- [著]小宮 一慶
- カテゴリ:
- 新書 (191頁)
- ISBN:
- 4887596219
- 発売元:
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/02/27)
- 価格:
- ¥ 1,050 (税込)
- Amazonポイント:
- 10 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 688 より
考えることの重要性
読む前と比べて、読んだ後数字力がついたことを実感することができた。なぜなら、実際に読むのを止めてしばらくの間考える作業を行ったからだと思う。
本書では「しばらく考えてみてください」という指示が文章中に何度も登場している。考えることの重要性についても強調して説明されている。考えることをしないで読み進んでも理解に支障はないかもしれないが、実際に考えて最後の数字を出すところまでやってみて初めて、正しい数字との差異がわかり、自分がどこが誤っていたかが明らかになるというのである。
このことは数字力に限ったことではないが、数字力養成にはとりわけ重要な点と思われる。なぜ考えることが重要なのかという理由をきちんと説明していることによって、読者が数字力の理解を深めることにつながっていると思う。
思慮深く、探求する訓練になりますね
数字を読み解くって言うのは
「思慮深さ」を養うのかな、と感じました。
数字力って、この数字の先に何が見えてくるのか!
っていう探究心でもありますね。
内容自体は、ビジネスっていうより経済全般ですので、
著者は、ビジネステーマでひと掘りもふた掘りもできそうですね。
ニッサンの決算書の読み方とか
「すごいなあ!そこまで読めるのか!」って感心しました。
自称「数字の世界で生きている」って威張ってる役職上の偉い人こそ
読んでいただき理解し、実践して欲しいなあ。
興味が無いと数字も見えてきません
毎日どんな数字を見ているのか、ダイエットしている方は自分の体重の数字
に興味があると思います。
健康に注意している人は、毎日血圧を測っているかもしれません。
仕事に関係する数字をみなさんどのくらい興味をもって見ていますか。
数値化することによっていろいろな事に気がつきます。
数字のギャップに気がつき。
具体的な解決策を考えます。
数字を達成する意欲が出てきて。
初めて目的を達成することが出来るのです。
数字をどうすれば興味がわくか教えてくれる一冊です。
若手社員の研修材料にいいですね。
自分では強いと思ってた数字が、中途半端な理解だったり、
分かっている気になっているだけだったりと気づかされました。
本のボリュームは少なめですが、
シンプルな内容で誰もが取り組めそうなテーマです。
若手の社員教育の一環として数字力を高めていこうと思いました。
数字力で考えるよう
身の回りで起こることを、すべて数字で考え、関連性を持たせる。今までただ何気に見過ごしていたものを、何か数字に結びつかないか考えながら、基本となる数字を叩き込む毎日である、周りの見方も変わってきた。
数字力の大事さを教えてくれる良書
”常に数値化して考える”
ビジネスにおける状況や加減を「少し」とか
「増えた」と感覚的にとらえるのではなく、
数値に置き直し具体的に表せば、次の打ち手
が見えてくるなど発展性が大きくなる。
数字力を付けることの効果が述べられている
他に日経新聞の指標、日産の財務諸表を使った
簡単な見方も書かれていて、数字をどう見て
いくか・使っていくかが平易に語られていて
面白い。
数字力により、日頃感じていた疑問をそのまま
にすることなく、ある回答を自分で導くことが
可能になるだろう。このことは、問題をあいまい
なままにしてしまうのではなく、せっかくの
考える機会を逃さず正面から探求していくため
の手段である。
巻末には基礎的な経済数字、統計数字も付いて
いる。個人的には簡単な計算法などものせて
くれていたら嬉しかったが、数字で考えることの
入門編としては申し分ない。
日経新聞の見方が変わる。
読む前と、読んだ後では、日経新聞の見方が変わったような気がします。
今までは、記事をメインにしてましたが、
読んだ後は、数字に最初に目がいくようにしています。
なんとなれば、これは面白いです。
結局、記事の方は、記者が数字を確認してから作成したものであり、
主観の問題や、タイムラグもあります。
数字を見ることは、その問題をクリアーにするだけでなく、
人を出し抜くことでもあるので、儲けの種につながる気がします。
平均給与とGDPの関係を知っていましたか?
