- [著]デヴィッド・ボーム
- [翻訳]金井真弓
- カテゴリ:
- 単行本 (200頁)
- ISBN:
- 4862760171
- 発売元:
- 英治出版 (2007/10/02)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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目からうろこが落ちる一冊です
環境破壊のようなグローバルなことから、身近な人との日常的なコミュニケーションまで、人と人との関係において生じる、さまざまなトラブルを解決したい人におすすめしたい本です。思考が「事実」と混同され、その点に我々が気づいていないと著者は述べていますが、確かに物事の解決を遅らせている原因は我々の思考の中にあることが少なくありません。より自由でポジティブな世界観を感じさせてくれる一冊です。哲学的な内容にもかかわらず、たいへん読みやすく訳されているのも、本書の魅力の一つと言えます。
必読の書
金井真弓氏の翻訳がすばらしく、わかりやすくて翻訳には星を10個差し上げたいくらいです。コミュニケーションの名著だから当然かもしれませんが、普通の翻訳者にでは出来ないワザです。感謝。
副題から専門書のような感じかな、と思っていたのですが、読むと実にわかりやい平坦な文章でした。しかし、内容は人と人とが対話することの難しさをわかりやすく包括的に開かれた形で提示されているので読みやすいのです。コミュニケーションの難しさやコツを指南するビジネス書や新書などは数多くありますが、部分的なことを小さなエピソードを通じて解説したり、自己主張的な論説で排他的だったりしますが、読み手に多くのヒントと可能性を与える本書は、本としてのすばらしさもありますが、読み手の感性や問題意識によっては、話し方の改善だけではなく、キャリアの飛躍的向上など、応用も無限大に提示されているのが、良いと思います。
手元に置いて数年ごとに読み返せば、その時々の読み方や応用が生まれることでしょう。
あなたもダイアローグを避けて通れない
本書はデヴィッド・ボームが単純に「ダイアローグ(対話)」と述べたものの
プロセスを理解するための実用的な手引書を目指しています。
このダイアローグの対極にあるものとしてディスカッション(議論)が挙げられています。
ディスカッションが、テーマを分析し納得した上で、相手を説得する事により勝利
が得られます。なにも問題がないと思ってしまいます。そう、従来私たちが教育や
ビジネスで培ってきた根本的なスキルです。それに対して、ダイアローグは、対象を
統合的に眺め、感情や反応を保留する事により創造的なものを得られる、という
ものなのです。ダイアローグを理解する上では、「一貫性のある(コヒーレント)」
「インコヒーレンス(非干渉性)」「集団思考」「想定」「自己受容感覚」
といった聞きなれない用語を理解しなければならず、難解であることは覚悟して
頂けなければなりません。それに加えて実践する事は更に難しいと言わなければ
なりません。ダイアローグのプロセスでは、今までトレーニングした事と逆の事が
求められおり、想定や経験に基づく反応を保留して充分に関心を向けながらただ
眺めることが求められます。パンチを禁止されたボクサーのような無力感を感じてしまいます。
でありながら、今なぜダイアローグが求められるのでしょう。
それは、ディスカッションは勝利を得る事はできるものの所詮、ゼロサムゲーム
なので1+1= 1にしかなりません。それに対してダイアローグはそれぞれの意見から
新しい第三の道を創造することができます。つまり1+1が 3や4になる可能性を
持っているのです。地球資源が枯渇している点や先進国が工業社会から知識社会に
移行している現在、企業でさえダイアローグを無視する事ができないのです。
それ故、私たちはダイアローグの実践が困難だからといって避ける事はできないのです。
さぁ、覚悟を決めて皆さんも読むしかありません。
深遠なる本
この「On Dialogue」を翻訳して頂いてありがとうございます。
ダイアローグの真髄を語った本!
欧米人によるこういった類の著作は、必ずしも我々日本人の国民性に馴染まない場合も時としてあるが、これはすんなりと入って来た。また、日本語訳が非常にわかりやすい点もその手助けをしてくれていると思われた。
待っていました!
翻訳出版を待っていました。
社内中間管理職のモチベーション研修で利用する予定です。
研修のインパクトは追って報告を致します。
