- [著]水城 正太郎
- [イラスト]伊藤 宗一
- カテゴリ:
- 文庫 (244頁)
- ISBN:
- 4894257033
- 発売元:
- ホビージャパン (2008/05/01)
- 価格:
- ¥ 650 (税込)
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ストーリーはちょっと前進
ストーリーは進んだのですが、高校デビューものから異能バトルものへ方向転換。
このままでは主人公の特殊能力が漠然としてて展開が苦しいので、
次巻はまた別のジャンルに転換すると思います。
敵側幹部執務室シーンで登場する大和望一郎のキャラ造形が、
異能バトルものの定番ラスボスなのがダサい感じ。
HJ文庫の中で言えば、2巻でポシャった『ブライトレッド・レベル』のラスボスとほぼ同一。
最後に出てくる中ボスは、ちょっと意外で良いです。
ドラゴンブレスと思いきや……。なぜ口からアレが!?
作者はホビージャパンを何だと思ってるんだろう(笑)。
一巻以上のものを求めると物足りなくなるような気が……。
阿九斗が偶然に宝の地図を発見したことから、学園は一大騒動に……。
簡単に言えば今作は宝探しの過程で起こる騒動と、
一巻の一部の女性キャラの掘り下げ、そして今後の「魔王」展開への布石。
舞台が学園内というより学園の敷地内なので、他の生徒との接触が一巻より若干少ない。
当然美津子先生の出番もほとんど無いですから、物足りなさを感じてしまった。
なので阿九斗発言による誤解や体制批判が一巻ほどではないのが少し残念だった。
それでも臨時朝礼でのやりとりでやや溜飲を下げさせてくれるあたりバランス感覚は目聡い。
女の子新キャラがぽつぽつ増え始めたが、この部分の評価で今後の評価が分かれそうな気がしないでもない。
二巻でも阿九斗サイドの男性陣は増えないし、もしかすると増やす気がないのかもしれない……個人的には諦め気味。
昨今のハーレム作品の多いこと。只々女性陣ばかりがいればいいというものでもないと一読者として思うのだが……。
個人的には一巻ほど満足はできなかったが、楽しめたので星四つの評価にしていますが、
正直次の三巻でさらにクオリティが下がるようだと右肩下がりで……です。
それでもラストの終わりはかなり好きなんですけど。やっぱり魔王には今作のアレが必要でしょう。