私は知りませんでしたし、関係があるなんて、考えたことも
ありませんでした。正直、眼からウロコです。
本書では次のように説明されています。
日本のGDP(国内総生産)は約500兆円。
GDPとは、要は付加価値(=売上高−仕入れ)の総額。
付加価値のうち、人件費割合(労働分配率)は約60%。
一方、国内の人口は1.3億人。そのうち働いているのは
ざっくり半分の6000万人。
したがって、一人当たりの平均年収は、
500兆円x0.6/6000万人= 500万円(およそ)
上記のようにGDPと平均給与は密接に関係するので、
筆者は一人当たりのGDPが大きくならないと給料が
あがらないと結論付けています。
このような例が、本書の全編で展開されています。
私は技術系の人間で、経済指標や会社の経理に
疎かったので、非常に参考になりました。
前著の『発見力』では、「サラダバーのプチトマトのヘタの
有無でホテルの格がわかる」など、ホントかいな?と、
眉に唾して読んでいましたが、本書を読んで、著者の
(観察に基づく)仮説にはしっかりした裏づけがあると、
納得できました。
☆4つなのは、やや自慢話的な話が鼻につくのと(MBAを持つ人の
著書って、この傾向あり。みんな自慢師みたい)、
数字が経済分野に偏っているから。
社会全般の数字を取り上げれば、もっと一般性があったかも。
でも、私は勉強になったので、筆者に感謝!!
経済指標のわかりやすい説明書としても推薦します。
数字に苦手意識のある人に!数字の見方と鍛え方がわかる!!
数字で考える上でのポイントが明確に書いてあり非常にわかりやすい。
たとえば、GDP一つの数字を取ってみても、
・そもそもGDPの定義は?
・GDPの位置づけは?
・時系列で見たらどうか?
・他国と比較するとどうか?
・GDPは他のどんな数字に関連するか?
などなどさまざまな見方ができる。
新聞でGDPの数字を見ているだけでは意味を成さない。
つまり、数字は一人歩きしがちだが、その正確な定義や位置づけ、他との比較の上に意味を
持つものだ。
これは特に数字に苦手意識を持っている人には重要なことだろう。
つい数字で示されると、「数字で表せるのであれば信用できるだろう」と思いがちだからだ。
だから、常に数字の全体像を把握しておくことと、自分に関わる基本的数字は頭に入れておく
こと必要があるということなのだ。
これらのことを著者は身近な例をあげながら、わかりやすく説明し、「なるほど」と思わせる
と同時に、「これからはこうやって数字を見ていこう」という方法を示唆してくれる。
数字に苦手意識のある人にはぜひ読んでもらいたい本である。
数字で考える習慣が、いつの間にか…
ビジネスは、たいていの局面で「数字」が判断基準になる。
売上、原価、目標数字……。
「他社よりも多く」などといった目標はないし、
「今年よりも増やす」という目標もない。
普通は「他社比○%」「前年対比○%」である。
ところが理数系のビジネスマンならともかく、
ビジネスマンの多くは文系の人が多い。
それでも営業を少しやっていくと、ものごとを数字で考えるようになる。
そうしないと仕事がスムーズに進まないからだ。
前著の「発見力」は目から鱗の発想力事例集的なものだったが、
この本は実践の書。いろんなビジネスシーンをあげながら、
感覚や理屈ではなく数字で考えて処理していくノウハウが紹介される。
実は私は非常に数字に弱い。九九だって、7の段あたりになると怪しいものだ。
それでもなんとかやっていけるのは、
私が営業ではないからだが、それでも原価やコストなど、
数字と接する場面は多い。
数字による発想法――ひと言で言えばそうなるのだが、
なかなか、ありそうでなかった。
高校生に戻った気持ちで、新鮮な気持ちで読ませてもらった。
さあ、数字力は上がっただろうか。
たぶん、かなり上がったと実感している。
本当の成果があらわれるのは、少し先になるだろうが、手応えはあった。
