- [著]谷山 雅計
- カテゴリ:
- 単行本 (235頁)
- ISBN:
- 4883351793
- 発売元:
- 宣伝会議 (2007/09/15)
- 価格:
- ¥ 1,890 (税込)
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ではなくても・・・
「広告」ではなくても日常でキャッチーを必要とする文章力は必要な場面が多いですよね。
生活していて文字を見ない(聞かない)日はないですが、
日頃から視点を変える訓練をしていれば、そのコピーなり文章が魅力的なものかを判別できる(たとえそれが感想程度でも)ようになるんじゃないか。
そんな感想を持ちました。
もちろん本を読んだからといってすぐにコピーが書けるわけではないのですが、いざって時に材料を集めるくらいはできるかなと思っています。
コピーって何だろう?
世の中の名コピー(広告)を生み出す
コピーライターの頭ん中がのぞけます。
日頃からどのように頭を使えば、
豊富な発想法を身に付けることができるのか?
広告業界の方々にとっては目からウロコの内容だと思う。
他の方々の高レビューもうなづける。
しかし、私のように
広告業界とは全く無縁の方々にとっては、
クリエイティブな発想法を得るきっかけに
という面でオススメできなくもないが、
大半はあまり得るところがないと思う。
残念ながら私はそうでした。
広告に対するリテラシーを養う上で、手にする価値のある本
著者は大手広告代理店で10年余働いた後に独立したコピーライター。東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」など著名コピーを物してきた人物です。
私は勤務先のホームページで、自社が扱っている商品の紹介文を部下といっしょに書いているのですが、その文章がどうにもつまらないので、推敲に苦労しています。どうしたら文章をもっと面白くすることができるのかということを常々考えています。
私の勤務先は広告代理店にそうした文章業務を委託する余裕はないので、部下と私が---広告業界の人から見れば「素人のない知恵」をしぼりながら--書く商品紹介文の欠点を、なんとか補えないかと考えて、書名に惹かれて手にした次第です。
一言でいえば、本書はやはり第一義的に、コピーライターを目指す人向けの内容になっていると思います。ですから、夢を与えるようなキャッチコピー、あるいは殺し文句を書いているわけではなく、商品の中身を愚直に紹介する文章を書いているだけの私の業務に直結するようなヒントを与えてくれるものではありませんでした。
しかしそれでも、読み物としては大変楽しめるものでした。
新潮文庫の「YONDA?」クラブの誕生秘話など、業界裏話はくめども尽きぬ興味にあふれています。
「アイラブ東日本」というコピーがあったとしたら、それがいかにウソに満ちたものであるのか、といったくだりには、言われてみるまで何の疑いも持たずにいましたし、広告文の正しい読み方を教えられた気がします。
振り返ってみると、この高度消費社会で私たちは時に広告の売り文句に踊らされて、商品の実態を必ずしも見ないことがあります。私たちは広告宣伝というものに対してもやはりリテラシーをもつべきです。本書のように広告業界人の戦略を知ることは、広告文に対する高いリテラシーを持つことにもつながるでしょう。そういう意味では大変意義のある読書であったと私は考えます。
とにかく読みやすい
広告業界に興味ある方は必須アイテムだと思います。
とにかく読みやすくて、読書が苦手な方でもスラスラ読めてしまうタイプの本です。
また事例も的確に載せてあり、筆者の考え方も異常に共感を得ることが出来ると思います。
すらすら楽しく、内容も深い。書けるかは別としても。
企業で宣伝に携わる人だけでなく、文章を書く機会があまりない人にもおすすめできる、価値のある一冊。
プランニングやコミュニケーションのヒントが詰まっていて、会社勤めの多くの人が「なるほど」とうなずきたくなる内容です。
文章もさすが本業の方らしい、考え抜かれたと思われる平易で簡潔なもの。文字の大きさや行間にも気を配っています。
でも、内容は底なし沼のように、とっても深い。
技術的、学術的なアプローチを排除し、1つの事柄が2〜3ページでエッセイ風に綴ってあるので、楽しくすらすらと読めます。
筆者のスタンスも、一貫して中立の立場を保っており、自分の宣伝に終始していないことが好印象を与えます。
最初は一気に読んでしまいましたが、いろいろな事を考えながら読む気にさせてくれ、何度も読み返したくなります。
・・・・・とレビューに書いて確信犯的だと思わせることまで、筆者の想定内なのかもしれません。
面白かったです
立ち読みでいっきに読んでしまいました。笑
著者がここで言っていることは、
広告コピーを書くときだけに当てはまるのではなく
学ぶという姿勢や、生き方自体にも大きなヒントをくれるもとになると思います。
「感性はガソリン、論理はエンジン」という著者の考えは、
エジソンが言った「天才は1%のひらめきと99%の努力」という言葉と
相通じるものがあるように感じました。
良書だと思います
広告コピーの書き方の基礎からしっかりと説明してあるので、
大変わかりやすい内容になっている。
最近では、アイディアや発想法などの書籍が数多く出版されているが、
本書は、そういった分野にも十分に通用するだけの内容である。
広告コピーだけでなく、幅広くビジネスに活かせる書。
コピーに限らず企画業務の人は読むべき
「なんだかいいね」という気持ちを禁止し、
「なぜ良いのか」を考える習慣をつけるなど、
書いていることは非常にシンプル。
ある意味シンプル過ぎて物足りなさを覚える人もいるかもしれないが、
結局は普段いかにそういった発想の習慣をつけておくことが
将来的な結果につながる、という良い例なのだろう。
そういった意味では、広告コピーに限らず、
企画業務など発想が問われる業務の人は読んでおくべき1冊だろう。
優れたコピーを書くために。
キャッチコピーを書くのにどんな努力をしたらいいか、
初めてわかりやすい本に巡り合えた。
優れたキャッチコピーを書くために、
考えるべきこと、持つべき視点、いいコピーから学ぶこと、
など役に立つ情報が多く詰まっていた。
この本を読めばいいコピーやアイデアが作れるとは限らないが、
発想法を身につける一助となる事は間違いないだろう。
コピーを作るための手順「散らかす」「選ぶ」「磨く」を
知るだけでも、読む価値あり。傑作!!
人に伝わる文章を書く論理
仕事で宣伝文を書く機会が多く、
自分の文章が、宣伝に効く文章になっているのか、
検証するために本書を読んだ。
この本では、実に分かりやすく
コピーを書く論理を説明している。
本書を開くと、すごく文字が少ない組みで、
ちょっと1800円の価値を感じないかもしれない。
私も最初はシマッタ! と思ったぐらいだが、
読んでみると、これまで自分が宣伝文を書きながら
モヤモヤしていたことにすっきりと答えてくれる。
すぐ読める本だからこそ、何度も読んでみたい気になった。
この本の中で、分からなかったことが2つある。
ひとつは、80年代「納得のコピーの時代」、90年代「気分のコピーの時代」。
それでは、いまは何のコピーの時代なんだろう。
著者は、時代は巡る的発言もしているが、それには答えてくれていない。
それと、著者が「強い普遍」としてペプシマンの広告を取り上げていたが、
これには私は納得できないものを感じている。
