生付き合えるのかの結婚を悩んでるのと同じような悩みじゃん。
人生もまた旅のようなもの。
ホロのいうようにどんなに一緒にいて楽しく幸せな相手でも、
それがずっとつづけば飽きたりマンネリ化したり、さらにはどちらかが先に死んだり
相手も老けていったりする。
二人の旅を通して、恋愛やら人生やらについても考えてしまいますね。
とりあえず言いたいことは今回のラストシーンのホロのかわいさは異常。
そろそろ評価がわかれてくるかも
ホロの故郷ヨイツを探す旅を続けるロレンスとホロ。あやうく殺されるところだったテレオの村を出た二人は、ホロの伝承が残るという町、レノスを訪れる。レノスは、材木と毛皮が有名な町なのだが、町の様子がなんだかおかしく...
前回に引き続き、今回も恋愛と商売の二本立てでロレンスが奔走することになります。ただ、かなり、恋愛のウェイトが大きくなってきているので、そろそろ評価が分かれてくるかも。
ホロとの旅はとても居心地がいい、だが、旅の終わりが近づいている。そして、ロレンスの夢である、町で店を持つことも、そう遠い夢ではなくなってきており、という悩み多きロレンスです。ですが、前回で、ホロのような存在と人間が結ばれることができることは確認済みだし、なにをいまさらって感はありますね。ホロもロレンスも理屈こねすぎ!というか、臆病ですねーそれがいいといえば、いいのですが。次は、この巻の後編ということになるのでしょうか?商売のほうは、一発くらいっぱなしなので、ロレンスの巻き返しに期待したいです。
解決策
面白かった。
商売よりも二人の関係のあり方のほうに重点が置かれた巻です。
もちろん、商売がらみなのですが、二人の幸せを望む結果として、ロレンスが(そして読者がのけぞって手にした本を思わず落っことしそうになるほどの)仰天ものの提案がホロよりなされます。悲しいまでにも、二人の幸せのために。
……まあ、結局なんとかなるんですが。
読了後、思いましたよ。
お二人さん、結婚しろよと。
そんでガキんちょ沢山作れ。それで万事……とはいい切れんかもしれんけど、今回提示された問題はほぼ解決するんでないかいな、と。
まあ、それはともかく。
このシリーズ、今後もずっと続いてほしい。
すくなくとも、ホロの故郷を突き止め、“月を狩る熊”の謎を明らかにしてくれるまでは、そしてとにかく二人が幸せになってくれるまでは、続けてほしいものです。
期待しています。
ホロはロレンスの嫁ッ!
行商人・ロレンスと狼の化身・ホロの、確かめあうようなやりとりに、心地好さを感じ、あぁ、「狼と香辛料」だと安心する5巻目。
最初の頃の緊張感はなくなって、お互いの気持ちを確認するためにこづきあうみたいなところが、物足りなくもあるが、それは致し方ない。微笑ましいのろけを楽しむだけだ。
ロレンスのいうように、楽しいほど別れた時に思いが巡り、寂しさを感じるほど。
お互いの気持ちを知り合い、すれ違いや行き違いによる緊張感がなくなる一方で、あまったるいのろけが増えてくるが、それが嫌な感じではなく、好ましいものだと感じるのは、この二人が好きだからだろう。
今回もロレンスの商売話と二人の関係が二本柱で話が進む。
北の港町・レノスでホロの故郷の情報を探しながらも、ロレンスは商売の臭いをかぎつける。3巻に引き続き、教会の北への遠征が中止になったことをきっかけに、毛皮取引にごたごたが起こるのだ。
前半は割りとまったり進むが、後半のホロの戸惑いを巻き込んで一気にテンションをあげていく様はさすが。
幸せであり続ける物語に永遠はないというホロの不安は読者のそれと同じで、言い表せぬ一体感がそこにある。
商売話は今回も一筋縄ではいかない。もちろんそれは当然、そうなのだが、ホロとロレンスとの関係性に強くフォーカスが合わせてあった分、読んでる側も商売話から目がそれていて、なんというか、虚を突かれる感じなのだ。
この辺りはマンネリズムの心地好さとストーリー展開の驚きが両方あっておもしろい。「狼と香辛料」らしさを再認識といった感じだ。
あと、酒場の名もなき娘とのやりとりが小気味良かった。
ロレンスの余裕がこにくらしいぐらいだが、いい女がそばにいる男は魅力的でもてるというのは真実だ。
女商人・ボランももちろんかっこいいのだが、こっちは一癖あってもやもやするものが残るのだが、酒場の娘は無条件に好きになった。
物語はまだしばらく続きそう。
この幸せな物語がずっと続いてほしいと思うのはホロだけでなく、読者も同じだ。
その切なさを押し込めて、ホロと同じ気持ちで次巻を待ちたいと思う。
天秤でしょうか。
ホロと商売を天秤に掛けるとしたらホロと出会ったばかりのロレンスは商売を取ったでしょう。
一巻から段々と本文の中を占めるホロの割合が増え、経済の話が減っているのはロレンスのホロに対する気持ちの変化そのものでしょうか。
この巻でその割合は益々増えてきました。
幸せの続く物語はなく、また悲しみだけが続く物語もありません。ただ、幸せを続けようとすると耕されたくない畑にまでてをださなければないために悲しみの物語を選ぶような巻でした。
この物語の終焉が近いような気がします。
ロレンスの口も達者になりましたね。
