- [著]梶井 照陰
- カテゴリ:
- ハードカバー (40頁)
- ISBN:
- 4898151337
- 発売元:
- リトル・モア (2004/09/16)
- 定価:
¥ 2,940 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 1,805 より
カスタマーレビュー
横長の幅広い装丁に、一気に目を奪われる。
知らない空間に連れて行かれる。
中島英樹の評いわく「民族音楽のよう」ということだけども全く同意。
梶井というフィルターを通して写される波は、
柔らかいところが硬く、動を静に、静を動に、無機を有機に
幅広いイメージの飛躍を経て我々の全く知らないモノとして認識される。
自然の織り成す反復と差異を利用して、
上記の背反的な複数のイメージが無数に生まれては消えてゆく。
見ているだけで異郷の音楽が遠くからきこえてきそうな、
ここにあるのは我々の知らない「nami」の新しいイメージだ。
魅入られます。オススメです。
初めて見る波
以前書店で見て、その鮮烈なイメージを忘れがたく、再び捜し求めていました。改めて、従来の写真のイメージを越えたその着眼点、表現力の斬新さ新鮮さに驚かされました。
波の持つ別の顔、生き物のように時に重苦しく、時にのたうつような面が画面いっぱいに表現されています。そして、同時に海の別の顔も垣間見る事が出来ます。以前見た、冬の荒々しい海の美しさの本質を捉えている、、と思いました。あの海に出会いたいと思った時にめくりたい写真集です、、。
そして迫力で有ると同時に何より美しいです、、。
波
書店で見てどうしても買いたくなりました。
重くて冷たい水が幾層にもなって押し寄せ、視界全体に広がる感じ。
視覚だけでなく、心にも訴えかけるというか……
波に心が呼応して、何か呼び覚まされるものがある気がします。
日本海のそばに住んでいます。
こんな瞬間があったのか、とうっとりしてしまう作品も。
ラストにたどり着くまでには必ず、見る人自身の音楽が流れてきているはず。
迫力です
横長なサイズに波の見開き写真が展開していて正に「荒波」な体裁です。
最初サイズに慣れなかったんだけど、ページをめくるコツをつかむと波打つような感じで次の波が押し寄せてきます。
結構楽しめそうです。
語りかける波、波、そして波
波というのは
ボーっと眺めるものだと思っていた。
サーフィンのようなマリンスポーツを
するわけでもないので、
じっくり「波を読む」ようなことも
するわけがない。
ところが、だ。
この写真集に切り取られた「波」は、
ただの波ではなかった。
いや、普通の波に違いないはずなのに、多くを語りかけてくる。
そして受け手は、そのすべてに耳を凝らしたくなるのだ。
この写真を撮った梶井氏は、佐渡在住の僧侶でもあるという。
きっと私が感じること以上のものを、
佐渡の海の波から感じているに違いない。
波、波、波。波しぶきが迫ってくる。
波。波。波の写真集。
波なんて本物の動く波を見てナンボ。
音とセットでこそ波。
と思っていたら。
圧倒された。
大きなサイズのこの本を見ていると、
まるで自分が波しぶきの中にいるような錯覚を覚える。
波に翻弄される。
波しぶきが飛んでくる。
轟が聞こえてくる。海鳴りが。
・・・酔ってしまった。
酔わされた。
著者は佐渡島に住む真言宗の僧侶とのこと。
会ってみたい、と思ってしまった。
