ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

  • [著]J. K. ローリング
  • [著]J. K. Rowling
  • [著]松岡 佑子

カテゴリ:
単行本 (1362頁)
ISBN:
4915512517
発売元:
静山社 (2004/09/01)
価格:
¥ 4,200 (税込)
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評価: 4.0

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ホグワーツ魔法魔術学校5年目の新学期を目の前にして、15歳のハリー・ポッターは思春期のまっただ中にいる。なにかというとかんしゃくを起こしたり、やつれそうなほどの恋わずらいをしたり、強烈な反抗心でいっぱいになったり。鼻持ちならないダーズリー一家と過ごす夏は、相変わらず腹の立つことばかりで退屈きわまりなく、しかもこの休み中は、マグルでない級友たちと連絡をとる機会がほとんどなかった。ハリーはとりわけ、魔法界からなんの知らせもないことにいらついていた。復活したばかりの邪悪なヴォルデモート卿がいつ襲ってくるかと、気が気ではなかった。ホグワーツに戻れば安心できるのに…でも、本当にそうだろうか?

J・K・ローリング著「ハリー・ポッター」シリーズの5作目は、前の年に経験した一連のできごとのあとすっかり自信を失った若い魔法使いハリーにとって、大きな試練となる1年間を描いている。ハリーが3大魔法学校対抗試合でヴォルデモートと痛ましくも勇敢に対決した事件は、どういうわけか、夏のあいだに広まったうわさ話(たいていの場合、うわさ話の大もとは魔法界の新聞「日刊予言者新聞」だ)では、彼をあざ笑い、過小評価するネタになっていた。魔法学校校長のダンブルドア教授までが、ヴォルデモートがよみがえったという恐ろしい真実を公式に認めようとしない魔法省の取り調べを受けることになった。ここで登場するのが、忌まわしいことこのうえない新キャラクター、ドロレス・アンブリッジだ。ヒキガエルを思わせる容姿に、間の抜けた作り笑い(「ヘム、ヘム(hem, hem)」と笑う)が特徴のアンブリッジは、魔法省の上級次官で、空きになっていた闇の魔術に対する防衛術の教授職に就任したのだ。そして、たちまちのうちに魔法学校のうるさいお目付け役となった。ハリーの学校生活は困難になるばかり。5年生は普通魔法使いレベル試験の準備のために、ものすごい科目数をこなさなければならず、グリフィンドールのクィディッチ・チームでは手痛いメンバー変更があり、長い廊下と閉じたドアが出てくる鮮明な夢に悩まされ、稲妻型の傷の痛みはどんどんひどくなり…ハリーがいかに立ち直れるかが、いま厳しく試されているのだ。

『Harry Potter and the Order of the Phoenix』は、シリーズ前4作のどれより、大人への成長物語という意味あいが強い。これまで尊敬していた大人たちも過ちを犯すことを知り、はっきりしているように見えた善悪の境目が突如としてあいまいになるなかで、ハリーは苦しみながら大人になっていく。純粋無垢な少年、『賢者の石』(原題『Harry Potter and Sorcerer's Stone』)のときのような神童はもういない。そこにいるのは、ときにむっつり不機嫌な顔をして、しばしば悩み惑い(とくに女の子について)、いつも自分に疑問を投げかけてばかりいる若者だ。またもや死に直面し、信じられないような予言まで聞かされたハリーは、ホグワーツでの5年目を終えたとき、心身ともに疲れはて、すっかり暗い気分になっているのだ。いっぽうで、読者は本作でたっぷりエネルギーをもらい、このすばらしい魔法物語シリーズの次回作が出るまでの長い時間を、またじりじりしながら待つことになるだろう。(Emilie Coulter, Amazon.co.uk)
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。

2008
08/29
Fri

とにかく長い…

[No.369] posted by 山ねこ

映画を先に見て、話が不明だったので、原作を読むことにやっと腰を上げました。1巻〜ずっと原作は読んでいますが、やっぱりローリング氏の特徴で、とにかく前置きが長い!上は読むのにやたら時間がかかりました。思春期のハリーの心理描写など、こと細かく書きたい気持ちも分からないではないですが、一応児童書向け本としているなら、これだけの長さは要らないと思う。
それに、言葉表現が難しく、フリガナを振っていなければ読めないような言葉ばかりで無意味に難しい。訳者はもっと解りやすい言葉を選べなかったのでしょうか…?

