- [著]キャロル・グレイ
- [著]アビー・リー・ホワイト
- [著]匿名
- [著]安達 潤
- [著]柏木 諒
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (160頁)
- ISBN:
- 4902082004
- 発売元:
- スペクトラム出版社 (2005/01/05)
- 価格:
- ¥ 1,995 (税込)
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2007
07/29
Sun
読み聞かせる本、当事者向け
60.0% (6 / 10)
日常生活の様々な場面を想定して、親が自閉症の子どもに読み聞かせるという形を全編とっている。堅苦しい解説は一切ない。読み聞かせるストーリーは、原著(英語)では主語を「you」ではなく「I」にするなど、自閉症特有の世界認識のひずみ(?)を意識した構成になっているという。
だから、自閉症の子どもを持つ親にとっては「すぐ役に立つ」便利な本だが、そういう子どもと直接に濃密な関係を持っていない一般の社会人にとっては、自閉症のことを理解するための手助けにはならないだろう。
「社会で当たり前のことを、子どもたちもできるようにするために」という意図で書かれた本なので、書かれているストーリーは「ごく平凡な日常場面」であり、しかも、自閉症でなくてもある程度は教育する必要のある内容ばかりだからだ。本書がこのような読み聞かせの形をとっているのは、自閉症児にはここまで配慮しないと分かってもらえないからにすぎない。
