PLUS MADHOUSE(プラス マッドハウス) 2 川尻善昭 (プラスマッドハウス 2)

  • [著]スタジオ雄

カテゴリ:
単行本(ソフトカバー) (192頁)
ISBN:
4873763045
発売元:
キネマ旬報社 (2008/07/07)
価格:
¥ 2,310 (税込)
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47,467 位
評価: 5.0
2008
08/24
Sun

もうちょっと

33.3% (1 / 3)
[No.3] posted by 住所不定

二段から一段になり、一段から二段になり・・・
読みにくい。

監督がナニをやって、何までやってたとかの話は
かなり好き。

もういっかいマッドハウス本を作ってくれないかと思う

2008
07/15
Tue

きっと、最初で最後の川尻監督“マニアック”本

100.0% (3 / 3)
[No.2] posted by 桂ゲンゴロウ電助


ジャパンホームビデオ発売の「妖獣都市」で
初めて川尻監督作品を観た。
正直、その美的センスに衝撃を受けた。

私なんて、川尻監督ファンとは呼べないくらいの
ファンの“はしくれ”だが、
この本はすごい。

クラクラするほど、川尻監督のすべてが
詰まっている。

読み物としても、
またデータベースとしてもそうだし、
「妖獣都市」のあの溜息の出るような
流し目カット他、貴重な原画も掲載。

うまく説明できなくて哀しいが、
とにかく川尻監督作品を少しでも好きなら
持っていて損はない。
川尻監督のこの手の本は
もう2度と出ることもないだろうし、
保存版として大事にしたくなる1冊です。

2008
07/06
Sun

硬質、濃厚、値段相応

100.0% (13 / 13)
[No.1] posted by imjustmot

『妖獣都市』『獣兵衛忍風帖』『アニマトリックス』などで
なぜか国内より海外で人気の高い川尻善昭、初の個人解析本。
「プラスマッドハウス」という、マッドハウス所属(?)監督に
絞ったシリーズの第2弾という位置づけだが
デザイン・体裁・編集上、前作『今敏』との共通点はない。
と思ったら、「アニメージュ」で毎月濃厚なインタビューページを
担当しているスタジオ雄の構成編集だった。

圧巻はやはり巻頭ロングインタビュー。
虫プロ時代-マッドハウス参加に至るあたりの述懐は
近代アニメスタジオ史を振り返る上で興味深いことしきり。
出崎統、杉野昭夫といった巨匠たちの名前もバンバン飛び出す。
同時に、川尻監督の「スタイリッシュ・ジャポネスク」の作風が
かつてのチャンバラ史劇にルーツを見出せる叙述や
「作画上の嘘のつき方」の方法論は面白く読めた。
中でも、いわゆる“川尻カラー”と呼ばれる
「赤と青に漆黒」を多用した理由はかなり意外で驚いた。

巻頭インタビューや作画監督座談会、
あまりに細かいフィルモグラフィといった
アニメ玄人向けの濃い目のテキスト・資料が詰まっている一方、
映画評論家たちによる評論によって、川尻作品が
映画的見地からも評価されるべきものであることが分かる。
また、ウォシャウスキー兄弟が川尻氏をリスペクトしていることは
巷で結構言われているが、具体的にどこでどう言っていたのかが
パトリック・マシアス氏の原稿で明らかになっている。

アニメ監督本と言えど、かなり硬質な作り。
現在のところ、川尻監督について最も詳しく迫った本ではないだろうか。
値段は少々高い印象だが、読み終わった後には値段相応の内容と納得した。
あのスタジオ雄が、老舗映画誌の出版社と組むと、こういうものができるのか・・・
続刊求む。


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