全体を通しての話自体は面白かったと言えるでしょうが、終盤のダンブルドアの告白で、もっとびっくり仰天するようなものかと思いきや、私には「えっ… 結局何?!」と言いたくなるように空振りでした。次巻も購入済みなので、すぐにでも続きが読み出せる状態ではありますが、次に行く前に、何か別の小説が読みたくなりました。

2008
08/03
Sun

冗長なところもあるが

[No.368] posted by かずろう

やはり面白いです。
作者は嫌な奴書かせるとほんとにうまい。
アンブリッジの嫌な奴っぷりはすごい。
そんなアンブリッジに対抗してくハリーの反骨精神にあっぱれといいたい。
15歳のハリーと周りの友達の成長物語として、傷つき悩むところまで含めて
とても面白かった。

一方、全般を通じて思っていたことですが、学校内の日常を描かせたら最高の作者の筆も
アクションシーンの描き方がいま一つかな、と。

アクションが映像として頭に入ってこないし、急に戦闘に決着がつくし、戦闘が終わったあとのシーンも短すぎるなど、やや不満がありました。
アクションに関しては、映画の方に軍配があがります。

2008
01/06
Sun

嫌味なハリー

80.0% (4 / 5)
[No.367] posted by わらとす

キャラクターのよい扱いと深いストーリーを期待する方にはお勧め出来ない。ハリーポッターのシリーズが好きな方はがっかりするのでは。
単純な登場人物の扱いと設定に驚いた。まるで深みがない。悪い人はやっぱり悪い人。いい人はやっぱり良い人。読んでいて呆れてしまった。
前作から違和感があったが、それは主人公のハリーの性格の変化。第一作目のハリーの控え目な部分がみえない。だんだん傲慢で目立ちたがりやにしか見えなくなった。読んでいて不快だった。これが思春期の少年の模様をかいたものだとしても、受け付けない。
初期の頃にあったワクワクするような気持ちも感じず、登場人物への感情移入も出来ない。正直ストーリーが薄っぺらい。

2007
11/24
Sat

う〜ん・・・

50.0% (2 / 4)
[No.366] posted by めぇ

この作は無駄に長かった気がします。
1番楽しかったのが「炎のゴブレット」。
あれは寝る間も惜しんでぐいぐい読んで行けました。
そして最後、読み終わったときに「楽しかった〜^^」と終われました。
今回は全然違います。
まず、いらない・不要な部分が結構ありました。
面白いところは面白かったのですが・・・
無駄につらつらと書かれていて、面白みにかけていました。
今までのは、読み終わったときにまだ興奮が冷めないままでしたが、
今回はやけに疲労感がありました。
読む方は根性で読みきってみてください(笑

2007
11/07
Wed

このシリーズも回が進むにつれ、映画より本で読む方が面白い

0.0% (0 / 2)
[No.365] posted by 匿名

映画の方は、新作になるにつれて、派手なCGとアクションが先行しすぎて(眼を見張る部分はありますが)、肝心の物語の展開があまりに駆け足過ぎて、本来原作にあったハリーの秘密やダークさが映画を観ただけでは最早理解し難くなった感が否めず、おどろおどろしさが目立ってきた中、原作を読めば奥や伏線がわかり、このシリーズも回が進むと本で読む方が面白い気がしました。

