- [著]池田 修
- カテゴリ:
- 新書 (183頁)
- ISBN:
- 4902232413
- 発売元:
- ひまわり社 (2007/09)
- 価格:
- ¥ 903 (税込)
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ユーズド商品:¥ 596 より
子どもたちからのプレゼントとは…(秘密)
今日本が届き、一気に読んでしまいました。
失礼だけど、横になりながら(汗)。
すみません。読みやすかったもので。
いや、この本は、とてもいい本です。
すべての方に読んでいただきたい本だと思いました。
特に、池田修さんの『こんな時どう言い返す』をamazonで酷評した方々には、しっかり読んでいただきたい本です。
教師に必要な力とは。
クラスを作るとは。
授業を作るとは。
そういうことについて書かれていますが、いわゆる「ハウツー本」ではありません。
この本を読むと、自分の教師としての有りようを問い直す「きっかけ」になりそうです。
「湯船の法則」たいへん勉強になりました。
これから学級を作るとき、授業を作るときに、
この本に出ていたお話を意識してやっていきたいと感じました。
これから教師になろうとしている若い皆さんの中には、これからは教師をやっていきづらい時代になってくると感じている方もいるかも知れません。
でもこの本は、そういう皆さんへの応援歌にもなっていると思います。
ぜひ若い皆さんにも、今の仕事に悩みを持っている皆さんにも、そうでない皆さんにも、読んで欲しい本だと思います。
生きた知恵がある
「ああ、挑戦状だな、これは」
というのが印象でした。
著者は東京都の中学校で子供たちと向き合い続け、今は京都橘大学で教師の育成をされている方です。
教師になる、ということが
1)体系的
2)実践的
3)問題提起的
に書かれています。
体系的とは、教育の定義、教師の資格から始まり、授業、学級経営など多面的な項目を筋道立てて押さえているということです。
実践的とは、それぞれが現場の知識と知恵を基に、「ああ、なるほど」と腑に落ちる事例と共に書かれているということです。
これだけでも稀有な本なのですが・・・
問題提起的。
この本は「答え」だけではなく、「問い」としても書かれているように感じます。
例えば、ペルーから来た生徒の逸話が紹介されています。日本語は一切話せない。スペイン語のみ。さて、著者はどう取り組んだか。
その模様が紹介されてはいるのですが、「こういうことが大事なんだよ」というのではなく、「僕はこうやったけれども、さて、君たちならどうする? 考えてごらん。但し、子供たちは待ってはくれないよ」という著者の呟きが聞こえてきそうな気がします。
教育について考え続け、生徒と向き合い続けた体験を通じてしか分からない「視点」と「問い」を投げている書だと思います。
もちろん、新書なので紙幅は限られており、「もっと詳しく聞きたい」と思う点も皆無ではないにせよ、くだけた表記法と併せて、広く教師を目指す方が手に取るには相応しく、大変読みやすい本だと思います。
