- [著]吉野 薫
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (224頁)
- ISBN:
- 489451298X
- 発売元:
- フォレスト出版 (2008/04/05)
- 価格:
- ¥ 1,365 (税込)
- Amazonポイント:
- 13 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 950 より
わかりやすさ+歯ごたえ のある本
経済や金融の入門書は、ヤマほどある。
最近はどの本も、「パッと見わかりやすいのだが、いまひとつ食い足りない」ものが多い。
もちろん、ざっくりと経済や金融のしくみを知ることは大事で、
データや歴史などを詳しく説明されるより、「要するにこういうことです」と言われたほうがいい。
ただ、あまりにも「基本だけでも知っておこう」とするあまり
説明が中途半端になったり、大ざっぱすぎて逆にわかりづらい本も少なくない。
この本は「基本と常識」のシリーズに入っているようだ。
経済の基本は大まかにきちんとつかめる構成になっている。
文章もなかなかわかりやすいし、図やイラストも見やすくできている。
経済の基本を知るには格好の本だと思った。
もうひとつ、この本は、けっこう詳しいデータなどもさりげなく盛り込まれている。
私もこれまで何冊か入門本を読んできて、
経済の入門書には、つい手が出てしまうのだが、
(経済は動いているので、毎年一冊ほど読んでおかないと最新情報が得られない)
この本は基本だけでなく新しいデータなども盛り込まれていて、
「歯ごたえ」のある一冊だと感じた。
この種の入門書を読んでいまひとつ消化不良になるのは、
「もう少し詳しい資料などが欲しい」「詳しい資料が入っているのだが、わかりづらい」
という点だ。その意味では、なかなか行き届いた本である。
欲を言えば、ここまでしっかりした内容なら巻末に用語解説などがあると☆5つ。
だがそれがなくても、基本がわかる上で詳しいデータども盛り込まれており十分に手応えのある本である。
☆4つ半、というところだろうか。