2007
09/23
Sun

駄作

42.9% (6 / 14)
[No.364] posted by amazon

第1位炎のゴブレット
第2位アズカバンの囚人
第3位秘密の部屋
第4位賢者の石
第5位謎の王子
第6位
第7位不死鳥の騎士団
この不死鳥の騎士団だけ他の作品の質が全然違う。
全然J.Kローリングらしくない文体だった。
ハリーの台詞が怒鳴り声になった原因は、よい作品を創ろうと作者が努力したが、
発想が浮かばず、力みすぎて空回りしたことに起因したのだろうか・・・・。
またシリウス・ブラックが何故こんなに簡単に死んでしまうのか理由が掴めない。
おそらく、作者が読者の声でディメンターとの絡みで生きている事がおかしい等の意見を気にしすぎて不自然な展開になってしまった一例だろうか。
本来の流れならば、ハリーが冷静にそれまでに学んだ魔法の学問を総合的に練り上げて、
新しい魔法の技を創り出す展開になっても良い筈である。
将来対決するヴォルデモードに備えて罠を考えたり、戦術を胸中で計画することもダドリーの家やホグワーツであっても良かったと思う。
裁判所で不当にもアズカバンへ送られ、ディメンター達との死闘の果てにて、生死の淵を彷徨い、一人で決戦に赴くという様な孤独な決意をする様な心理描写の設定は出来なかったのだろうか。
読者としてはそこら辺の発想が2作では出来ていた作者が、
何故この5作だけが出来なかったのかに疑問が残る。
作者はもう一度練り直し、作り直す必要があると思う。

2007
08/13
Mon

まず映画をご覧になった方はぜひ!

46.2% (6 / 13)
[No.363] posted by さささ

ハリポタシリーズでは今作までは先に映画観てから本を読んだのですが、今作を読んで
映画を観たらアンブリッジ先生の役のピッタリ感や、ハリーのキスシーン、そして
最後の戦闘シーンと悲しい別れ。映画を観てからまた読み直してしまいました。

映画ではあまりシーンのなかったロンのクィディッチやシリウス・ブラックの事とか
映画をご覧になって本はまだ読んでない方はぜひ!です!

2007
07/20
Fri

朝から晩までイライラする思春期

43.5% (10 / 23)
[No.362] posted by ナギ

大人になりかけの、暗いトンネルを全速力で駆け抜ける時の、あの焦燥感にさらされているハリーは、朝から晩までイライラしていて、怒りっぽくて、一触即発のかんしゃく玉みたいになっている・・・。
そんな時期を過ごしたことのある大には、懐かしくもあり恥ずかしくもある、この年頃の行動には一貫性も無いし、理屈より論理より感情が先に立ってしまい、後で後悔するような事を、山ほどしてしまう羽目に陥るのです。
でもそれは無駄じゃない。
大切な物を失う痛み、友達と信頼し合う喜び、取り返しのつかない過ちを悔いること、全てを覚えて正面から見据える準備を始めるハリー。
欧米人の思春期って、ちょっとだけ東洋人とは違うんだなーって感じも。

2007
06/17
Sun

暗い・・・

50.0% (15 / 30)
[No.361] posted by my430jp

もともとハリーポッターは夢いっぱいの魔法物語という感じはまったくしないのですが、この巻は特にそうです・・。全体的に、暗い雰囲気が漂い、ちょっと飽きる感じもありました。時間があって、「読むぞ〜〜」という気にならないと、読破は難しいかも・・・。ちょっとづつ読んで、少し時間を空けて読むと、物語の概要がつかみにくいかもしれません。

2007
06/03
Sun

新しい仲間、そして裏切り、葛藤に出会えます

62.5% (15 / 24)
[No.360] posted by kennycats

ハリポ・シリーズの中で、一番人が出てきます。名前ももちろん覚えなければ、話は進みません。だから、紙に書いて「この人は・・・」と確認しながら読みました。頭が悪いからではなく、ほんと、初登場が多いんです。

アンブリッジ先生のイヤミな性格、態度、印象が読んでいても想像出来るほど、あふれていて、彼女が起こす問題には、ムカムカもしながらも、読み終えた時、そう感じさせるように書いた作者に脱帽。

映画も楽しみですが、やはり原作が一番読んでいて、ハリーに近づけるな〜と思います。


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