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「さる・るるる」シリーズ第3弾。今回はさるの親子のお話。前髪をカールした母がニッと笑った表紙の絵が、いたずらっぽくてかわいい。2作目までの「る」で終わる言いきりではなく「さる」で終わる言葉で話が進む。
「さる・あさる」箱の中から着ていく洋服をあっさているところから始まり、洋服屋で「さる・かいあさる」、「きかざる」オーディション会場へ…。読んでいくうちに「さる」で終わる言葉のリズムにひきこまれ、楽しい音楽を聴いているような気がしてくる。
「リハーサル」で、オーディションに通らずに「ふてくさる」「たちさる」彼女たちのちょっと生意気そうな表情がまたいい。最後「さる・さる・さる」と去って行く2人の後ろ姿がかわいく、呼びとめて振り向かせてみたくなる。
0歳児からの幼児向け。どのページも「さる」にかける言葉にユーモアがあり、親子で楽しめる本。(加久田 秀子)
