- [著]アラン・シャロウェイ
- [著]ジェームズ・R・トロット
- [翻訳]村上 雅章
- カテゴリ:
- 大型本 (366頁)
- ISBN:
- 4894716844
- 発売元:
- ピアソン・エデュケーション (2005/09/16)
- 価格:
- ¥ 3,990 (税込)
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パターンを実践で使いこなすための良書
「GOF 本」や「結城本」でデザインパターンを学んだものの、
実戦で全くパターンが使えない・・・
いや、目の前の問題に対してどうパターンを使って解決すればいいのか
そのコツが全く判らないという開発者は、非常に多いのではないでしょうか?
この本は、著者が実際にアプリケーション設計を行った際、
設計上の問題をどうデザインパターンを使って解決していったか、
その具体例を示しながら、各パターンを判りやすく解説するとともに、
オブジェクト指向の真髄・・・オブジェクト指向の何たるかを
しっかり掴めるよう判りやすく解説してくれてます。
他の方も指摘されてるとおり、まさに「タイトルに偽りなし」の名著です。
日経BPから発行している「パターン指向リファクタリング入門」と合わせ読むと
パターンを実戦でより効果的に利用できるようになると思います。お勧めです。
技術者好みの深い考察が多い。
著者が過去に携わった業務における、著者の誤った設計を示し、
デザインパターンについて説明しながら、それを用いて
現在最善と思われる解決策を深い考察とともに説明している。
これは、よくある『わかりやすい、、、』『はじめての、、、』
のような誰でも書けそうな上から目線の書籍とは全く違う。
一流の設計者が自分の経験を基に最善の設計についての追求を
続けた過程が述べられており、より技術者好みの深い考察が多い。
(必然的に、リファレンスとしての用途では使えない。)
著者はおそらく、自分の過去の仕事に対する検討や反省を続けていた
のだろうという印象を受けた。このような書籍を多く読むことで、
設計に対する自分なりの哲学を身に着けることができるだろう。
特に秀逸だと思ったのは、Bridgeパターンの説明である。
今までピンとくる解説がなく曖昧に覚えていたものが、すっきりと
理解できた。他の方に説明するときは、この本の例を使うことにしている。
プロとして設計に携わっているならば必読だと思う。
歯ごたえのある本だが、OOPを理解するにはよい参考書
本書は単純にデザインパターンを紹介するだけの本ではなく、オブジェクト指向プログラミングを真に理解することを助けてくれる書籍といっていいと思います。
OOPの入門書では、たとえ話をいろいろもってきたために却って分かりづらいことも少なくありませんが、本書ではOOPでどのようなことを理解し、何に留意してOOPとデザインパターンを使うべきかが述べられているためです。
そして、翻訳がしっかりしているので、歯ごたえはあるものの、順を追って読み進めることができる良書と思います。
(翻訳が悪いと読む気をなくしてしまうことも少なくありません)
オブジェクト指向の本質を掴む
僕はこの本によってオブジェクト指向への「パラダイムシフト」を経験しました。結城浩さんの「java言語で学ぶデザインパターン入門」を理解した後に読むとちょうど良いと思います。
本書では、デザインパターンの中でもオブジェクトコンポジション系のパターン(strategyやbridgeなど)に特に焦点が絞られています。問題領域の中の「可変領域」と「不変領域」を見極めることの重要性が何度も何度も強調されます。このプロセスによって、堅牢な骨組みと柔軟な構成要素を組み合わせたアプリケーションを構築することが可能となり、それはつまり保守性と拡張性の両者に優れたシステムをつくることに他なりません。
ここまで初学者にわかりやすく、しかもオブジェクト指向の本質をとらえて解説した本はないと思います。
「オブジェクト指向のこころ」がよくわかる
以下のような事を学ぶ事ができる良書だと思う。
・変化に対応できるソフトウェアを設計する方法
・そのようなソフトウェアに存在するパターン
ソフトウェア設計者には、ぜひ読んで頂きたい。
オブジェクト指向原則及びデザインパターンを理解するための良書
あなたは以下のような謳い文句をどこかで聞いたことがありますか?
・オブジェクトとはデータと振る舞いを持った「もの」である
・カプセル化とはデータを隠蔽することである
・オブジェクト指向言語では継承を使用することによって再利用が促進される(差分プログラミング)
・オブジェクトとは現実世界における実体であるため、名詞と動詞を抽出することで適切なクラス設計を行うことができる
この本は本来あるべきオブジェクト指向設計においてはこれらが適切ではないということをデザインパターンを使って解説しています。
この本を以下の方に薦めます。
・デザインパターン本(GoF本を含む)を読んだがいまいち理解できなかった方(オブジェクト指向初級者)
この本はデザインパターンの解説だけではなく、その元となっているオブジェクト指向原則についても説明しています。そのため他のデザインパターン本よりも有益でありかつ理解しやすいものとなっています。
・オブジェクト指向はある程度理解していると考えている方(オブジェクト指向中級者)
オブジェクト指向原則やデザインパターンに対する知識の整理が可能となります。「それについては知っていた」という箇所が出てきた場合には自分を褒めましょう。(この逆は、「もしかしたら自分はオブジェクト指向初級者だったのかもしれない。」です。)
また、この本が他のデザインパターン本よりも理解しやすいのは以下の理由もあると思います。
・著者がデザインパターン講義を行っている講師である
理解するのが困難な箇所について何度も解説を行った経験があり、そのためその解説が洗練されている。
・翻訳がすばらしい
村上雅章さんの翻訳は本当にすばらしいです。
オブジェクト指向及びデザインパターンについて書かれた本を今までに多く読んできましたが、この本が一番分かりやすく有益であると思いました。
★デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ
入門的なオブジェクト指向とデザインパターンの本を1冊読んだ後に、
本書を読む事により、オブジェクト指向に関する昔あった、様々な誤解から貴方を解放してくれる事でしょう。特にカプセル化、継承の使い方等、実装よりの観点で書かれた書籍が多い中で、本書は一段高い観点で説明されている。
プログラマーにもお勧めだが、特にSEやアナリスト等、実際にオブジェクト指向モデリングをする人達には、新しい視点で物事を考える指標が得られる。ここに書かれている観点で、デザパタ本を読むと新しい発見がある事でしょう。サンプルコードはJAVAであるが、C++やC#技術者の向けのガイドが示されており、オブジェクト指向を使用する人ならお勧めである。
タイトルに偽り無し
オブジェクト指向を理解し、デザインパターンを使って開発していると思っている人の為の本です。タイトルに偽り無しで、デザインパターンを通してオブジェクト指向のこころに触れることができます。「アジャイルソフトウェア開発の奥義」と並ぶ名著です。初版ではわずかに誤植がありますが、村上雅章氏の翻訳は相変わらず素晴らしいです。
デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ
この本は上級者向けでないが、かといって初心者向けでもないと思う。
これまでデザインパターンの書籍を読んで今ひとつ理解できなかったり、腑に落ちなかったり、もしくは挫折したことある人に、この本をお薦めしたい。全部とは言わないが、かなり頭の中がスッキリするし、これまで感じていた疑問や不理解が自分だけじゃないことがわかるはず。
最初はこの本に慣れるまで違和感を感じるかもしれないが、Facade、Adapterパターンを読むころには購入した価値ありときっと思うはず。著者の並々ならぬ自信と情熱が伝わってくる。また、翻訳もすばらしいので安心して最後まで読める。この本を理解できたならば、あとは実践のみ!?
